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凪良ゆう 湖水きよ
フランク
ネタバレ
恋愛に終始していないところがいいなって思います。 もちろん恋愛についてもしっかり書かれているけれど、それと同時にスタイリスト志望の紺と美容師志望の綾野とという二人の青年の夢と現実が絡めて描いてあって、10代後半から20代半ばにかけての青春ストーリーとしても楽しめるので好きです。 田舎町で夢を語り合い専学へ進んだ二人が、いよいよ夢を叶えようと上京&二人で同棲生活を始めようとした矢先に、家…
凪良ゆう ミドリノエバ
東雲月虹
はぁあ~……。 龍のお父さんが許せないようなクズ男じゃなかったのは良かったのですが それでも龍が一人でお母さんを待って寂しくてツライ日々を過ごしたのは紛れもない事実ですし 今みんなに愛されていても時折思い出してしまう苦しさはどうにも出来ない…。 事情というものがあるのはわかるんですけどね。 そこに多少引っ掛かりつつも、18歳組(龍と国生)の成長の目覚ましいことったら!! 傷つきながらも…
発売してわりとすぐ拝読した時は え、嘘、そこでまさかのあー待って待ってどうなるんだ!?と だいぶ落ち着いていられなかったので 久しぶりに再読させていただきましたら やっぱり落ち着いていられませんでした。 龍がどれだけ不憫なんだろうと涙無くしては読み進められませんし 鼎の深い愛情にまた泣いてしまいますが 自身では白黒はっきりさせられない想いがあったり…。 見習いたいくらいの高砂の忍耐…
私は攻めの久保田の、裏表のないごく普通の真っ当さが好きなんです。 人たらしなナイスガイすぎる。 だからあの美山靫彦が 「久保田といるとき、なぜか自分は馬鹿になる 久保田だけが、自分を馬鹿にする。」 って思っちゃうんだけど、ツンツントゲだらけのお姫様の棘を気にせず接することができる久保田だからこそだと思うんですよね。 私はそれを久保田力と呼びたいです。 「365+1」ではヒール…
凪良ゆう 麻々原絵里依
さいとぅーん
ストーリー重視の方には超オススメで、静かな感じ。 美しい物語で、この2人は幸せになれるのか!?ドキドキしながら読み進めていきました。 私の好みドストライクでしたので、神作品とさせていただきます。
凪良ゆう 草間さかえ
木春菊
数ある凪良作品のなかで個人的にベスト3に入る大好きな小説です。 攻めの成田は一つ年下の大型ワンコ。穏やかで気遣いのできる良いコ。 受けの飴屋は気の強い美人(ビッチ)。とても深い事情により妻子ある身。 ここに飴屋の妻・のばら、息子・論、成田の祖父が加わり、恋愛小説としてだけでなく、家族の在り方にも重点を置いたバランスの良い魅力的な物語に仕上がっています。 飴屋の想い人は学生時代のニコ…
飲み会で、恋人について聞かれ、ただのノロケ&100%恋人自慢としか言えない恋人説明をする清居。 すると、そんな完璧な人間はいない、本当の恋愛を知らないからそんなあり得ない夢が膨らむのでは?という疑惑から、まさかの童貞?と疑われてしまいます。 そして清居自身も恐ろしい事実に気づいてしまうのです。 「もしかして俺は、童貞なのかもしれない」ということに……。 早速、帰宅した清居はその事に…
カラフル
帯に「凪良ゆう先生の作家生活の集大成」という煽りもあったため、期待しすぎたかもしれません。登場人物が沢山出てきて、複雑に絡み合う多角的なラブストーリーに期待を膨らませていました。いつ面白くなるのかと読み進めましたが、物語に起伏が乏しく、全体的に単調に感じました。登場人物や世界観に没頭までいきませんでした。タイトルは所謂「ライナスの毛布」の様な感じでしょうか。。 オシャレ系なストーリ…
凪良ゆう 葛西リカコ
シーモアで挿絵なしから挿絵ありに差し替えしたという通知がきたので、久しぶりに読み返しました。 挿絵、素晴らしかった。 この素晴らしい挿絵を見てしまうと、もう挿絵なしのあの頃には戻れない……という感じです。 (ほかの挿絵なし小説も早く!) 最初のスクールカーストの王様と下僕という関係だった頃はとても恋愛関係に陥りそうにないのに、一冊の本が終わる頃にはしっかり恋人同士になっていると…
凪良ゆう ゆうこ
pakkunn
グサグサえぐるお話ではありますが、さすが凪良作品。引き込まれてノンストップで読了。 主人公の和久井がお人好しで脳天気すぎる。 対比で弟の芥が意味深に不幸オーラを出しながら、話は思いもよらない方向へ展開していきます。 ラストも、うん、良かった。とはなりませんが BLじゃないことで敬遠していて損しました。 早く読めばよかったな。 最後に表紙の絵を眺めると、秀逸。