夜光花さんのレビュー一覧

少年は神に嫉妬される 小説

夜光花  奈良千春 

ランスロットの巻

少年神シリーズ二作目。
この巻より、ランスロットの存在感発揮です!
アーサーと違った魅力があって、ランスロットも良いんですよね〜(*´Д`*)

見所はやはり眠らされたアーサーを救うため、ランスロットとイケニエ草を採りに行ったところでしょうか。
ランスロットの樹里への想いが分かり、そして最後までヤろうとしないランスロットの紳士っぷり。
騎士としての誇りと樹里への想いを併せ持ったランスロ…

1

少年は神の花嫁になる 小説

夜光花  奈良千春 

デジャブあるかも?

もうすぐ待ち望んでた最新刊が発行されるので、それまでにちょこちょことおさらい読みです。
こちらが第1作目。

今作を読み始めた時の印象は、薔薇シリーズに似てるな…でした。
主人公はDK、攻めが金髪碧眼、ファンタジー、そしてイラストが奈良先生。
物語の入り方も既視感あるかな(^^;;
それでも読んでるうちに、この世界にぐっと引きこまれます。
中世ヨーロッパ風な異次元の世界なので、魔女や…

4

「きつねに嫁入り -眷愛隷属-」コミコミ特典書き下ろしSSペーパー グッズ

兄ちゃん視点のお話

コミコミスタジオさんで『きつねに嫁入り -眷愛隷属-』を購入するといただける特典SSペーパー。大きさはB5サイズ、ちょっと厚手の白い紙に片面印刷されています。四つ折りの状態ですが、右上の部分はタイトル、残りの4分の3部分に小説が書かれています。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。








視点は有生の兄・耀司。
彼の目から見た「有生」のお話。

時系列は本編で慶…

5

きつねに嫁入り -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

相変わらずな2人

前作が面白かったので期待大で読みましたが、萌え度はやや低め。
攻めが相変わらずのお子様ぶりで、まだ受けのこと好きだと認めてないのにガックリしながらも、友達以上恋人未満のモダモダ感を楽しめました。
間男のくだりは予想がつきすぎてちょっと期待外れでしたが。。
なんといっても幼少期の2人の出会い、受けの真っ白な肌にリンゴみたいなほっぺにドキドキした攻めが可愛くて萌えました!!
Hシーンにも愛が溢…

2

きつねに嫁入り -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

可愛い2人(恋人未満)

やっぱりまち針(狸)が可愛かった…!
シリーズ2作目です。

討魔師として優秀だけどエッチで不真面目な有生と、やる気充分だけどおバカで半人前な慶次。前作に引き続き、相棒として2人セットでお仕事頑張ってます。
慶次を揶揄ったり、意地悪したり、「好きなわけないじゃん」と恋心を認めない有生ですが、今作の言動の数々が、心の底では慶次を大切に思ってて大好きなんだなーと思わせてくれます。

傍目か…

5

きつねに嫁入り -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

良いコンビ(笑)

圧倒的に有生のデレが無かった前作。
というか慶次も似たようなもんで、恋人同士とは決していえない終わり方でしたが(^^;;
そんなツンツン有生のデレが見たくて、続編を楽しみにしてました。

相変わらず有生は感情面がお子様でした。
有生視点で、慶次と初めて会った時(有生14歳・慶次10歳)の事が描かれてましたが、有生初恋じゃん…とツッコミたくなります。

慶次への想いが恋情とは分かってな…

8

きつねに嫁入り -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

エロいし、可愛いし、カッコいい。

『眷愛隷属 -白狐と狢-』の続編。前作がとっても面白かったので、続編が出ると知って発売を心待ちにしていました。『眷愛隷属 -白狐と狢-』の続き物なので、こちらを読んでいないと理解できないと思います。前作未読の方はそちらから読むことをお勧めします。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






かつて慶次が子どもの頃に妖魔に襲われ、親戚筋で討魔師の律子さんに助けられたシーン。

22

かくりよの花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

隠り世からの呼び声

「堕ちる花」「姦淫の花」「闇の花」3部作、プラス「鬼花異聞」「神花異聞」、そして最終話としての本作「かくりよの花」にて花シリーズ6部作の完成となります。

本作は、異聞2作に登場の編集者・長峰将(たすく)が主人公です。
そして、本作もまた兄弟もの(弟x兄)でした。長峰、お前もか。
…と言っても今回の2人は全く血の繋がりはありません。将も弟の幸司も施設出身で、戸籍上の兄弟という設定です。

5

神花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

お山の子の大きな愛情。異色BL

「鬼花異聞」続編です。

読み終わっての感想は「異色だった〜…!」の一言に尽きる感じです。
「ファンタジー系」の括りになるのだと思いますが、単純に妖怪ものとも言えず、なんというか非常に土俗的というか、フォークロア、村の言い伝えと現代が地続きのような世界観というか…

「鬼花異聞」に引き続き、弟との禁断の肉体関係が柱にはなっています。
本作では、幼馴染の洋平に衛との関係がバレる展開。

2

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

山神の子

「堕ちる花」「姦淫の花」「闇の花」に続くスピンオフ作品です。
時間軸は「堕ちる花」の少し前、との事です。
舞台は、「堕ちる〜」の鬼沢村の、山を挟んだ隣村・神谷村。
そしてこちらは、弟x兄。しかも…ガチ⁉︎
序章にて、物凄い神童だった兄が7才の時に神隠しに遭い、1年も行方不明になったのちボロボロになって読み書きもできず言葉もろくに話せなくなって戻ってきた、という冒頭があり、またおどろおどろし…

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