穂波ゆきねさんのレビュー一覧

Chara collection EXTRA 2007 グッズ

東下り 秋月こお

東下りのためだけに、今では入手困難なchara collection 2007をなんとか手に入れました!
かなりお値段が張りましたが、どうしても手に入れたかった理由は業平×国経の大団円だという風の噂をキャッチしたためなんですよね。『東下り』というタイトルだけで業平さまのお話だと分かりましたし、諸兄×千寿丸カップルの行く末は綺羅星ロマンセで決着付きましたからこの東下りは業平×国経だとあたりをつけて…

0

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

もう一押しがほしかった


主人公のことが好きな攻め・トキオとそんな攻めを一度は拒んだ主人公・ナツメのおはなし。
【隣の猫背】が高校生時代のおはなしで、【恋愛前夜】が高校を中退してプロの漫画家を目指すトキオを追いかけてナツメが上京する、卒業後のおはなしとなっております。

【隣の猫背】は文句なしに素敵なおはなしで、胸がきゅうっと苦しくなりました。
トキオは作中でもナツメへの想いを口にすることが少ないのですが、その…

8

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

前半は好き

前半は高校時代と回想が中心で、後半は高校を卒業して再会した二人と攻の現彼氏が中心となっているお話です。

前半部分に書かれている受が無意識に攻を大切にしていたり、特別扱いしていたり、その感情を恋愛と認められなかったりといった感情の動きはとても丁寧に書かれていて引き込まれました。
また、お互いが理解しあい仲良くなっていく描写や、攻が受を特別だと認識する出来事も不自然ではなくて読みやすかった。

その…

9

他人じゃないけれど 小説

樋口美沙緒  穂波ゆきね 

執着攻が素敵

執着気質だけどヘタレ気味な攻とぐるぐる悩んでしまいがちな受のお話です。

私はとにかく執着攻がお気に入りになりました。
ヘタレだから手が出せないし、受の気の引き方は小学生みたいだし(笑)
一度酔いに任せて手を出してしまうけど誤魔化して、自分が執着してしまうと理解しているから出来るだけ離れようとする攻がとにかく素敵でした。

受はぐるぐる悩みがちだけど最後は男前でした。
でも攻に比べてそこまで記憶に…

2

ブラザーコンプレックス 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

温かい気持ちになりたい方におすすめ

超ストレートなタイトルです^^

兄弟物で、「兄に男の恋人がいることを知って」とかいう文句があることから、なんか相当ドロドロしたラブストーリーが繰り広げられるような予感がありましたが、いい意味であっさり、というか甘い感じでしたね。
受けの高校生が予想に反してかなり行動的なのと、脇役の弟がいい味出してたりとか、最初は全く感情を見せなかった兄が変貌する様子とか、受けがところどころ絶妙に天然なとこ…

4

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

イタリアーノ…色男すぎ。

穂波さんが挿絵なので!!!
貴族とかセレブとか苦手なのですが読んでみました。

現実に有り得なさそうなエピソード満載で
脳がついていけなかったです(泣)だってセレブ……。
所詮私だな…と哀しくなりましたが
グイードの自信のある言動はそんなに嫌味がなく
(だって本当にかっこいいし!非の打ちどころがないってこんな感じかな?)
むちゃくちゃな要求されたってそりゃ拒めないでしょ!!
貴…

3

硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

健気

交通事故で家族を一度に失い、一人だけ生き残った七魚と死んだ姉の婚約者の久世。
事故以降一緒に暮らす2人の話。
設定の割には暗くなりすぎない話で読みやすかったです。
家事全般できない久世を健気に世話する七魚が可愛い。
嫌われて一人ぼっちになりたくなくてお世話するのはせつないですね…
久世は本当は何でもできるけど七魚が自分の世話する事によって安心してるのが分かってるからできないふりしてるのも…

0

愛情コンプレックス 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

とても優等生な兄弟モノ作品

血のつながらない兄弟が、互いのブラコンの質と方向は違えど、若干兄の執着が勝る形で恋人関係になった義兄弟モノの続編。
1作目のデキあがるその「気持ち」というものに疑問を抱いて評価は低めとなりましたが、続編ともなるとそれが確固たるものになる過程を描くので、そういった意味での不満足感はありません。
椎崎さんらしい(?)と思える地に足のついた堅実な設定と展開だけに、やはり派手さはなく、あっと驚くものも…

1

愛情コンプレックス 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

年上の恋人兼兄の立場

「ブラザーコンプレックス」の続編です。
血は繋がらないけど、子どもの頃から一緒にいた兄×弟ものですね。

前作でくっついて、恋人同士になってからの二人の話。
登場人物もBLにしては多く、前作と繋がりがある人もいるので、これ単品では若干読みづらいかもしれません。

尚志(受)が進路を決めるという時期。
兄である俊和(攻)の側に居たいがために進路を変更しよとするんだけれども、俊和にそれを…

4

愛情コンプレックス 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

恋は盲目

「ブラザーコンプレックス」の義兄弟もの続編になる今作は秘密の恋人同士になった
二人がやっと思いが通じ合った前作のその後のお話なのですが、高校生の受け様は
受験の事や攻め様と一緒にいる時間が取れなくなるとか色々悩み始める時期なのです。

それに、受け様にとっては初めて好きになって関係を持った相手だけれど、
攻め様の過去が気になりだしてしまう、恋する心は臆病で疑心になりがちな展開です。
そ…

5
PAGE TOP