凪良ゆうさんのレビュー一覧

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

じれじれの初恋コメディ

凪良先生のコメディ。ずっと読みたくて、ようやく手に入れましたー!

17歳から社会人までの、正反対な2人の長い長い両片思いのお話です。攻の入江も、受の蜂谷も、おネエの花沢も、みんないい子。親友3人を中心に、日常の中の出来事を交えながら、長い年月を描いていきます。


じれじれの初恋コメディと書きましたが、2人とも初恋を拗らせて、相手の気持ちに気付かないまま両片思いを続けていきます。頭は良…

5

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

きれいな作品

買うか悩んでようやく読むことができました…
この作品に出会えて良かったと思えるくらい、素敵な作品でした。

つぐみが別れてだいぶ心に傷を負っていましたが、それを埋めていく朔太郎が結構くっつくのに時間がかかり、読んでいてもしかしてくっつかないのでは…とハラハラしました(笑)
凪良先生のスピードで、ゆっくり二人が近づいてはまた少し離れたり、美しい風景描写が散りばめられていて、綺麗な小説だと思い…

5

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

新しいタイプ

こんなタイプのBLがあるとは!!と、とっても驚きました!
凪良先生のあとがきにもありますが、攻めが気持ち悪いです。読み進めていて、中盤までは攻め視点なのでどうやって二人がくっつくのか想像できず、早く読みたい!と焦りました。
中盤からは受け視点で、どういう環境で育ったのかが分かり、攻めに惹かれていく様子がすごく分かりました。清居くんが自分の中で受け入れられないのに平良を求めしまってもだもだすると…

7

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

美容室

今思うとエロとかSEXとかより、普通にモードショーの方が気になるお話でしたw

田舎で、親の美容室を継いでいる綾野からしたら、地元にはヤりにだけ帰ってくる紺は嫌気がさしても仕方がないように思った。
凪良先生の本は、程よくエロもあって、筋の入ったストーリー性もあってblとしてじゃなくてもとても面白いです

1

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

大人と子供の境界線でもがく年下攻めのお話

高校生×教師。年下攻めです。
攻めの瀬名(高校生)は、複雑な家庭の事情を抱えた所謂チャラ男です。受けの阿南(教師)はゲイで少しだらしない性格の大人。阿南は、色々な面で子供な瀬名に振り回され続けます。
正直、前半はやりたい放題の瀬名にヒヤヒヤしてしまいます。でもその分、後半の瀬名の成長には驚かされました。ハッピーエンドです。最後の最後まで読んでほしい。

終始瀬名の視点なので、阿南が瀬名のこ…

2

「春夏秋冬」セキュリティ・ブランケット(上)番外編 コミコミスタジオ特典ペーパー グッズ

4つの小話が収録されています

コミコミスタジオさんで購入するといただける特典ペーパー。大きさはB5サイズ、ピンク色の薄手の紙に片面印刷されています。

ネタバレ含んでいます、ご注意を。








タイトルは『春夏秋冬』。
「セキュリティ・ブランケット」の番外編です。

『春夏秋冬』と名付けられている通り、それぞれの季節の出来事を、4人の男たちの目線で描かれた4つの小話。


「秋のお見合…

2

恋するエゴイスト 小説

凪良ゆう  なるせいさ 

可愛いお話

小説家の攻め、ってかっこよくて好きなのですが、本作は「官能小説家」の「叔父」なので。
なんとなく……叔父にエロエロ地獄に落とされて快楽落ちする受け、みたいな話ではないかと予想していて、敬遠していた作品でした。

でも読んでみたら、受けの甥はプンプン怒ってはいるものの、そこそこ楽しそうに同居生活をしていて、叔父の攻めも、エロいことを多少はするものの、基本は甥を構って遊んでいて、エロエロしさはあ…

3

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

トラウマもまた、執着のうち。

いや〜、面白かった!
さすが凪良先生、全ての展開にも設定にも無理がなく、テンポよく面白い!

“30歳まで童貞だと魔法使いになれる”という、誰もが知っているあの都市伝説を使うところもさすが凪良先生、目の付け所が違うなと感じますが、その内容も、ファンタジーなのにファンタジーにありがちな無理な展開やご都合主義と感じさせる展開が何一つなかった。
むしろ受けの悩みに同情してしまったり、一緒になって…

2

2119 9 29 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

切なくて優しい

「ショートケーキの苺にはさわらないで」のスピンオフなの知らなくてこれだけ読んでしまいました。
元のお話もよまないと!
切なくて優しい物語。すごく素敵な愛情がつまってました。
後半から涙が止まりませんでした。
読後も思い返し、彼らの愛を反芻すると涙が溢れてしまいます。

人間として生を終える姿には本当に言葉にはできないほどです。
49日までの高嶺の行動と気持ちが本当に本当に切なくて。

3

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

毛布でくるんであげたい男の子

4人交互視点という事で、どんな感じなのか…と発売を楽しみにしてました。
以下、あらすじ無視な感想たれ流しで失礼します。

登場人物は、各々視点がある龍・鼎・高砂・国生の4人+α。
この龍の健気さ・いじらしさ・控えめさ…龍の生き方丸ごと愛おしくて仕方なかったです。
幼い時の様子に涙しそうになりました。
悲惨な経験をした後鼎の深い愛情を貰って今の龍がある訳なんですが、鼎と高砂の気持ちが痛い…

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