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てんてん
ネタバレ
本品はコラボカフェ「yuunagi cafe」の コラボメニュー注文で頂けたペーパーで 『2119 9 29』の番外編です。 阿部視点で 恋人になった高嶺と暮らしはじめてから 起こったある出来事の顛末になります。 阿部は両親に高嶺を 一生を共にするパートナーと紹介し 共に暮らし始めます。 高嶺のためにした借金の返済は たやすくはありませんが 愛する人と共に過ごす幸…
凪良ゆう 高久尚子
maruchan
重くシリアスなのだけど、どこかに「抜け」のある作品でした。 メインの二人はそれぞれに重いものを抱えた設定で、暗い闇を背負った者同士が出会い、どうしようもなく惹かれあっていく……という展開は往年の(?)june系の小説にでもありそうなものです。 しかしその行き着く先と淡々とした描写が現代的なんですよね。 ハッピーエンドの入り口に立ったような所まで描かれていて、一筋の光が見える結末です。(こ…
凪良ゆう 穂波ゆきね
chikichikibonbon
初読時の評価は萌2だったけれど 再読したら神評価になったし、すごく泣けた。 トキオとナツメが積み重ねてきた時間の重みと大切さを感じる。 あれだけの時間を、好んで共有してきたのだから 相手の考えていることが分かってしまうときがあるのは、当然だよね。 ナツメは、いつまでもトキオが自分のことを好きでいてくれる、と思い込んでいた。 けれど、上京したトキオの傍らには、恋人であるヤコ先生が…
凪良ゆう サクラサクヤ
チョット萌えたとかすごく萌えたとか、萌えなかったとか……そういう基準で評価することがそぐわないおはなし。ボーイズのラブの話だと言うよりは、家族関係の話だよなぁ…という気がしてなりません。 日永と勢田の二人とも、性格形成に家族との微妙な関係が影響を及ぼしすぎていますよね。勢田の場合、ストーリーの後半まで何不自由ない家庭で育った青年とミスリードされるように書かれていますけど。 行われている…
凪良ゆう 唯月一
どうってことのない話……なのに、面白く読めました。デビュー作である「花嫁はマリッジブルー」の続編なのですが、続編のこちら「花嫁は今夜もブルー」の方が好きです。 なんというか新人さん時代の作品ということで、編集様の希望に沿って書かれたと思うのですが、この続編になると、その枠の中でも「凪良さんらしさ」がより出るようになってきている……みたいな感じ。 お姉さんやその恋人、お義母さん、お義父さん、…
未読だった凪良ゆうさんのデビュー作を電子書籍にて。 花嫁ものBL、テンプレどおりの展開……現在の凪良さんの作品から考えると意外ですね。ひとに歴史あり。 しかしやはり文章はうまく読みやすいのがさすが。脇キャラ(とくに主人公の姉ちゃん)は、なんだかなーという感じもありですが、一見冷徹な人に見えるおぼっちゃまが実は素直な性質を持っている所など楽しく読めました。庶民の生活を驚きつつ楽しむおぼっ…
凪良ゆう 草間さかえ
雀影
これは、もう、最初から泣くよね。 冒頭の美憂との最初の出会いの話からもう、ずっと、ズルズル、グスグスしたまま一気に読んだ。 スピン元となった前作「ショートケーキの苺にはさわらないで」も感動的なお話だったけど、個人的にもやっとしてた、アンドロイドについての疑問とかがこの作品内でだいぶ解消されたので、戦争後のトラウマを抱えて、思考がより人間に近くなったアンドロイドと本気の恋をする話にも納得でき…
本品はドラマCD 『おやすみなさい、また明日』の コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。 告美視点で「くるり」が 「maison 荒野」にやってくるお話です。 告美が朔太郎と暮らし始めて 何度目のかの春。 朔太郎は近所の奥さんから のらの猫が軒下で生んだ仔猫の 貰い手を探す依頼を受けます。 4匹のうち3匹はすぐ決まりますが 片目がつぶれた1匹はなかな…
本品はドラマCD『おやすみなさい、また明日』の ブックレット掲載作のスペシャルSSです。 本編中、朔太郎視点で 呼称を切り替えようとするお話です。 朔太郎とつぐみが共に暮らし始めて 3年目を迎えたある日。 仕事先でであったころから変わらず 2人はお互いをつぐみさん、朔太郎さんと 呼び合っていましたが 佐太郎がなんでも屋で出向いた家の子供に 家族なのに変だと言…
みちみち
大好きな凪良先生の作品の中でも1,2を争うくらい好きな『ショートケーキの苺にはさわらないで』の続編。それも1番読みたかった阿部ちんの話ときたら、早く読みたい反面、もったいなくて読めない…(笑)結局、読み始めたら一気読みして、何度も何度も泣きながら読み返しました。 続編が出ても、あれだけの名作だけに前作を越えることはないだろうなぁ~と思っていたし、阿部ちんが主役ならコメディタッチなんだろうなぁ…