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夜光花 稲荷家房之介
クレタコ
帯『君への愛が世界を変える-』 単作でも読めるけどそれだと謎解きカタルシス率が変わってきちゃうんで前作「水曜日の悪夢」を読んでからの方がより楽しめると思うですよ、うん。 前作はSFファンタジー風味でしたが、今回はもうきっぱりSFって言ってもいいんじゃないでしょーか。 舞台は前作から少し後、有名バイオリニスト紀ノ川は半年だけ音大で学生を数人だけ指導するとなってその選考テストに新城によく…
夜光花 奈良千春
久江羽
ネタバレ
ネタバレしないと感想が書けなそうです。 あとがきにおいて作者いわく、「吸血鬼」ものだとのことです。 確かに耽美な部分も多いですが、どちらかといえば「ゾンビ」もので「アクション」要素のほうが多い、吸血鬼ものの王道からは少し外れた作品です。 「不死者」とそれを葬る力のある「薔薇騎士」のお話なので、ヴァンパイアとヴァンピールのお話と言っていいのかもしれませんが、この巻では狩られるものの姿はまだ…
茶鬼
今作は、連作モノのまだ1冊目なので、色々と背景が見えてきた「序」といった役割の部分ですね。 いつも、小説を読む時頭の中で映像になってそれが動くのですが、今回はそれが際立って明確に奈良絵のアニメになって頭の中で登場人物達が動いてくれているので、二段組文章だけどすごく読みやすい! アクションも多いし、登場人物はカッコイイし、色々謎があるので、ゲームのような感覚もあり、すごく楽しいです♪ 圭の…
ユッキ
今年一番の読み応えを感じた作品。何より終わり方も秀逸です。期待値がmaxのところで終わるのですが、とっ散らかった印象が無いので謎の部分も続編の期待値に繋がりました。良い意味でヤラレタと思いました。いわばゾンビ退治の物語というオカルトも薔薇騎士と守護者の関係という胸キュンな関係や啓の周囲の魅力的なキャラクターが物語に厚みを増してくれてます。大切な人が不死者になった為、自ら葬る事で乗り越えなければなら…
前作『水曜日の悪夢』のスピンオフだそうですが、読んでなくても大丈夫。 しかしこれを読むと”えっ!?”な展開に絶対その水曜日が読みたくなるのです(自分まだ未読です) 夜光さんは、こういったファンタジー設定ものも上手いなーと、その引き出しの多さに、つくづく感心いたしましたよ。 これはネタバレすると面白くないので、色々書けないのがもどかしいデス! 世界的に有名なバイオリニスト紀ノ川の個人レッ…
夜光花 高橋悠
秋羅真琴
記憶喪失の巴。 記憶の中の暖かい手は誰のものかわからず、時間だけが自分の傷を更に広げていく。 死なない自分によってくるあやしい人。 誰が味方かわからないまま不安になる。 不安でいっぱいになったとき、須王や組織の仲間に出会い、暖かい手は誰なのかがわかって、ホッとするが、記憶喪失の間に受けた虐待に震え怯える。 暖かい手の須王により、震え怯えることもなくなる。仲間により、幾分和らぐ生き方が出来…
支配する轟、支配される光陽。 契約と称し、光陽に依存、束縛する。独占欲の強い轟に振り回される光陽だが、自由に動けることに光陽が離れていき不安に! 人獣って部分いまいち理解出来ない。
夜光花 小山田あみ
しの
このお話もライバルやらお見合い話やらポルターガイストやら出てきて色々ありはしましたが、私的感想は「西条って良い男!」に尽きます。 すぐポカポカ殴るし、口調は乱暴だし、甘やかしてはくれないんだけど、歩とのことについてだけは、一点の曇りもないんですよね。 ハッキリしてくれて、読んでいて幸せになります。 元カノと話すときに「こいつと付き合ってるから誤解させたくない」と相手にもハッキリ告げて、歩…
正直苦手な作家さんで、数冊読んだ後ず~~~っと避けていたのですが、この作品はコチラでの評価がとても高いので、読んでみました! おっ、面白かった~~~っ! 怪談とか苦手なのですが、これは全然おどろおどろしいところも無く、スカッと読めました。 実は前半部分は読みながら、若干イラッとしてたんですよね。 ここでの皆さんのレビューを見ていると「受けが良いっ!」ってのが多かったんですが………
夜光花 高階佑
けもけもぱぷ
ミステリー仕立てで謎解きなのかもしれないが、全体的に無理。 おもしろいかどうかより、わけがわからなかった。