月光坂の花屋敷 秋

gekkouzaka no hanayashiki aki

月光坡的花宅邸

月光坂の花屋敷 秋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×227
  • 萌16
  • 中立7
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
18
得点
348
評価数
92
平均
3.9 / 5
神率
40.2%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
月光坂の花屋敷
発売日
価格
ISBN
9784813030775

あらすじ

月光坂の花屋敷に暮らすのは、
子どもがいながら男に抱かれるのを好む大人の男と、
その男に片想いする男。
そして、そんな男に恋している少年。
三人の想いが複雑に絡み合いながら、
求めるものは──…

花に囲まれた屋敷で、新しい時間が流れだす。

表題作月光坂の花屋敷 秋

小鳥遊,官僚,花屋敷の下宿人
柏木幸哉,会計士,花屋敷の家主

その他の収録作品

  • 花ざかりの家(描き下ろし)

レビュー投稿数18

切なさに泣ける完結巻

『月光坂の花屋敷 春』の続編で、こちらで完結となるシリーズ。狡くて弱い大人の恋。

もうこれ、表紙からグッとくる。自分の中では文句なし、の神作です。
風に吹かれながら、幸哉に向けて手を差し出す小鳥遊と、その小鳥遊の目を見返す幸哉…前巻では交わってなかった目線。。

この巻も序盤から切なさマックスです。号泣はしないんだけど、目にじわっと涙が浮いてきちゃう系。とにかく泣けるんだ…

小鳥遊が眼鏡を外して呟く「つれえ…」に思わず泣きそうに、、
「俺を好きになってよ」って、自分が何度も何度も心からぶつけて来た言葉を、愛してる人の息子から言われるなんて( ; ; )

結人から小鳥遊への告白も、断られても思わず縋り付いてしまう結人の姿に、涙。
「たばこはやめえたほうがいいよ。長生きできないし」ーこの言葉に含まれてる幸哉の想いに、涙。
そしてそれに対し「昔の俺なら今のでやめてたな でも今はやめられないでしょ まだ俺に心がないのに」って返す小鳥遊の想いにも、涙。

で、最後の海岸での二人のシーンがもうね…自分からどんどんどんどん不幸になっていこうとする幸哉を、「最低なあんたを愛してる」って言い切れる小鳥遊ーーーー!!!

「あんた」呼びだし、なんだか生意気ではあるんだけど、しっかり見えるその愛がね、めちゃくちゃいいです…(ああ語彙力)

秋になったら、また読み返したくなっちゃうんだろうな。

0

自己評価の低い男を愛するには強い気持ちが必要

自己評価の低いおじさん(受)とイケメンの話。
多分、続き物ですよね?最初の話を読まずに読んだんだけど、背景はなかなか難しそう。
片思いの男の子供を育てている、誰とでも寝るおじさん幸哉。その片思いをしていた男の影をずっと引きずっているのもあり、自己評価が低い。
そしてそんな男に惚れた小鳥遊。冷たくされても嫌いになれない。
そして息子(14)。

幸哉の自己評価の低さには、正直そこまで自分を責めなくてもと思う。普段は天然な感じでホンワカしてるのに、小鳥遊からの愛情にはなかなか厳しい。
でも小鳥遊が幸哉にどんな扱いを受けても好きでい続ける強い気持ちを持ってた。そのおかげでハピエンになれたと思う。
小鳥遊が一途なイケメンなところがカッコイイ。
幸哉の自己評価の低さが改善されるようにこれからも愛し続けて欲しいです。

0

小鳥遊よかったね

木下先生か描かれる黒髪長身クールイケメンがめちゃくちゃ好きなタイプでして。
本作では、小鳥遊がいい。
メガネ越しではあるけれども、いいお顔をたくさん見せて頂きほくほくでした。
おまけにこのタイプはスタイルも良いので、ずっと見ちゃう。
そしてこのタイプは、無愛想だけど、愛が重いしね。好きだわ〜。

お屋敷がステキですわね、この2人どうなるのかしら、とぐいぐい読んでいましたが、だんだん幸哉にイラっときてしまいましてw
それでも、そんな幸哉のことをわかっていてもずっと好きな小鳥遊から目が離せず。
「辛い〜」とまで言うくらいなのに、それでも好きなんだから応援せずにはいられませんでした。

や〜どういうくっつき方をするかと思いましたが、ドラマチックに、2人ともしあわせそうでよかったです。ほっとしました。

0

よかった!

前巻では、なかなか複雑な大人の恋だなぁ…と感じましたが、今回は、幸哉も小鳥遊も幸せになってよかった!
やっと両思いになり、まるで新婚のような2人が可愛くてにんまりしてしまいました。

気持ちが繋がらず、体だけの関係であった前巻の2人も好きなのですが、やっぱり両思いカップルはいいですね。

回想シーンで、若かりし頃の小鳥遊が幸哉とエッチした後の場面で出てくるのですが、若いときの純朴な雰囲気の小鳥遊も可愛くて好きだなぁ。
笑顔がキュートです。

くっついた後の2人の話ももう少し読みたいなぁ。
痴話喧嘩したり、デートしたり、まだまだ2人の話がどこかで読めますように。

0

些細な点が…、いや、些細か?

おわー、気になる点がー。
残留決定なのだがー。

春を読んで疑問に思っていたことが、えー。すっきりしなかったです。
盛大にネタバレしますので、未読の方はご注意をm(._.)m





まず死んだ友人。
もともと病気持ちだったんですね。
それでかおりのことが好きで付き合っていたと。子供ができて焦って、雪哉に相談して、雪哉が全部ひっくるめて面倒みることにした、と。
そうだったのかー。てっきりわたし、かおりに惹かれる友人に先んじて雪哉がかおりに求婚したせいで、友人がこころを病んでしまったのかと思ってました。夏目漱石の世界。
そうなると前回小鳥遊がかおりに事情を聞きに行ったときに語られた内容は、全部作り話だったということですか?
でもそうだとしたら、春の前半にあった回想シーンのかおりがよく分からない。かおりが「雪哉君は遠くで眺めとく系で結婚とかしちゃだめなタイプだった」的な台詞を言ってるところです。
遥斗と付き合っていて子供も遥斗の子供だって認識してるんですよね?それで雪哉とは「便宜上の夫婦」ということではないの?何というか、この回想シーンのかおりの台詞だけ見ると、小鳥遊に語られた「熱心にアプローチされて結婚した」という方が正しく思えてしまう。
ということは、かおりと遥斗付き合って子供できる→遥斗「子供ムリ」雪哉「僕に任せとけ」→雪哉、かおりに求婚。遥斗とかおり、別れる→かおり、雪哉の熱い想いを信じて結婚→かおり、雪哉からの愛情を感じられない結婚生活に不満→遥斗、死ぬ→雪哉とかおり、離婚。ということ?
フィクションで作者が提示していない部分まで知ろうとするのは無意味だとは分かってます。分かってるけど納得がいかない…。
かおりは遥斗と雪哉の間にあった話を知らなかったとして、そしたらもっとすごい女性ですよね。他の男の子供ごと結婚するとか。図太い。
まあ、この図太さがなければ、血縁関係のない父親のところへ子供を置いて出て行けないか…。

この点もすごく謎だけど、遥斗に話を戻します。
もともとウツだったのか、病気を気に病んでウツになったのか分かりませんが、すごく勝手な人間過ぎて…。子供の責任は取らないし、自殺未遂したり、自殺したり。さんざん迷惑をかけた相手に「愛してるから死なないでくれ」と言われた翌日に遺書書いて死ぬとか。本当に雪哉の気持ちに気付いてなかったとでも?善意だけで他人の子を妊娠している女性を引き受けると?
いや、もういい。死んだ人はいいけれど、雪哉もそこまで気に…病むか。病みますね。

かおりもかおりで分からないのです。自分の子、しかも雪哉とは血が繋がっていない子供を置いていくとか。雪哉がお人好しすぎて…。あ、でも忘れ形見として置いていってほしいという雪哉の願いを聞き入れたのかもしれませんね。

ふう、邪推に妄想、深読みし過ぎて頭の中が大変です。

そこまで遥斗のことで責任を感じるなら、雪哉が小鳥遊に手を出した軽率さが本当に軽率すぎですよね。自分はもうひとを好きにならないけど、自分に好意を向けている人間にちょっかい出してからかってやろうって…。
死んだ遥斗に届かない想いを抱き続けるのは雪哉の自由だけど、そこに小鳥遊は無関係なわけで、同じように届かない想いを抱く小鳥遊に自分を重ねるとか悪趣味にも程があるという感想しか出てこない。
だけど実際はそれは建前で、本当は救われたかったんだと思います。自分は愛した人を死に追いやってしまったけれど、まだ誰かに愛してもらえる、許してもらえると思いたかったんじゃないかな。
だから誰にでも「抱かれる」けど、小鳥遊には「抱かれたい」し、小鳥遊の腕の中だとほっとするんだと読んでる方は分かるのに、全然分からないんだなあ、雪哉。

さらに深読みするなら、小鳥遊が「自分は遥斗の身代わり」と言っていましたが、どちらかというと精神的には同じように苦しむ雪哉の分身的存在なんですよね。
誰彼構わず抱かれるのは別に遥斗に抱かれる代わりとは思えなくて、むしろ遥斗への贖罪のために自分の身を汚し続けているようにしか見えませんでした。何というか死んでしまったので何とも言えないけれど、遥斗に雪哉が抱かれてたがっていたようには思えなくて。
より一層深読みするならば、遥斗の子供を育てながら、自分は生産性のない行為に耽ることで「何も生み出さない自分」を再確認しているような。とにかく自傷行為に近いものに感じてしまいました。
その中で小鳥遊とだけは何か意味が違って、自分と重なる人間に抱かれることで汚れた自分を浄化するとか、深読み怖いですね。どこまでも果てしない。

最終的にはいいように収まりましたが、うーん。
遥斗、嫌なやつでしたね、ほんと。

2

攻めがいい男だ

こちらの作品は「春」が上巻、こちらの「秋」は下巻にあたります。

ついに幸哉の息子・結人が小鳥遊に思いを伝えるけど、いかに小鳥遊にとって幸哉が特別であるかを知らされ、きっぱり振られてしまうところからスタート。
あぁ…。

そして幸哉の背負う過去が明らかに…。これがねぇ。。。幸哉の愛が枷となってしまい愛する人(遥斗=結人の実親)を自殺へ追いやってしまったというもので、それがずっと幸哉の枷になっていて。
自分の愛が遥斗を死なせた、自分の心が愛する人を追い詰めたと思って、自分の心は無いもの、心なんて一番信用ならないものとして生きてきた幸哉が小鳥遊の心の機微や息子の恋心なんかに気づく訳ないか…と納得しました。
息子に対してお前の恋を応援すると言って拒絶にあい、小鳥遊に対していつか(息子を)好きになってあげてと言って「サイテーだな」と罵られる幸哉が「誰ひとり幸せにできない 馬鹿だなあ 誰もそんな事 僕に望んでやしないのに」と自嘲するシーン。

その後に描かれる亡き想い人・遥斗とのかつてのやり取りに繋がります。
「かおりに子供が…僕には無理だ…病気だし育てられない 幸哉 助けてくれ」と好きだった遥斗に縋られた事がただただ嬉しくて「僕がかおりさんもお腹の子供も君も幸せにするから」と約束した過去。「幸せにしたい」「助けたい」という気持ちからそう言ったのではなく「好きな男に頼られた嬉しさ」のあまり引き受けたけど結局はやがて遥斗は自責から精神を病み死んでしまった…。うわー、うわーーー、そりゃ幸哉の心も死ぬわと思うけど、重要ポイントだと思うのでもうちょい詳しくそこらへんの三人の事情を描いて欲しかったな。

幸哉が昔っから、つまり遥斗やかおり達と出会う前から人の心が判らないタイプだったのか、それとも遥斗の死で自分の心はないものと思うようになったから、ああいう人の心が判っていないような言動をする人になっちゃったのか…そこらへんもはっきり描いてくれていれば良かったと思う。私は後者だと判断したのですが。

幸哉がおそらく初めて小鳥遊と寝たと思われる時の、(ゴムなんかいいのに)という幸哉に対して「男としての義務ですよ。」と答えた小鳥遊とそれを健全で可愛いと笑って、お互いに頰を染めながら、あぁ…好きだなぁと思うシーンが好きです。ここが一番好き。
小鳥遊に対して長年、不誠実な態度を取り続けてきた幸哉だけど、幸哉はこの小鳥遊の率直さと健全さに救われて生きてきたんだなぁって思えて。(庭の桜で首を吊る云々のくだりで「小鳥遊君っていい子だなぁ。」と笑うところも同様です)
多分、愛する人の忘れ形見である結人への愛情と小鳥遊の存在がなければ、幸哉はとっくにこの世の人ではなかった気がします。

がらんどうな自分をこの世に繋ぎ止めてくれている存在として、己の狡さを自覚しながらも手放せなかったんじゃないかなと。ずっと手を差し伸べてくれ続けた小鳥遊を。
でも「小鳥遊だけは堕としたくない」と自分のいるような空虚でがらんどうの世界にこの健全な青年を引き込む訳にはいかないと、わざと嫌われるような事をしたんだろうなぁって思いました。「心だって簡単に捨てられるんだから」と自分の心を殺しながら。

最後、息子の前にいかにも事後といった風情でほかほか風呂上がりの二人がお出迎えする様子…あれは結人がかわいそう…。あまりにもデリカシーが無さすぎると思うの…。

2

春と秋で完結

「春」に続く完結編。



冒頭、小鳥遊の片想いの相手が自分の父親と確信したらしい結人が、思い余って?小鳥遊に告白。小鳥遊はきちんと受け止めますが勿論拒絶です。そりゃあもうスッパリと。ここで親子絡みの三角関係のセンはなくなって、少しホッとする。
続いて幸哉の囚われている過去のいきさつが明かされます。確かに重い。
でもここでも手を差し伸べてくる小鳥遊に対して、心は閉じたままでまた躰だけ投げ出してくる幸哉の残酷さ、優柔不断さ、無気力さが描かれます。
3人でいる時や結人といる時の幸哉はぼんやり。結人は多分イラついたのでしょう、幸哉に小鳥遊にフられた、小鳥遊は父さんが好きだから、と言葉を投げつける。
ここで見せる幸哉のゾッとするような目付き!
そして小鳥遊を誘う薄笑い!
ここに来て幸哉の底知れなさも描かれて。
ここでは結人の真っ当さが眩しい。幸哉のゆがみを一刀両断の『小鳥遊は父さんのモンじゃねーよ!』のひと言。それを言われてもまだ間違う幸哉…
幸哉には心底イラッとしますが、小鳥遊は諦めない。そして遂に心も手に入れる。急転直下のハッピーエンドなのですが……。
どうもよくわからない点もあり。例えば遥斗とかおりの関係とか、どっちが先だったのかとか、なぜ離婚の時幸哉が結人を引き取ったのかとか。枝葉部分といえばその通りなのですが…。

こんな底知れぬ話をいつもの優しいタッチで綴る作者木下けい子さんの力量というか狂気というか、「ダーク木下けい子」を感じてそれが非常に興味深かったです。

〈おまけ〉描き下ろしにて、家でいちゃいちゃの小鳥遊と幸哉。結人の前でもお構い無しで、ソレとってもイヤ!

6

お願いだから こんな駄目な僕を

物語終盤の回想シーンに、おそらく二人が初めて体を重ねた時の やり取りの描写がある。
小鳥遊(攻め)の背中が 綺麗だなぁ・・と、手を伸ばす幸哉(受け)。
ゴムなんて(気にしなくて)いいのに、という幸哉に「男としての義務ですよ」と、赤面しながらも言い切る小鳥遊。
なんて健全で 可愛い と、眩しそうに 愛しげに彼を見上げる幸哉。
ここの場面が たまらなく好きで、何度も 何度も読み返してしまう。

この巻では、結人(幸哉の息子)と小鳥遊のこと、幸哉が頑なに 小鳥遊の想いを拒み続ける理由が掘り下げて描かれている。
そして、概ね冷静で 飄々としていて、でも一途に幸哉だけを恋い慕う小鳥遊の、珍しく弱さが剥き出しになっている場面では ひどく切ない気持ちにさせられる。

「僕は大体 いつもおかしいんだよ」
こんな風に自らを評する幸哉も、背中に哀愁を漂わせているかと思えば 大胆に小鳥遊を誘ってきたりと、不思議な魅力を放っている人物だ。

この物語に描かれているような、
大事な人の幸せを願うが故に 足枷にならぬよう、故意に相手が傷付く言葉を選んで投げつけ 自分をも陥れるような、悲しい恋は出来ればしたくはないし、
面白半分に誘惑され 叶わぬ想いを抱く身を憐れまれ、嫌いになって とまで懇願されても 好きで、好きで どうしようもない、みっともないくらい必死な恋に 自分はこの先 落ちることもないだろう。

けれども、そんな恋の一部始終を この作品で読めたことは、本当に幸せだと思う。
生きていくことは、愛すること 愛されることなんだなぁ。

5

幸哉さんはザンコクな人ですけど

四巻続くと思ったら、完結してました。そうか。
小鳥遊くんが、本当にいい子だなあ。
受けよりも攻めに肩入れする派なので、いい攻めに出会うと嬉しくなります。
幸哉さんは本当にダメでずるい人ですが、弱くていい人なんですよね。
悪い人を演じようとして演じきれていないような。
しかし、本当幸哉さんは残酷ですよね。小鳥遊くんの想いを知っていて、ずっともたれかかっていたんですから。
表紙の差し出された小鳥遊くんの手を取ってくれて良かった。

遊人くんと日下部くんの今後にも期待しております。

古い家屋と花に満ちた庭。
舞台も素晴らしいですね。
こういう風景たまらないなあ。

1

大人の脆さと儚さ、強さ

 小鳥遊が見合いをすると聞いて動揺する結人ですが、小鳥遊、幸哉、結人の3人のいびつな関係の中で最初に口火を切ったのも結人でした。
 小鳥遊からは当然振られる結人ですが、結人の出生の秘密が少しずつ分かってきます。

 私は、遙人のことが分かってから、幸哉は前よりも自堕落になり、いろいろな人と体を重ねることが多くなったように思いました。遙人との間にあったことがずっと幸哉をこんなにも苦しめていたとも思いました。結人も小鳥遊もどこにも逃げられないけれど、幸哉は自分で自分のことを決められる、そんなところに大人の脆さがあるのかななんて思いながら読みました。この先も幸哉の中で遙人のことはずっと残っていくのに、それごと愛せる小鳥遊はやっぱり強いです。
 結人が自分の秘密を知るのはもう少し先のことになりそうですが、お屋敷の中にはこんなドラマが隠されていたように思いました。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う