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木下けい子
ぐっちょん
もどかしいですね・・・ こういう親友モノは、お互いを思いやりすぎてギクシャクするパターンが多いですが、このふたりはどちらも自分の気持ちに正直に行動しています(笑) 陸郎は保孝のことが大好きで付き合いたいから、始終押せ押せモードですし、 保孝はそんな保孝に戸惑い、親友でいたいと伝えます。 泣き落としであて馬と寝られるくらいだから、情に訴えれば付き合えるのでは?と思うとそうでもない…
とりあえず、無事カップルになってよかった・・・と思います。 ただ、付き合うまでの野田が淡々とし過ぎていて、少し不満でした↓ 友坂のことが「好き」っていう描写がもうちょっと欲しかったです・・・ 友坂は気の毒なくらい悩んでいたのに(ToT)/~~~ カフェの店長のお話は、良くも悪くもリアルでした。 大人特有のズルさ、やるせなさが存分に表現されていたと思います。 店長さんにはぜひとも…
イイですね、こういうほのぼの作品(笑) 近頃、ハードなBLばかり読んでいたため、こういう作品を読むと癒されます♪ とにかくかわいい作品ばかりでした。 木下先生の作品は、「キスブルー」や「幾千の夜」のような切ないお話のものもいいですが、比較的軽~く読めるお話もお上手なんです! 続きが読みたいな~と思う作品もいくつかあったのですが、短編として上手くまとまっていて、無理がないお話ばか…
この作品を読んで、木下けい子先生の作品にハマりました。 言わずと知れた名作ですね。 ストーリーは、同性の親友への恋心を自覚して悩む、というBLではよくある設定のお話です。 しかし、同じような設定のお話の中でも、この作品は特に印象に残っていて、思い出しては何度も読み返しています。 友坂の想いも切なかったですが、野田も野田なりに友坂のことを思いやっているのが伝わってきて、さらに切な…
愁堂れな 木下けい子
クリボウ
ネタバレ
下克上大好物! タイトルと木下けい子さんの表紙につられて買いました。 総合商社が舞台なので、愁堂さんお得意の横領が起きるかと思いきや日々は淡々と重ねられます。 手酷くフラれた島田(受け)の心に開いた穴に冷たい雨が染みることなどおかまいなしに。 その穴が塞がらないなら、それに慣れていくしかない、と当惑しながらも日常をこなそうとする島田が切ない。 面倒見のいい人ほど自分の面倒を見るのは下手なん…
ポッチ
う~ん、文句なしに神評価です。 「君によりにし」 医大生・大和×大和の父の大学の助手・小野寺 大和の父のお葬式に小野寺がやってきて、でも家の中に入るでもなく帰っていく小野寺。が、2人の出会いです。 なんか、小野寺さんが大和のお父さんの事が大好きで、っていう空気がね。凄い。木下さんの描写が素晴らしい。はっきり口に出して「先生が好き」って言っているわけではないのに、小野寺さんの気持ちが伝わ…
待ちに待った最終巻です。 ハッピーエンドでよかったです。 お互いに想い合っているのに言葉が足りないせいで、離れ離れになってしまったふたり。 この巻で、成長した宙が社会人の哲弥と再会します。 宙の「好き」と自分の「好き」が同じだという確信がなかったため、自分は「宙を守るために一緒にいる」と言い訳していたところがあった哲弥は、「もう自分は必要ない」と自己完結してしまいます(←ヘタレ!) …
ちょっと偏屈な小説家由利先生と一所懸命な編集者六車君のラブストーリーです。 まず、装丁にやられました・・・。 美しい! もともと木下先生の絵柄は大好きで、装丁も綺麗なのですが、この作品の装丁は先生の作品の中でも最も美しいと思います! ストーリーも面白かったです。 ちょっといじめっこ気質(←好きな子をいじめてしまうタイプです)のある由利先生が六車君を振りまわしているかと思ったら、恋…
テーマとしては、よくある幼馴染モノです。 しかしこの作品は、今まで読んだどの幼馴染モノよりもよかったです。 木下先生の作品は、どこか「有りそう」と思わせるリアリティーがありますね。 宙に恋愛感情を抱く哲弥と無邪気に哲弥を慕う宙。 見事にすれ違っていますね・・・。 2人の関係の進展には、宙の精神的な成長が不可欠だと思います。 そうなったときに、2人の気持ちが同じ方向を向いていればいい…
前作「由利先生は今日も上機嫌」で見事結ばれた小説家由利先生と編集者六車君の続編です。 相変わらず由利先生の和装はお美しい・・・。 惚れ惚れしますね(笑) 六車君がうらやましいです! 木下けい子先生の他の作品にも言えることですが、セリフがとても印象的です。 由利先生が、義母が勝手に決めた婚約者の柚子に対して言うセリフがとても深くて切なかったです。(→由利先生が柚子を振った後のセリフ…