日高ショーコさんのレビュー一覧

憂鬱な朝 4 コミック

日高ショーコ 

心が震える巻。

私が憂鬱な朝という存在を知った時にはまだ4巻しか出ていませんでした。
一気に4巻まで読んでしまったために5巻が出るまで待つのが本当に辛くて辛くて、何度4巻を読んで続きを待っていたことか。
セリフもほぼ覚えてしまうほどに読み込んでいても、二人の逢瀬のシーン、最後の桂木と暁人さまのシーンには毎回心が揺さぶられます。

身体を繋げる時にお互いの服を脱がせ合いキスをする場面がありますが、時が止まっ…

6

愛すること グッズ

良かったー

Kindleなどメジャーなところでも扱ってくれていれば良かったなと思いますが、もう、「廣末頼むよ、ほんと 頼むよー」と思いながら読みました
美しいこと の下巻では廣末の言動にイライラしっぱなしで松岡が不憫でなりませんでした
今回のお話も松岡と一緒にヒヤヒヤしつつ、ニヤニヤしながら楽しみました

本当に、廣末 頼むよ?

6

知らない顔(新装版) コミック

日高ショーコ 

いろんな設定の詰め合わせ!

前回の「リスタート(新装版)」同様、旧版を購入後、
新装版が出るのを知りました(笑)
「リスタート(新装版)」で旧版を持っていてもとても楽しめたので、
今回の「知らない顔」も旧版を大事にとっておきつつ、
発売を心待ちにしていました。

初収録作品が加わったことで、現代ものから時代ものまで話が収録されており、
それぞれの作品の毛色が違っていて楽しめる1冊になっています。

「リスタ…

8

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

ラストを前に…

憂鬱な朝は作品自体が神なので、最終巻の時にレビューしようと思っていたのですが我慢できずに投稿してしまいました。

7巻という長編にもかかわらず、1巻から作品に流れている空気感、ストーリー展開にまったくのぶれを感じません。
暁人さまの桂木への激しい恋心、桂木の暁人さまに対する深い愛情は、巻数を重ねるごとに読み手に訴えかけてきます。
7巻では二人のシーンは最後のみと少ないものの、冒頭から二人の…

9

初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

記念すべき作品

私がBLというジャンルの扉を初めて開けてから、一番最初に心に突き刺さった作品がこれでした。
まだBL漫画家さんのこともほとんど知らず、そもそもの男同士の恋愛についても不慣れだった状態でこの作品を読みました。
まだ萌えというのがどういうものかすらわかってない初心者丸出しだった私の心に、美山の一途で切ない気持ちの矢が刺さった感覚でした。
以前から漫画や小説は好きだったのでたくさん読んでいたのです…

5

知らない顔(新装版) コミック

日高ショーコ 

様々な設定が楽しめる

「リスタート」同様こちらも旧版はすでに手元に無く、加筆修正部分の読み比べ無しのレビューとなります。
赤い花の飾りや血色の良い肌の表紙だった「リスタート」に対し、ブルー系と白っぽい肌の「知らない顔」。対の印象です。

「知らない顔」「見えない顔」「消えない顔」
私はこの話は旧版当時萌え所がよくわからなかったのです。今読み直してみて、萌え所というよりも掴み所がないのかも、と思い始めています。

6

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

面白かったんですが

日高さんが次の巻で終わりたいというようなことを書いてらっしゃいますが、お話し的にはそろそろ終わった方がいいかな…と私も思ってしまいました。七巻もとてもよく出来ていて良かったんですけど、そろそろ飽きてきたかなあ…と。久世と桂木はもうこれ以上ないほど愛し合っているし信頼しあっているので、BLとしてはもうやることがないような…。この話って最初は久世を憎んでいた桂木が落ちるまでが楽しいと思うので。でもこの…

4

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

後半部分は甘い。

今回はお仕事がメインだったので、ちょっと甘さが足りなかった様な気はすれども、桂木が奔走するのはひとえに暁人のためだと思えば萌えますね。
暁人は社交の場や人前に出るときは、桂木の教育もあってスマートな大人の男性なのに、桂木と二人きりになったとたん昔の様な表情になりますよね!
待ちわびた桂木が来たときの暁人の反応ったら・・・!
犬やったら絶対尻尾ふってるやん。
でも、桂木はいずれ暁人の元を離れ…

4

憂鬱な朝 2 コミック

日高ショーコ 

全身全霊できみを愛するを華族社会でやるとこうなる

お前がそばにいてくれるなら
僕は何だって

どこかにありそうなラブストーリーのセリフですが2巻で出てくるところ、すごい好きです。
どこにもない重みを感じます。全身全霊で、ってこう努力するんだよ、と知られされているような展開になっていきます。

絵もすごいきちっと描かれていますよね。すごい、と思います。
絵もかため、かみのけもきちんとしている
さわると堅そう!?

堅苦しい貴族社…

5

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

桂木、覚醒。

 森山家の夜会の後の6巻で、ただぼうっと立ちすくんでいたかのように見えた桂木の時計が、またたしかに時を刻み始めました。「そろそろ本来の私に戻るべきだと思っただけです」激高する石崎父に一歩も引かず、啖呵を切ってのけた彼は文句なしにかっこよかった。ただ以前のように正確無比、目的のためならすべての感情を切り捨てて突き進むようなサイボーグの歩みではなく、時に立ち止まって振り返ったり、壁にぶち当たって思案に…

21
PAGE TOP