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30/202(合計:2012件)
木下けい子
征矢かな
「腹黒王子」は本当に王子で、腹黒でした。ルックスも良くて、お金もあって、マナーもいいのに、いじわる。そんな彼が、地味な「ど根性姫」に惹かれていくのが、かわいい。 「ど根性姫」は自分の精一杯の勇気を振り絞って、一歩一歩進んでいくのがかわいいです。 主導権を握っているのは、一見王子の方のようだけれど実は姫の方。好きという気持ちにまっすぐで、時々どうしようもなくおバカな姫にどんどん引っ張られて…
小林典雅 木下けい子
こひしゅが
ネタバレ
店子がわからなくてググりました。 乙女思考な美人(イラストじゃわかりにくいけど)年上受けの生成(きなり)と、年下のヘタレワンコ攻めの広野(こうや)。 両片思い状態なのを、ミカ(酔うと女装癖が発動するフィンランド人)が察して、くっつけようとするのにニヤニヤします。ポッキーゲームとか奥様運び選手権とか。 ポッキーゲームの見本だと言わんばかりにアリーと濃厚なチューをしたシーンで、この二人を…
凪良ゆう 木下けい子
茶々丸53
高校・大学・社会人と8年に渡る片想いは、焦れったくて切なくて楽しかった。2代目ボンボンの蜂谷は入江に出会って、反発もしたけど成長して、さり気なく入江を支える姿は健気。入江も騎士のように蜂谷を守ってたのがかっこよかった。 想いが通じたと思いきや、拗れた時はがっくり。初恋だから仕方ないんだけど、2人とも不器用でそんな所も愛しく。花沢が背中を押してくれてホッとしました。まだまだ道は険しいけど、互いに長…
華藤えれな 木下けい子
kurinn
いつも華藤えれな先生の作品は欠かさず購入しています。 今回も先生らしい優しいお話でした。 優しいあまり佳依の異母弟の勇舞に対する赦しに何度かイラっとしてしまうんですが、この勇舞の存在に最後の最後でウルっとしてしまうんです。 「さみしい神様」ってタイトルも秀逸で、先生の良さがとても良く表れてました。 伯爵が佳依と交流する事によって、感情を手に入れて行く喜びとか、佳依を愛しく思うが故の…
井谷ゆう
明治時代、万博での公演のためにパリに滞在中の能楽師・佳衣。 そこで出会った美しい外国人ラ・モール伯爵。 佳衣のお稽古を見学していた伯爵は、舞台が壊れて下敷きになりそうなところを助け出してくれました。 そこでいい感じになると思いきや、何だかズケズケ言ってくる伯爵に腹を立ててしまいます。 しかし、伯爵からの言葉で自分の能楽への思いと、どのように向き合っていくかを自覚します。 その事に…
月村奎 木下けい子
フランク
再読。 初読時は、悪くはないんだけど、なんか感想書きづらいなぁ……と思ってそのまま放置。 「平凡だからこそ愛おしくて幸福な時間って、きっとある。 日常と恋を優しく描く月村奎の原点、ラブ増量&書き下ろしアリで復活!」 とあらすじにはあるけれど、この文章から想像するような日常を慈しむ視点に満ち溢れた作品というわけではないんですよね。 というのも、受けの太一が両親を失望させることに血道…
窓月
書影に度胆を抜かれて、お初のタッグ(多分)に歓喜しました。雑誌掲載分+書き下ろしの構成となっていますが、書き下ろしの方がドラマチックで面白かったです。 作者様十八番の外国人と日本人カプ。時代は明治期、主人公の佳依は能楽師です。能楽関係も先生お好きですよね。今回は絵本をモチーフにした、なんと死神もの。和洋折衷ファンタジーです。とにかくイラストがハマっていて、作品のイメージにぴったりでした。 …
あーちゃん2016
けい子先生挿絵だったので購入。攻め受けのキャラ云々より、不思議なテイストのお話だったので中立よりですが萌にしました。雑誌掲載分150Pほど+その続き90P超+あとがき。 能楽の宗家長子として生まれたけれども足を悪くして、異母弟の補佐として流派を支えている佳依(かい)。万博で日本の文化を披露するべくパリを訪れています。衣装の手入れで遅くなってしまったある日、猫に誘われるように夜の遊園地に迷い込…
安西リカ 木下けい子
H3PO4
高校の同級生スタートで現在は二人ともサラリーマンになっています。 ハラハラドキドキの展開がある訳じゃなく、ストレートな彼氏に対して負い目を感じたり、同性であることの罪悪感から別れを切りだしちゃいますが、攻めの志方によってちゃんと元鞘に戻ります。 割とあっさり。普段は寡黙な志方がガッツリ思い入れてるんで。 よくありそうな普通の日常をかいてるので入り込みやすいです。 何より穂木がイケてない…
ポッチ
木下さんの挿絵に釣られるようにしてお買い上げ。 華藤さんの新刊は、華藤先生らしいヨーロッパが舞台のお話。ヨーロッパ、というかパリなんですけれども。ちょっぴりファンタジー要素が盛り込まれた、華藤さんらしい世界観のお話でした。 時は1900年。 パリで開催された万博博覧会に、日本の舞台芸術作品が公演されることになり、それに伴い能楽の保月流が講演することになって…