木下けい子さんのレビュー一覧

Happy Life 小説

桂生青依  木下けい子 

ファミリーもの

穏やかなファミリーものという印象の作品でした。
イラストが木下さんというのも
作品のイメージに合っていて良かったです。

会社の公用語を英語にすると決まり、
営業の透は、途方に暮れていた。
英語があまりにも苦手だからでした。
そんなときに、透に声をかけてきたのが、
透よりも年上だけど、勤務年数は透の方が上の
同僚、湊でした。
湊は仕事はできるが、人とはあまり関わらない性格。

5

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

いろいろ割り切って読めば萌えます

感情描写は丁寧で、お互いがどう惹かれ合っていくのかも納得できる運びでした。
どきどきや緊張、不安等も共感しながら読めました。

ただ登場人物がみんな、誰でも多少は持っている中二病な一面を全面に押し出してくるので、全体的にとても子供っぽかったです。
設定が中学生の先輩×後輩くらいだったらもっと楽しめたかもしれません。

主人公の直希は、中二どころか中身が小学生のまま成人してしまっていて、…

7

永遠をつなぐとき~蜜月に溺れて~ 小説

杏野朝水  木下けい子 

これは何ですか?

杏野朝水さんの、ちょっと切なくてちょっぴり痛い雰囲気を持つ作品が好きで作家買いしてる方なのですが、今回実は購入を迷った作品だったのです。
だって・・・
題名はいいんだけど、サブタイトルが何だかエロスを思わせる~蜜月に溺れて~
しかも帯が「めちゃくちゃにしてしまいたくなる。極上の檻で愛に溺れた二人の導いた答えは」なんて、おまけにローズキー文庫だからピンク色だし。
裏のあらすじに至っても、これ…

6

永遠をつなぐとき~蜜月に溺れて~ 小説

杏野朝水  木下けい子 

帯のフレーズの意味が不明

どうでも言い感想なんですが、帯にめちゃくちゃに~とか、極上の檻で愛に溺れたなんて
書いてあるのですが、1冊まるまる読んで見てもそのフレーズの意味するところが
今一掴めない感性のニブイ自分を発見したかもです(笑)

お話の内容は、ゲイである受け様が大学時代に初めて出会った攻め様に長い間片思い。
それでも、好きだと言い出すよりも友人として傍に、ただ秘められた思いを胸に
攻め様を見つめる事で…

6

召し上がれ愛を コミック

木下けい子 

きっと誰もが愛をほしがっている。

美味しいものが食べたいという欲求と同じで、
誰かに愛してほしいという欲求、
それはとっても自然なこと。

美味しいものも、愛も「召し上がれ」と与えてくれるシェフがいたら……
それはもう、素敵すぎるでしょう~
この本の攻めはそんな人、もちろんイケメンw
接客業をしているだけあって笑顔がいいし、口から出るのはフランス人並の甘い言葉。
そんな彼に、
同僚から「真面目なのはいいけど、やり…

3

天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

美しい山の景色が見えるような、美しい作品。

まだ2作しか著作のない作者の夕映さん。
木下けい子さんの美しい挿絵に惹かれて手に取ったこの本は、文章も素直で読み易く
最初に読んだ時に「これがデビュー作?」とビックリしました。
山の蘊蓄もイヤミにならずに盛り込まれ、登山経験がなくてもその空気が伝わってくる。

すごく好き!と絶賛お勧めで、貸し出していたのが返って来て
この度再読したので、レビューを書く事に…w

         …

11

好きです係長! コミック

木下けい子 

大人の愛とは

 『好きです、係長』

 サラリーマンの獅子堂が恋をするのは、係長の雁屋。いきなり好きといわれたにもかかわらず、そんな獅子堂に戸惑い、受け入れて、冷静な判断、行動をしてしまうあたりが、さすが係長です。男性の場合は、理性で判断すると言いますが、あまりにも冷静で、落ち着いた判断をする主人公が少し珍しいように思いました。距離をとる獅子堂にしびれを切らした雁屋は、彼も彼でやはり最初から脈ありだったか、…

3

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

自分大好き幼稚なナルシストに萌えた♡

性格は確かによくない。
でも、
家柄・容姿・成績・運動神経と非のうちどころがく、我がままクールな王子様キャラなのに、
その完璧なイメージを守るために陰では必死に努力していて、
そして実は結構なおっちょこちょいで、小心者で、まだ童貞って、かなり可愛い♡
(そのチェリーのまま、処女喪失なのも美味しい☆)

プライドが高くて傲慢で、それを守るために暴言を吐いたり、周りを振り回したりするけれ…

5

スローリズム 小説

杉原理生  木下けい子 

ほんとにゆっくり、ゆっくりと

木下さんの表紙に引き寄せられて読んだ作品です。
タイトル通り、ゆっくりと主人公2人の関係が進みます。
派手な展開はないんですが、特に受けの心情が丁寧に描かれていました。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、気持ちに変化が表れていく様子がほんとにじれったいです(笑)。
唯一つ、ちょっと残念だと思ったのは、周囲の人間によって矢萩の気持ちが水森に知らされてしまったこと。ここはやはり、本人から最初に伝えて…

3

鏡の中の九月 小説

榊花月  木下けい子 

設定の妙と攻めのチャラさが魅力。

「つめたい花」では展開よりも、ビートニク的なキャラクターに魅力を感じまして、
またまたいっちゃいました榊先生。

で、今回は本屋の店員と取次店の営業という異色な組み合わせです。
う~ん、まず本屋の日常業務描写が面白い!

本屋の店員が出てくるBL作品はほかにも多々ありますが、
それを丁寧に描写したものってあまりないような。
BL小説読んでレビュー書きまくっているみなさんはさぞかし書…

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