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成瀬かの 穂波ゆきね
みざき
ネタバレ
引き続き再読です。 前作のヒリヒリとした空気も好みだったのですが、個人的にはこちらの続編の方がより好みでした。 愛し愛される受けの図はやはり何度読んでも微笑ましく気持ちが良い。癒されます。 マフィアという、溺愛やほのぼのとは真逆な存在がど真ん中にあるのも良いですし、主人公である里玖の過去の境遇から来る、年相応ではないいとけなさもこのシリーズ全体の良いスパイスとなっているなあと思います。 作…
再読です。 こちらの作品が成瀬先生のデビュー作なんですよね。 読んでいてぐっと来る健気さを持った受けを描くのが本当に上手い作家様だなと思います。 個人的に、言葉が通じない者同士の物語がすごく好きで。 僕の悪魔〜シリーズはそんな、言葉が通じないからこその良さや、焦ったさともどかしさが詰まった一作です。 入手が難しいかもしれませんが、穂波先生の素敵なイラストも楽しみたい方はぜひ紙本で。 番…
崎谷はるひ 穂波ゆきね
イタリア人貴族×日本人大学生という組み合わせは、日本人同士が多い崎谷作品ではあまり見られないのではないかなと思います。 天涯孤独になってしまった主人公・真次が、ひょんなことから現実ではまず起こり得ない不運に巻き込まれ、金髪碧眼を持つイタリア人の美丈夫と出逢う… と、約380Pと分厚めの今作ですが、描かれているものは王道のロマンス小説といった雰囲気です。 以下、大きなネタバレはなしのレビューと…
岡野麻里安 穂波ゆきね
碧雲
この当時のBL要素入り小説なら、この無難な完結スタイルしかなかったのかも。 香木猫が登場していても、活かし切れていない。 忍の呪い解除が絶対要素だったのか、謎。 なんとなく、味気ない終わり方だったと感じるのは、 今世のコテコテBL小説に慣れているからかもしれない。
かなり古い作品だけど、面白い。 天狗の郷で、天狗の祭りを助けて、香木猫の子を貰う忍。 この香木猫には、男子でも子を生めるようになる魔力を持っているらしいので、今後が楽しみ。
随分古いシリーズもの。 少年陰陽師のBL版ファンタジー。 出だしの一巻目は、とても面白い展開。 御剣香司:御剣家の跡取り 母は女優、白血病で死亡。 長男不比等が死亡して、愛人の子、香司が本家の後継者になる。 松浦忍: 男子なのに少女に見える呪いをかけられて生まれた少年。 美少年という設定の描写だけど、挿絵では普通のガキ大将風。口調もがさつ。 実は、生玉を継承する玉川家の…
綾人の親戚、継承権二番目の美少女オロチが、 新幹線に乗って、綾人に助けを求めて上京、 方向音痴で迷っている所を見かけた忍が、綾人宅に案内する。 綾人宅で迷子になった少女を叔父・継彦が捕まえて、龍の鱗を入れこまれ傀儡化されて連れ去る。少女は、このままだと望まない婚姻を行う事になってしまう・・ やり口が非常にキモい叔父オロチ。 少女が幽閉されている月兔学園に、忍び込む忍と香司。 …
電子版で、シリーズ一括セット買いしたので、一気読み。 オロチ族の当主、彩人が六甲山の土砂崩れに巻き込まれて、行方不明になる。 六甲山に出かける前に、彩人から預けられたムーンストーンの指輪。 その指輪を使って、居場所を探ることになる。 京都に現れた、幻の羅生門の中に置かれた棺の中に居た彩人。 展開する場面が、アニメを観ているような描写で、面白い。
忍にかけられた呪いを解呪する儀式が、また振り出しに戻る。 香司の元婚約者・蝶子の弟、蛍二を救う巻 肉体から抜けた蛍二の魂を都内の神社でみかけた忍。 反魂香を使って、妖狐が亡くなった長男の姿で、義母の俊子を翻弄する。 衰弱死ていく母の姿を観て、悲しむ妖狐。 赤毛の妖狐は、芯から悪党ではなかったのが良かった。
この作品は非BLと勘違いされているのかもしれない ちゃんと内容にはBのLが含まれている、現代版陰陽師の妖怪調伏譚。 電子版は、挿絵無し。 美少女に見える呪いをかけられた主人公は、表紙絵だけだと、 どう見ても美少女風の美少年じゃなくて、ガキ大将。 言葉遣いはべらんめえ調なのに、何故かモテる。 応援団の夏期合宿、場所は静岡県の温泉郷