木原音瀬さんのレビュー一覧

『吸血鬼と愉快な仲間たち 5』コミコミスタジオ限定SS小冊子「忽滑谷刑事の事件簿6 前編」 グッズ

起承転結の起承

あぁ、もうこのコミコミスタジオ限定小冊子も終わりなんだと思うと寂しい。
いつもながら柳川視点のお話です。

行き詰まっている捜査のために防犯カメラの映像を延々に見続けていてウンザリしてた柳川。
息抜きにコンビニに行こうと部屋を出てスマホを開くと学生時代の友達から結婚報告が。
そこから恋人が欲しいモードになった柳川に運命の出会いが。
警察署内で自分好みな美人と遭遇。
自宅に不法侵入して…

0

吸血鬼と愉快な仲間たち 6 小説

木原音瀬 

この6巻が一番面白かった、良きエンディング

いよいよ最終巻です。
私は文庫版になってから読み始めたのですが、新書から追ってる方からすると13年越しのラスト!
未完の作品となるのかと思いきやですよ、こんな面白い最終巻として世に出されるなんて。

6巻のポイントはこの辺り
真犯人である米倉を探し出し殺人の証拠を見つけられるのか。
アルと暁がくっつく未来はあるのか。
アルは吸血鬼で年を取らないけど、その辺はどうするのか。

アル…

3

惑星 小説

木原音瀬 

揺さぶられる物語

絶望と希望に頭ワンワンする…
自分を宇宙人と思ってるムラさん。
いつか来るお迎えを信じ、お父さんの教えを守り淡々と生きていく姿、
カンさんとの生活の温かさが愛おしく芯の強さに打たれる。
けどもカンさんの言う一方的に癒しを求めても相手は…のエグさ。

ムラさんは圧倒的に理解力と言葉が足りないけど、
カンさんから醸し出される雰囲気に寄り添って懸命に言葉を紡いでるのや
自分が感じた優しい…

0

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬 

要素もりもりな5巻

やっとアルが日本に帰ってきたよ。暁と再会するよ。でも、それまでに色々色々あるんだわ。
間に番外編挟んでたので、ちょっと4巻の内容忘れてたけど、4巻のハイジャック事件や襲撃事件がまだ完全に終結したわけじゃなく関わってきた。

アルは、不完全な吸血鬼である方が暁に構ってもらえるから完全な吸血鬼になった方が絶対生きやすくなるのに拒み続けてた。私は対等な関係が好きだから自立して暁に好きになってもらう…

0

吸血鬼と愉快な仲間たち 6 小説

木原音瀬 

最後まで読めてよかったです

よかったです。最高の終わり方です。
感激し過ぎてテンションがおかしいので、ちょっとクールダウンしてからこれを書いてます。
5巻を読み終わってからすぐに6巻を読めて本当によかったと思いました。5巻も盛りだくさんでしたが、6巻も盛りだくさんでした。
シリーズの完結は、Holly Novelsの頃からすれば13年ぶりということなのでしょうか。
私は集英社文庫になってから読んだくちなのですが、はじ…

6

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬 

盛りだくさんな5巻

5巻。感慨深いです。
11月に発売になりましたが12月に出る6巻を入手するまで読むのを待っていました。
満を持して読み、あまりの盛りだくさんな内容に満足のため息です。
待ってよかった。すぐに6巻が読める。わくわく。
さて、5巻は色々な要素がてんこ盛りになっています。
まず、4巻で置いて行かれたアルのその後です。アメリカでの日々。すぐに日本に戻ろうとするけど果たせず、キエフと話し合うことで…

0

吸血鬼と愉快な仲間たち 6 小説

木原音瀬 

最終巻

吸血鬼と愉快な仲間たち。
こちらの作品に出会い、アルと愉快な仲間たちが繰り広げる奇妙で愛おしい日々にすっかり魅了されてしまってからいったい何年経ったのでしょう。
ずっと待ち焦がれていた続編が最終巻と聞いて、早く彼らの行く末を見届けたいような、まだどこかへ大切にしまってとっておきたいような…
そんな複雑な気持ちでいっぱいになりながら手に取った最終巻。

すごく、すごく良かったです。余韻がす…

12

吸血鬼と愉快な仲間たち 6 小説

木原音瀬 

忽滑谷ロス

ついに完結してしまいました…
めちゃくちゃ!めちゃくちゃ!いいラストだったよ~~!!
木原先生ありがとう。
ところどころに極北感はあったけれども(サイコパス・米倉の描写とか、周辺キャラのクセツヨ設定とか)、本当にハートウォーミング、当社比ほのぼのではなく、ちゃんと一般的なwほのぼのでした。暁のそばにアルがいてよかったなと、心の底から祝福したくなりました。ただ、やっぱり永遠に生きるってどうして…

6

吸血鬼と愉快な仲間たち 6 小説

木原音瀬 

嫌だ…終わらないで!

最終巻、ずっと読んでいたかった作品…ロスがヤバい…。
もう同人でその後を出さなそうなほど先まで書かれていて絶望…暁とアルのやり取りが本当に大好きでした。羅川先生がコミカライズされているのが救い。

最終巻だと実感させられるそれぞれのその後も書かれていて、「あぁ良かったな」と思うキャラもいれば「あらあらw」と思うキャラもいました。室井はどうなったのかな…暁に未練ありそうだったけど、パートナーを…

7

吸血鬼と愉快な仲間たち 6 小説

木原音瀬 

吸血鬼の設定に納得

半端な吸血鬼だったアルが完全な吸血鬼になってアメリカから戻ってきます。どうしたら暁のそばで生きていけるか・・・悩んでいると、暁が殺人の濡れ衣を着せられて。アルは暁を救うためにエンバーマー仲間とともに奮闘し、たくましく成長していきます。
クライマックスで、「暁が自分に八つ当たりするのは自分に甘えているから。だから泣いていいよ」、と言う場面にグッときました。暁のそばにいたくてべそべそ泣いていたアルが…

7
PAGE TOP