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122/128(合計:1273件)
日高ショーコ
乱菊
日高ショーコで時代ものは読んだことがなかったので、初めて雑誌掲載された本作を見た時には、随分と違和感があった。 子爵だ、家令だと、少し硬質な雰囲気の世界観。 今までとはあまりに毛色の違ったカラーに、これでコケると痛いなあ・・・などと余計な心配までしてしまったほどだ。 けれどもそれは全くの杞憂だった。 これは巧いなあ!とすでに序盤で唸らされた。 大抵こういった物語というのは、時代背景や…
うえお
父親が亡くなり10歳で子爵家の当主になった暁人と、先代の当主から久世家に仕え、暁人が成人するまでの久世家の管理を全て任されている家令兼教育係の桂木。 暁人は桂木に構ってもらいたい、自分自身を見てもらいたいと思っていますが、桂木は「久世家」の存続しか頭になく、暁人に対しても「久世家の当主」としてしか見ていません。 まさにクラシカル!といった雰囲気の、上流階級の色々な思惑が渦巻く話となっていま…
木原音瀬 日高ショーコ
ミドリ
ほほう…これが木原音瀬なのね…というのが上下巻読んで最初の感想でした。 確かに寛末に腹が立ちますが、松岡も「どんな君でも好きになる」って言われても、さすがに男だと受け入れてもらえないのでは…」とは思わなかったのかな。 普通なら好きになった女が実は男でしたってゆうのは無理な話ですよね。 だから上巻ではそんなに腹が立たない。まだ。 それよりも福田に腹が立ったんだよ、私は…。 そして寛末、…
poppy23
ネタバレ
はじめまして。みなさま素晴らしいレビューを拝見させていただき、 ありがとうございました。なかなか、に鋭い見識のご意見に今さら「そうだったのか?」 とガクゼンとする想いです。私は、当時、タイミングの良いときに木原さんの 同人誌『男の花道」を読みました~。友情から恋心へ、踏ん張った男となだれ込んだ男。 以下は、私がブログで書いた一文です。 「ずぅっと女性だと思い恋をしていた人が実は男だった!…
Maika
相変わらずの木原さんです←いつものセリフ(笑) 最初、タイトルを見て どんな話??と思ったものです。 タイトルって意味深なんだなぁと今更ながら思いました。 読み終わってどうか?と言うと、わかるような気もするし、他のタイトルの方が良かったような気もするし。 上下巻一気に読んでも苛ついたんだから、これは相当な物。 苦手な人は多いと思うものの、私はこのいらつきが結構嫌いじゃない。…
かにゃこ
同棲していた元カノの荷物整理をきっかけに女装をするようになった松岡洋介。 モデルのように変身した自分に過信して、街へ出て男の誘いに乗り酷い目に遭う。 雨が降る夜の繁華街の片隅で、財布も靴もなくうずくまる女装した自分に 誰もが見てみぬ振りをする。 どうしようもない惨めな自分に、傘をさしかけてくれた人がいた・・・。 持ち金と自分の靴を渡して雨の中、靴下のまま帰った男 寛末基文。 寛末基文は…
Alice
相変わらず切なかったです。 松岡は女装するのが趣味でその日も女装で外を出歩いていました。 しかしナンパされた男に酔わされ、男とばれて酷い目に合います。 雨が降っていましたが傘もなく、道にしゃがみこみ惨めな思いをする松岡。 そんな松岡に声をかけてくれたのが寛末でした。 寛末は同じ会社に働く男で、松岡は前のお礼がしたいとまた女装の姿で寛末の前に現れます。 松岡は女装しますが、決して…
遠野春日 日高ショーコ
つかさ
同タイトルのコミックを先に読んでいたのですが、文章で読むと改めて好きな作品だと実感しました。 コミックとは違い、文章で表現されると細かい描写が脳内で想像の映像を映し出します。 挿絵の日高ショーコさんの繊細なイラストが、二人の微妙な心情をとてもステキに表現しています。 御曹司と庭師の恋、とても萌えました。 身分違い、と言ってしまうのは簡単ですが、細部で二人の生活水準がいかに違うか表現され…
茅島氏シリーズ、初読みです!麻々原さんのコミック版も一緒に購入しました。 でも一番の購入の決め手は日高ショーコさんの挿絵!相変わらずお美しい…!! 「憂鬱な朝」ともイメージが似ており、高貴な雰囲気がとってもよく出ていて、話にピッタリなイラストですねー! 茅島氏といい、「憂鬱な朝」の桂木といい、日高先生は気位の高い美人さんを書くのがお上手ですね!もーほんと綺麗!! そしてお相手の庭師のもっさ…
ともじ
ついこの間、麻々原さん画の漫画を買ったばかりだったのに・・・。日高ショーコさんのイラスト見たさに手に取ってしまいました。本屋で、ぐずぐずと挿絵をバラ見して「これは買わずには居られない」と諦めて(?!)レジに持って行きましたよ。それほどに!また麻々原さんとは違った美麗な茅島氏がそこには居たんです。 どれだけ日高ショーコさんの絵が好きなんだ、私・・・でも、そんな私と同士な方は多いと思います!だって、…