麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

COLD LIGHT コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

夜明けの腐にはたまらない

これは神にせねばなるまい(偉そうにすみません)
自分が夜明けの腐であることを再認識しました。光の作品も好きですが。

前作は透視点で、本作は藤島視点。
この構成も好きです。

ふんわり想像していた以上に、2人の過去が壮絶でした。

出たわね。苦手な設定。
兄と妹の子ども…。
ドロドロものには結構出てきますね。

全ての元凶は着物のクソババアやんけ!と怒りがこみあげますが。

1

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

おもしろいミステリーBL

おもしろかったです。
ミステリー仕立てで、高久の過去が徐々に明らかになっていくにつれ、2人の心情の揺れが描かれていて、その流れがよかったです。

さすが元は小説なだけあって、プロットが緻密ですね。
それに相まって麻生先生の描写がいい。

藤島が何も言わないけど、高久のことを大事に思っていることがわかってくるし。

高久も混乱しながらも、藤島の気持ちがわかってきたり、藤島への思いが高…

0

ティアドロップ コミック

麻生ミツ晃 

3本の短編集

3本のお話。

□表題作
冷めた大人と傷ついてどこかあきらめている青年とのお話。
対照的な2人が自分に欠けているものを相手に見出し惹かれ合うんだけど、それがとてもわかりやすくて。
剛毅は表情あまり変わらず、悠介はあまりに子どもで。
そんな2人の心情がよく伝わったし、相手を思うからこそ変わっていくところがよかったです。

□僕らの言い分
最初、口でしているシーンがあり、それでいて「…

0

世界でいちばん遠い恋 1 コミック

麻生ミツ晃 

とにかく満足度の高い一冊

ものすごい読み応え。
主役二人が何回か会うことで少しずつお互いのことを知って、距離が近しくなっていく様子がとても丹念に描かれています。
これまで二人がどうやって生きてきたのか、二人が出会ったことでどのように変化していっているのか、ページをめくるごとに理解が深まり、とても質の良い小説を読んでいる気分になりました。
これでまだ1巻なんて。続巻がとても楽しみです。

麻生先生の美しい絵柄と表現…

3

執事の誘惑 小説

弓月あや  麻生ミツ晃 

34歳と16歳

受けの蒼、会って4日そこらでそこまで好きになる?
しかも無理矢理やられて。
早々に喘ぎまくるようになるし、かと言ってエロも萌えず。

125Pで蒼から母のことを好きだったかと聞かれて、攻めの伊織が「ええ、愛してました」と答えて傷つける。
さらに「あなたは紅美様の代わりです」「あなた個人など誰も必要としていない」と冷たく突き放す意図がわからない。
自分がどこか読み飛ばした?
136Pで…

1

リバース コミック

麻生ミツ晃 

これはすごい。傑作です。

こんなオメガバースストーリーがあったなんて。知らなかった自分を呪います(笑)
※ネタバレあります。ご注意ください。
オメガバースの設定を活かしつつ、殺人事件という王道のミステリー展開。そして円のバース性についての秘密。ラストの真犯人と円、吐木の対峙。
オメガバースというと、アルファとオメガによる運命の番が物語のテーマとして中心に据えられますし、このお話もそれが一つのテーマにはなっているのです…

4

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

切なくて温かくて胸いっぱい

真面目に頑張って頑張りすぎてる人が心安らげる人に出会えるって心が温かくなる!!
そこまで達するまで紆余曲折ありすぎて、甘い苦しい苦しい苦しいなんですが!!不器用な大人のぶつかり合い、支え合い、素敵でした。

小熊系甘え上手でベッドの上ではちょっと意地悪床上手な年下攻め!魅力的すぎ!心のおおらかさ絵に取り組む姿勢に遠野が惹かれてくのはきゅん。藍沢の口説き方が甘くて真っ直ぐできゅんきゅん!

1

世界でいちばん遠い恋 1 コミック

麻生ミツ晃 

表紙だけでもどきどきしますv

あとがきで麻生さんが書かれいる通り、
「ゆるく、やわらかい」お話。

二人の(特に十嘉くんの)緩やかな心情の変化が、
ゆっくりと丁寧に描かれていて、
五十鈴くんは、
本編でも触れられていましたが、
表情がその心の内を素直に表していて、
自分では自分の気持ちに
気がついていないんかい?と
十嘉くんにはバレバレじゃん!と、
ちょっとどきどきと見てしまいますv

今後二人がどん…

3

スイートビターキャンディ コミック

麻生ミツ晃 

読みやすいラブコメ集

◆スイートビターキャンディ(表題作)
 学生時代太っていて冴えない見た目だった子が大人になって痩せ、垢抜ける。時々見かける導入ですが、昔馬鹿にされていた仕返しに走る展開などではなく、攻めも受けも一途に相手のことを気にかけていたところにきゅんとしました。攻めの金谷がとてもSっぽくて、口調も荒々しいのに、川口に逃げられないように少しずつ距離を縮めようとする繊細さもあって、そのギャップも素敵でした。

0

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

読んでて辛い痛いけど、ページをめくる手が止まりませんでした。

記憶喪失の青年×サラリーマン。
記憶喪失ものなのであんまり内容に触れるとネタバレになってしまうのがもどかしいです。暗い話、切ない話がどうしても駄目な人以外は全員読んでほしい作品です。
木原音瀬先生の原作の小説を読んで感動したので、コミカライズ版も買いました。世界観のイメージを壊さず漫画で再現されてて素晴らしいです。ただ小説で読むのが辛かった暴力シーンは、絵で見るのはさらに辛すぎました。内容を知…

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