夜光花さんのレビュー一覧

火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

エンターテイメント★

まさにエンターテイメント!というのが読み終わっての感想です。
謎あり、ラブあり、ハラハラあり、笑いあり。こういうバランスって難しいと思うのでが、さすが夜光先生。

一応シリーズものですが、全て主人公が違う独立したお話なので、これから読み始めても全く問題なし。ただし、水曜→金曜→今作の火曜と読んだ方が、今作のラストでより感動というか、良かった良かった感が味わえる(前2作の主人公たちが出てくる)…

3

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

BL界の本格ミステリ

孤島、因習に縛られた一族、仕事以外は生活力ゼロで性格に難ありの探偵役…。ミステリーの定型パターンをこれでもかと揃えたお話です。

出版社に勤務する神凪守は担当小説家・串田寥生に片思い中。ある時、串田は神凪の故郷である瀬戸内海の小さな島・女凪島に取材旅行へ行きたいと言い出します。神凪は事情により10年近く島に帰っていなかったので断りますが、結局は島へ向かうことに。
奇しくも島は7年ぶりに開かれ…

2

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

犬好きさんなら、こちらはいかが?

ダメ犬を躾けます♪みたいなTV番組って、
気がついたら見入っちゃってた……という犬好きの方、多いんじゃないかしら?

あ~この犬はひどいわ~、これは飼い主が悪いわ~と、自分を棚に上げて笑ってみたり、
あ~~わかるわかる!と、思い切り感情移入してみたり。
で、最後まで目が離せなくなっちゃうw
こちらの本は、そんなテレビ番組を見るのと近い感覚で楽しめると思います☆

この本には、
誰…

10

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

最後の秘密がすべてを包む。

おどろおどろしい雰囲気はあまり得意ではないので、
「鬼喰い沼というのがその沼の名前……」と話が語られはじめて、
初っぱなから不安な気持ちになりました。
これはどう考えても、後々怖い展開が待っているのではないのか?と。

読んでみて。
まぁ少々ありました、想像すると顔をしかめて「うう~」となるような描写が。
でも、少しだけで済んだので、それなりに怖がりの自分でも大丈夫でした。
という…

4

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

対受け様だけにはガキのまま

気になる存在で好きだと自覚出来ない時は、独占欲から受け様の周りにいる輩を排除、
そして受け様に対するモヤモヤが暴力に繋がる。
好きだと言う事を認める事が出来ない思春期の葛藤と、家族への違和感、そんな思いが
全て受け様に向いていた学生時代。
まるっきりガキが好きな子を苛めて関心を惹きたい衝動そのもので、大人になっても
対、受け様相手だと、性懲りも無く繰り返してるダメ攻め様でした。

そ…

1

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

面白かった!

夜光さんの作品は発売日に必ず買う位好きなのですが、今回も面白かった!
受けは動物を愛する心優しい青年かと思いきや、人間には全く興味のない、ある意味非常に冷たい青年で、対する攻めはそんな彼をずっと思ってアプローチしてるが、全く気づかれない。その温度差がすごく面白い。
夜光さんはこういうちょっひねってきたのを出してきてくれるから大好きです♩
出てくるワンちゃんも可愛くて、犬好きな私はほっこり。

2

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

犬と思えばwww

争いごとが嫌いで、のんびりした性格、学生時代”仏のキリシマン”と呼ばれ、銀行に入社したものの、胃を壊し退職。
両親の経営するペットシッター派遣会社に入り、動物と関わっていることが何よりも好きで人間にほとんど関心がない(多分自分にも)主人公・陽斗。
こんな彼が主人公なので、最後まで行ってもこれって恋愛かな?と思いつつ、
いや、彼は多少なりとも彼なりに最大MAXの愛情を示しているらしいので(爆笑…

5

闇の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

兄の執着にはもう脱帽

腹違いの兄弟の禁忌愛シリーズ完結作。
前作の終りの展開から今回では尚吾母のやっかいな干渉が入るんだろうなぁ、と予測できたんですが、その干渉の仕方が予想を上回る異常さでした(笑)。
相手を殺すことが愛の証と思っているということだけで、尚吾母を理解するのには困難をきたすんですが、でもよく考えてみると、結構周囲の状況に無頓着な所や、犯罪がばれてしまうことを余り恐れてないというか、そういうところが見え…

1

偏愛メランコリック 小説

夜光花  蓮川愛 

一番印象に残ったワード『遅漏』ww

これは面白かったです!!
久しぶりにこれはどういう展開になっていくのかとワクワクした作品。
人形作家の攻様が最初只の年上わんこなのかと思いきやどんどんヘタレわんこ
になっていき・・しまいには子供か!!と突っ込みを入れたいほど可愛いわんこに
なっていました。
師匠の作った杏珠という人形に愛情をこよなくそそいでいた攻様でしたが
担当事故が原因で代わりに攻様の担当にさせられた人形嫌いの編集員…

0

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

ちょっと思っていたのと違った

夜光花さんって、なんとなく監禁陵辱系っていう先入観があって、あんまり読んでいなかったんだけど、積み本の山からたまたま引っこ抜いたこの本は、カバーのあらすじで想像したのと、ちょっと違っていましたね。
帯のアオリ文句で、監禁されて縛り付けられて、メチャクチャに犯されていることになっている喬一ですが、、、
なんでしょうね、この、喬一は、
これが恋の駆け引きっていうなら、こんな病んだ関係はあんまり好…

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