木下けい子さんのレビュー一覧

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

友情のカベが厚い初恋♡

何度読み返しても、楽しくて切なくて、愛しいという気持ちを味わえるお話。
好きだなぁ( ´∀`)

受け様の蜂谷と攻め様の入江は、高校の同級生。
知り合った高校時代は蜂谷視点
この頃の入江は、ハングリー精神が高めで、自分の目標の為なら、努力も手段も惜しまない。
普通の高校生なら、ちょっとえっ!?ってなるくらいな入江だけど、そんな入江に恋心を抱く蜂谷。

4年後の大学デビューは入江視点…

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オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

すべてがきらきら

高校生同い年、幼馴染、両片想い。
個人的萌えを煮つめて煮つめて、きれいな結晶にしてもらったような作品。

幼少期の回顧で流星の母、奏さんがおおきな洗濯物を干していたときに交互に洗濯ばさみをわたした……というくだりがあるのですが、かっわいくないですか~幼馴染ならではのエピソードにキュンキュンです!

でも、ただラブラブなだけじゃないところが…流星の母の死後のどしゃぶりの雨☔のなかの一世一代…

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薄情な男 小説

高岡ミズミ  木下けい子 

鈍感な明宏 十年悩んだ詠

高岡風定番の構成、最初匂わせぶり、意思疎通後ガッツリ。
挿絵が素敵

★二人は同い年、幼馴染み 28才
冒頭の二人の経緯でわかる、明宏の鈍感がすべての因。
詠は、感情を表面に出さないタイプ。
捨て猫の件、本当の薄情者は明宏のほう。
城田の恋が気がかりでならない。

●新山明宏:他人の心の機微に鈍感 悪意なく惨い行動を取る。
やや童顔 私立高校数学のイケメン教師 
役場勤務の兄…

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さみしい神様のメリーゴーランド 小説

華藤えれな  木下けい子 

「愛」と「生」がテーマ

明治時代のパリ万博1900年明治33年の4月-11月・・が背景。
良いファンタジーだった。

●保月佳依:18才 能楽・保月流宗家師範 
政略結婚の正妻の子 中性的で儚げな容姿 
事故の後遺症の為、後継から除外。義弟は「お怪我さま」と呼ぶ

●保月勇舞:18才 能楽の保月流宗家後継者 
新橋芸者の愛人の子、佳依の異母弟  

●ラ・モール伯爵:
寂しい神様 自称「死神」 何で…

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嘘とキスと純情 コミック

木下けい子 

指導係

けい子先生なのでマストバイ。指導係と新人君のお話と、読み切りのお話+描き下ろし15P。カバー下なし。表紙のそっぽ向いている男子の表情が好きな方でしたらおススメです。塩対応大好きで、くすくす楽しかったですが、ちょっと覚えている自信なかったので萌にしました。

終電にぎりぎりと駆けこんだ駅のホームで、酔っぱらってベンチで寝っ転がっている男にキスしている男を見た馬場。ちらっと横目で「内緒」とけん制し…

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カンチガイラバー コミック

木下けい子 

コミカルリーマンもの

木下さんは多作ですね。いろいろなパターンのカップルを描いておられます。
こちらはコミカルな作品。
できる上司、隙の無い格好いい白鳥ですが、実は乙女、というギャップが楽しめる作品。
対する攻めさんは部下の佐伯。飄々として誰にでも優しく、ついたあだ名が「カンチガイ製造器」。自分のことを好きなのかも?と思わせてしまい、色々な人から好意を寄せられるという、人たらし。しかし本人は全く無意識で悪気がなく…

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春は君にささやく コミック

木下けい子 

居酒屋店主と元ラガーマン

木下作品の中では攻めがワンコというちょっと珍しいカップル?
最近読んだのが、ちょっぴり意地悪攻めが多かったせいか、もうそういうイメージになってしまってるかも。。(灰かぶりとか)

居酒屋を切り盛りするゲイの泉と、ラグビーをやめた大学生の千々石。
昔痛い思いをして、今は特定の恋人を作ろうとしない泉ですが、胃袋をつかまれた千々石はぐいぐいとまっすぐにアプローチ。
泉がトラウマ持ちなのは分かる…

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嘘とキスと純情 コミック

木下けい子 

同時収録が大好き

木下先生やっぱり流れるようにストーリーに入り込めで読みやすいわ〜と毎作思います。

□表題作
さすが要所要所で見せ場があってよかったです。
例えば
・馬場が羽鳥に片思いは無意味、新しい恋始めましょうと言い羽鳥の「バッカだなぁ お前」の後、馬場が資料を忘れるとこ
・馬場曰く「(羽鳥は)この人に好かれたいっていうナゾのオーラがでてるんだよネ」
・馬場が羽鳥を好きだとわかりキスをして「ま、…

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嘘とキスと純情 コミック

木下けい子 

続きが欲しい〜

まだ好きと言う関係だけで恋人とも言えないけど、2人の関係に激萌でした。
数々の名作を生み出してきた木下けい子先生だけに、ちょっとした表情とか言葉のやり取りが秀逸でした。

エロは要らないから2人のお互いに対する感情が同じくらいに育つまでを読みたかったですね。
馬場は真下の事をいい人で器が大きいと認めてたけれども、個人的に1番嫌なタイプのノンケ男でした。羽鳥が彼を好きになった理由が理解出来ま…

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京極家の結婚 コミック

木下けい子 

白と黒の京極が、ホントかっこいい!!

木下先生の作品は、本当安心して読める!!
悪い意味ではなくて、絶対に面白いのは確定しているし、その上で話の展開がよめず、いつものめり込んで読んでしまう。
今作品、しょっぱなから結婚式なのに、ラブラブさが全くなくて。。。読んでいるうちに、状況把握ができました。本当面白いです。
こんな二人がいずれラブラブなるんでしょ?!そう思うだけで心弾みます!!
続いています。一冊では終わりません。
じっ…

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