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夜光花 水名瀬雅良
鈴碼
ネタバレ
もう一つの花シリーズということで、堕ちる花シリーズのスプンオフです。 名前から想像できたように鬼沢村の隣村のお話し。 スピンオフで兄弟ものとはいえ、前作とは全く違った兄弟なので、あくまで別物として読んだ方がよいかもしれません。 特に主人公の受け様に対しては、好みが分かれると思います。(作者さん自らあとがきに書いてました。) 前作の花シリーズはサスペンス色が強かったと思うのですが、今作はファ…
夜光花 小山田あみ
blacksima
それぞれのキャラクターに共感する部分がありました。 特に主人公の幸也(受け)の屈折した気持ちは、苦しくなる程、伝わってきます。 昔は助けてやる位に思っていた泣き虫?な聡(攻め)が、勉強でも体力的にも自分を抜き、周囲から比べられる度、劣等感が重なって、聡に対して優しく接することが出来ない。 離れたくても「幸也が好きだ・・・」と付いてきたり、尊敬していた父親の口からは「聡くんは良く出来た子だ…
夜光花 稲荷家房之介
South
充と大智は互いに尊敬し、惹かれあってる感じがしました。楽器の上手い人って性別関係なく素敵だから、憧れが恋愛感情になっていくのもわかります。恋になる前ですが、大智の気持ちを知りつつ充はドライでした。奏者として尊敬し好意をもっている相手だから嫌悪感を抱かなっかったんじゃないのかな。 素人に楽器をかすと悪くなるというエピソードもリアルでした。自分の楽器は家族みたいなもの、触らせたくない気持ちとか共…
夜光花 山岸ほくと
galoo
ファンタジー作品にBLが含まれるような内容でおもしろかったです。 夜光先生は文章がうまいので世界観に自然に入り込めます。 また、現実社会と世界観は違っても問題があるのはどこの世界でも一緒というか、陰謀があったり、王の不況を買ってはいけないだとか、他民族とうまくやっていく為のノウハウだったり、そういう所は同じなのでスッと内容を把握する事が出来ました。 今回の受は鳥人です。人間の容姿に鳥の羽…
sotsuki
設定と構成が素晴らしすぎる。 作中に出てくるキャラと脇役全員きっちり役割を果した。 執着攻めお好きな方にとってはたまらない一作。 「好きになってくれないのが分かったから、別に死んでもいい、一生お前を縛ることができるならーー」 自分を追い詰めて、受けさまを追い詰めて、報われないと分かっていても、この病的なほどの想いを諦められない。 攻めさまは狂おしいほど、祈って、求めて、ただただ、受け…
夜光花 周防佑未
夜光さんの小説が好きで いつもちょっと不思議な事があったり、 一ひねり、二ひねりあるという印象なんですが、 今回のラブシッターは結構ストレートな恋愛小説でした。 ご本人もあとがきで言っておられますが、犬が途中で話し出すとかなかったです。(笑) 陽斗が不思議といろいろなところで捨て動物と出会ってしまうという事だったので、最初はソッチ系かと思ったのですが・・・ 椚はなんとも分かりや…
アリスクレヨン
まさにエンターテイメント!というのが読み終わっての感想です。 謎あり、ラブあり、ハラハラあり、笑いあり。こういうバランスって難しいと思うのでが、さすが夜光先生。 一応シリーズものですが、全て主人公が違う独立したお話なので、これから読み始めても全く問題なし。ただし、水曜→金曜→今作の火曜と読んだ方が、今作のラストでより感動というか、良かった良かった感が味わえる(前2作の主人公たちが出てくる)…
夜光花 高階佑
牡丹燈篭
孤島、因習に縛られた一族、仕事以外は生活力ゼロで性格に難ありの探偵役…。ミステリーの定型パターンをこれでもかと揃えたお話です。 出版社に勤務する神凪守は担当小説家・串田寥生に片思い中。ある時、串田は神凪の故郷である瀬戸内海の小さな島・女凪島に取材旅行へ行きたいと言い出します。神凪は事情により10年近く島に帰っていなかったので断りますが、結局は島へ向かうことに。 奇しくも島は7年ぶりに開かれ…
江名
ダメ犬を躾けます♪みたいなTV番組って、 気がついたら見入っちゃってた……という犬好きの方、多いんじゃないかしら? あ~この犬はひどいわ~、これは飼い主が悪いわ~と、自分を棚に上げて笑ってみたり、 あ~~わかるわかる!と、思い切り感情移入してみたり。 で、最後まで目が離せなくなっちゃうw こちらの本は、そんなテレビ番組を見るのと近い感覚で楽しめると思います☆ この本には、 誰…
おどろおどろしい雰囲気はあまり得意ではないので、 「鬼喰い沼というのがその沼の名前……」と話が語られはじめて、 初っぱなから不安な気持ちになりました。 これはどう考えても、後々怖い展開が待っているのではないのか?と。 読んでみて。 まぁ少々ありました、想像すると顔をしかめて「うう~」となるような描写が。 でも、少しだけで済んだので、それなりに怖がりの自分でも大丈夫でした。 という…