凪良ゆうさんのレビュー一覧

天水桃綺譚 小説

凪良ゆう  藤たまき 

優しい気持ちになれる物語

作家買いしてる凪良先生の今作は、可愛らしくもあり切なくもありの童話のようなお話でした。
とにかくモモの可愛さに亨だけでなく私もやられました。
モモと亨が離ればなれになり、亨はその後も一人きりで歳をとり「えー!」となったんだけど、白虎様に感謝です!!
表紙のティーカップの使われ方にじ〜んときました。
ホント良かったね…モモ…。

2作目は白虎様とコモモのお話。
これまた一途なコモモがい…

5

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

期待を超えてくる

前作が衝撃的すぎて今作は面白さ薄れるかなと思ったのですが、全然衰えてなく、むしろ超えてくるぐらいの出来栄えでした。期待以上で、ページを捲るのがもどかしいくらいだれずに夢中で読み進めました。
とにかく二人のかみ合ってない会話が面白すぎて、下手なギャグ漫画より全然笑えます。シュールな面白さがあって所々声出して笑いました。攻めのネガティブ俺様っぷり最高です。こっちが予期しない言動や思考がすごく新鮮で、…

10

ここで待ってる 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

家族になる

BLと思っていたら、素敵な家族のお話でした

バーで出会った好みのヒト。ビッチ好きな清玄と、ビッチな朋。
攻は空手道場の師範代で、跡取りの清玄。現在の主であるおじいちゃんと一緒に暮らしています。
受は、その空手道場に通う子どもの父親の
朋。
ひょんなことから、バーで出会ってしまう2人。
色々な事情を抱える2人と、その家族が、血の繋がらない家族になっていく様が、すごく素敵に、無理なく描…

1

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

追いつめる愛から受け入れる愛へ

生徒×先生ものってさじ加減が難しいですよね〜。
受けが教師としてのモラルと威厳を早々に手放すようならNG!
教師としてのけじめをつけながらも、ワンコor猛獣系の攻めに押し切られるのが私の理想です。
その点、今作の珪は理想にピッタリなんです!
教育者の視点を常に持ちながらも攻めの情熱にほだされて受け入れてくれてる。
さらには流し目のきれいな女王さま。
本当に素敵なキャラです。

攻め…

4

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

実写化映画化してもいいくらいの、SFヒューマンドラマ。

部屋で読みながら、嗚咽が出るほど泣いた。
目が腫れるくらい泣いた。
神以上の評価がつけられるのであれば、神×5くらいしたい作品。

2人が出会った直後から、私はすでに泣いていた。
出会ったばかりの頃の、受(ラブドール)の仕草や言葉に、過去のご主人さまから受けていた仕打ちがどれほど辛いものだったかが想像できてしまって、それがもう読んでて辛すぎて、辛すぎて、「もう、大丈夫だよ」って言ってあげ…

3

叶わない、恋をしている 小説

凪良ゆう  水名瀬雅良 

松坂牛、五キロ?!

曇天の空のようなお話し。
その重く重なった雲の隙間から、淡い光が差し込むような少しほっとする結末。

志貴が神谷を甘やかさずに支えるやり方が新鮮。

とにかく志貴の兄弟達に救われる一冊。

志貴の頑張りと、神谷の後悔が切ない。

スパダリかと思ったら、神谷はとんだヘタレだった!

箇条書きのレビューになってしまいましたが、
どう落ちるのかと、一気に最後まで読んでしまいました…

1

天水桃綺譚 小説

凪良ゆう  藤たまき 

大事な夢は目を開いて見るもんだ ←いい言葉だー

表紙のモモちゃん可愛いなあと思ってget。
(手に持ってるカップ 大切!)
「闇を呼ぶ声」の応募券と当作の応募券と500円で
書き下ろし番外編小冊子が全員もらえるとのこと。
プランタンさんの回し者じゃないけど 一応お知らせ。

どのお話もせつない もしくはせつなさの効いた甘々話 という印象。
朝通勤車内で読んでしまい、涙をこぼさないよう堪えるのが大変でした。
車内読みは避けた方がよ…

3

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

切ない純愛

キュンキュンとしました。知り合って七年目、そのうち三年はメールで話をした、一年はとても近い他人として過ごした、残りの三年は離れて暮らした。相手のことを何も知らないにもかかわらず、お互いに惹かれあう者同士。好きになってはいけないと分かっていながらじわじわと近づいていく距離、もどかしくて切なかった。つらくて途中涙ぐみながら読んじゃいました。悪人のいないお話だった。麻々原さんのイラストととてもぴったり合…

13

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

続きが待ち遠しい

とっても良かったです。一気読みしちゃいました。異能力一族に生まれ対の存在である妹を亡くした受けは、実家の所有するマンションを管理しながら地味に生きている。そんな彼に父親が連れてきたのは一見だらしなく見えるおっさん攻め。二人が組んで対峙する事件の推移が面白く引き込まれました。BL要素は少なめですが読み応えがあります。受けと攻めの心情の揺らぎや変化の表現で最終的にこれから2人が惹かれあうの続編を楽しみ…

4

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

面白いけど、先生のあとがきが怖かった(泣)

追加です。17年5月に出た先生の「桃」の本と当作のPlatinum Ticketと
定額小為替500円を送ると「お菓子の家」「未完成」などの番外編が読める
書き下ろし番外編小冊子が応募者全員にもらえるとのことです。
たまたま気付いたのですが、凪良先生ファンの方は読みたい!と思うかなと
思ったので、追記してみました・・・締め切り2017/9/11で、
発送は2018年春頃・・・えらい先やな…

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