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杉原理生 木下けい子
えすむら
上質なメロドラマを見ているような作品でした。 杉原先生らしい端正で美しい表現、描写、静かに流れる乱れのない旋律を丹念に紡ぐような文章に、夏の暑さを忘れて高原で星空見てる気分になりました…( *´艸`) ”恋愛小説”が好きという方におすすめです。そこはかとなく匂い立つ大人の色気が感じられます。(こういうのを求めてます…) プロローグは受の視点から夜空に関わる思い出、それは攻との出会いのイメー…
木下けい子
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ネタバレ
かなり前に読んであんまりハマらなかったのですが、久しぶりに再読してみました。 お互いに気になって仕方なくて。いいですね! それに大正ならでは?な出来事や言葉遣いなどなど。 部屋着が浴衣とか! この時代の同性への告白は兄弟になりたいって言うんですかね? 手塚兄が帽子や軍服を脱ぐと全然印象が変わりますね。 お互い第一印象は最低だったのに、意外な出来事があり相手が気になって気にな…
先輩が燃えるって言っても、しょせんお上品で面白がって手に入れて愛でて…なだけかと思ったら。 白石くん、君のやること裏目に出てるよ。 二人に美味しいハプニングだよ。 後輩君は必死に求められたかったのかな? そうじゃないと高校の自分が報われないのと、三十路で男同士の壁を越える覚悟ができないから? 二度目だからこそ先輩も今の後輩君をこんなに好きになったんですね。 後輩君も今度こそ…
絵がきれいですね。 木下先生の描くモブの子達の頬が下ぶくれなのが好きです。可愛いですよね。 お話は高校時代の先輩後輩が東京で十数年後三十路で再会ものです。 高校時代に何があったのかは少しずつ小出しで、巻末に明らかになるのですが、これは2巻にもっと描写があるんでしょうか?先輩が養子になったことも気になります。 どうも最近の木下先生のお話はなぜか読んでて上滑り?するというか。 想…
木下先生、大好きなんですけど、本作はそんなにハマらないなぁ~と (受がツンツンしすぎてる気がして)思っていたのですが、 今回フェアで改めて1巻~読み直したらハマりました。じわっと後からくるやつです。 ちなみに、”灰かぶり~”はめっちゃ好きです。攻は同じような系統なんですよね。王子系で余裕があって頭がよくてちょっと意地悪。”灰かぶり~”のほうの受は健気、最初から攻に夢中なのに対してこちらの…
ももよたん
幸せそうな表紙でハッピーエンドを確信したものの、どんどん嫌な流れになっていってヒヤヒヤさせられました。 大学に合格して先生と星を見に行くって事を励みにやってきたが浪人確定した上、三島に傷つけられて無気力になるのが悲し過ぎましたね。 うんうん、この子最初間違えちゃったけどそろそろ許してやってくれないかな、そんな気持ちになりました。 2人で見る星はなんて美しいのか、おじいちゃんになっても…
表紙も良いですね。 男子高校生の涙…エモい。 2巻は三島目線メインで展開します。 高校生からの友人津田に片思いし続けている切なさ、伝えられもせず、諦められもしない自分の気持ちのみっともなさ、が三島を苦しめています。 有岡の自分への気持ちがやっぱり高校時代の自分に重なり、ちょっとずつちょっとずつ有岡を放ってはおけなくなって来てるんじゃないでしょうか…次の3巻で完結なので期待しかないです。…
ずっと読みたいと思っていた本作。 まずは1巻目のこちらから。 生徒×先生ものは好きで、割りと読む方ですが、好きになった人にはすでに好きな人が居て、叶わない恋に胸が締め付けられる…みたいなヤツは久しぶりに読みました。 その切なさを3巻かけてじっくり読めると思うと、胸がチクチク痛むと同時にめっちゃワクワクします。 今まできっと好きかもって思った子には好きになってもらえて、人生イージーモ…
夕映月子 木下けい子
ふばば
…とは有名な歌ですが、山男同士ならオールOKじゃん? なんていう軽いお話ではなくて、とても切なくて良いお話でしたよ。 主人公はかなりガチな山の趣味を持つリーマン・佐和。 偶然会社の社食で、山仲間の間では昔から有名な小田切を見かけ… …と始まります。 佐和は昔から小田切に憧れていたのでそこで山の話や登山の誘いをするのですが、小田切の態度は異常なほど冷たい。 小田切の叔父は著名な登山家…
あさだ2枚
「D組なのに」とか「A組で東大」どうのってことは成績でクラス分けしてるけど、成績良くてもクラスは変わらないのか?謎。 木下先生とそこまで相性が良くなく、また「え?終わった?!」みたいな作品そんなに好きにならないんです。なのに何故か!何故か好きだった!! そして続編があるんですね。自分としてはここで終わってもそれはそれで面白かったなで完結できてしまいます。どうか自分にとって蛇足にならないこと…