日高ショーコさんのレビュー一覧

茅島氏の優雅な生活 1 小説

遠野春日  日高ショーコ 

お話自体は勿論、構造にヤラれた!

全3冊からなる茅島氏の麗しき生活…そして性活をお送りする作品。
その一般離れした豪華絢爛贅沢三昧と彼の無機質さのミスマッチが興味深い!
発行の2週間前に、他の絵師の先生が花音よりコミックス化をなさっています。
原作のこちらは、日高ショーコ先生により掴み所の無いクールな茅島氏が描かれています。

時には大臣クラスの人間も脚を運ぶという格式高いお屋敷の当主である茅島氏は、
元から豊かだった…

4

リスタート コミック

日高ショーコ 

モデル

モデルな2人の話です。
年下な攻めが受け一途なのが良かったです*
昔は受けの方が売れていて、それを見て惹かれてこの業界に入ります。でも攻めに追い越されてしまった受け(ノ∀`)アチャー
受けがいたから頑張れた、逆に受けも攻めをみて頑張ろうという気になれて、お互いにいい影響を与え合っていると思います。
攻めはいい年下わんこでしたw
会えなくて寂しくてスネちゃうとことかw
「俺はあんたのこと…

3

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

大河ロマンの幕開け!

日高ショーコさんの初の時代物。
両親を亡くし、わずか10歳で家督を継ぐことになった暁人。
幼い暁人を支えるのが若く美しい家令・桂木。

久世家の為になるのなら、相手が男でも女でも、有力者と寝る事も厭わない。
それだけ久世家に尽くしている桂木なのに、当主の暁人にはどこか冷たい。
桂木が久世家に入ったいきさつを思うと、
暁人を憎む気持も判らないでもないですが。
暁人には罪はないですし。…

2

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

鹿鳴館のような…

暗い表紙にちょっと戸惑いましたが…。
これは大正?昭和初期?
レトロな世界が隙のない華族社会が描かれていてステキです。
内容もかなり硬質な感じでした。
身分の上下、家督襲名など、ドロドロとしたお家騒動を彷彿とさせる雰囲気ですが、
ストーリーはそれほど陰湿さを感じませんでした。

桂木には謎が多くていいです、魅力的です。
バイなのもですが、やはり出生が気になるところでしたね。
完璧…

4

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

次巻が楽しみ

レビュー本数が多いので驚きました!それだけ期待作。

十歳で子爵になった久世暁人と、久世家の家令・桂木のお話。
前当主である暁人の父親から、暁人が成人するまで久世家の全てを任せられている桂木は、久世家を陞爵させるため暁人の教育から後ろ盾の確保、財産の管理と、必要であれば体を張ってまで冷静沈着にこなしています。
この巻は暁人が子爵邸に移ってきた十歳から十八歳までのお話になっていますが、桂木の…

2

シグナル コミック

日高ショーコ 

典型的なヘタレとツンデレ

以前ちるちるでも紹介されていたので手にとってみました。
見事に萌えましたw

受けはクールビューティーかつツンデレかつ誘い受け!
攻めはヘタレでお人好し!
とまあキャラが結構はっきりしてたので萌えましたw
受けは言いたいこともずばずば言うし結構勝手な…例えるならお金持ちに飼われてる猫ですかねwとにかくクールビューティーでしたwでも攻めが会いたいと言うと何時間も攻めの家で待ってたり。そう…

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

後味の悪さは癖になる

まず一番度肝を抜かれたのが、主人公・松岡が「女装してストレス発散」するというのです。
「は?女装…?」と、しばらく話の方向が見えなくてドキドキしながら読み始めました。
女装癖の男がどうやって恋に落ちるのだろう…と、とても興味をそそられました。
松岡が嘘に嘘を塗り堅め、正体がバレることを恐れ警戒しつつも、寛末という男に会ってしまう。
付き合いたい寛末と、その気のない女装・松岡との、攻防戦にも…

4

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

読み終わってほっとした…

松岡の気持ちが報われるのか・・・。
報われます!
しかし、気持ちが通じ合うまでの道のりが遠すぎる~!
結婚式での再会は、ドキドキしちゃいました。
だって逆襲の松岡なんですもの!
しっかし、寛末ってニブイんだなぁ・・・、もっと早く気づけよって言いたくて仕方なかったです。
もう胃がいたくなるほどじらされました。
最後は今までの辛さを埋めるみたいに甘々で、たまりませんでした。
この続きは…

13

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

読者も罰をうける下巻

寛末基文は、騙されていた。
自分が恋した女“江藤葉子”が男だと知った。
容姿に惹かれたわけじゃない
彼女が、おばあちゃんでも子供でも何者でもかまわないと思った。
でも・・・“男”であるとは思わなかった。
ゲイじゃないという松岡洋介が自分を好きな気持ちがわからない。

松岡洋介をどこへも位置づけられないまま・・・
いつも彼を思っている。
こんなに誰かのことを考えたことはなかった。

18

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

今までのBL観を崩された!

本作は迷わず神評価。確か、『このBLがやばい2008年度版』でも小説部門1位の評価でした。
とても切なく、考えさせられる作品。
読もうか迷われている方は是非読んでいただきたいです。
最後はハッピーエンドなので、安心して読んでください。

 私が今までに読んできたBL小説や漫画では、男同士の恋愛が前提でその上でどう萌えるか(シチュやフェチ、CP傾向etc...)、という感覚で読んできました…

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