凪良ゆうさんのレビュー一覧

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

素晴らしい

ストーリー重視の方には超オススメで、静かな感じ。
美しい物語で、この2人は幸せになれるのか!?ドキドキしながら読み進めていきました。
私の好みドストライクでしたので、神作品とさせていただきます。

1

ここで待ってる 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

家族の在り方。愛情のかけ方。

数ある凪良作品のなかで個人的にベスト3に入る大好きな小説です。

攻めの成田は一つ年下の大型ワンコ。穏やかで気遣いのできる良いコ。
受けの飴屋は気の強い美人(ビッチ)。とても深い事情により妻子ある身。
ここに飴屋の妻・のばら、息子・論、成田の祖父が加わり、恋愛小説としてだけでなく、家族の在り方にも重点を置いたバランスの良い魅力的な物語に仕上がっています。

飴屋の想い人は学生時代のニコ…

4

「憎らしい彼 美しい彼 2」電子限定書き下ろしSS「安息はどこにある」 グッズ

清居の災難

飲み会で、恋人について聞かれ、ただのノロケ&100%恋人自慢としか言えない恋人説明をする清居。
すると、そんな完璧な人間はいない、本当の恋愛を知らないからそんなあり得ない夢が膨らむのでは?という疑惑から、まさかの童貞?と疑われてしまいます。

そして清居自身も恐ろしい事実に気づいてしまうのです。
「もしかして俺は、童貞なのかもしれない」ということに……。

早速、帰宅した清居はその事に…

7

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

期待しすぎました

帯に「凪良ゆう先生の作家生活の集大成」という煽りもあったため、期待しすぎたかもしれません。登場人物が沢山出てきて、複雑に絡み合う多角的なラブストーリーに期待を膨らませていました。いつ面白くなるのかと読み進めましたが、物語に起伏が乏しく、全体的に単調に感じました。登場人物や世界観に没頭までいきませんでした。タイトルは所謂「ライナスの毛布」の様な感じでしょうか。。

オシャレ系なストーリ…

4

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

電子にも挿絵がつきましたー!

シーモアで挿絵なしから挿絵ありに差し替えしたという通知がきたので、久しぶりに読み返しました。

挿絵、素晴らしかった。
この素晴らしい挿絵を見てしまうと、もう挿絵なしのあの頃には戻れない……という感じです。
(ほかの挿絵なし小説も早く!)


最初のスクールカーストの王様と下僕という関係だった頃はとても恋愛関係に陥りそうにないのに、一冊の本が終わる頃にはしっかり恋人同士になっていると…

7
非BL作品

すみれ荘ファミリア 非BL 小説

凪良ゆう  ゆうこ 

人の愛情とは何か?

グサグサえぐるお話ではありますが、さすが凪良作品。引き込まれてノンストップで読了。

主人公の和久井がお人好しで脳天気すぎる。
対比で弟の芥が意味深に不幸オーラを出しながら、話は思いもよらない方向へ展開していきます。

ラストも、うん、良かった。とはなりませんが
BLじゃないことで敬遠していて損しました。
早く読めばよかったな。
最後に表紙の絵を眺めると、秀逸。

2

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

タイトルの意味

本編を読むと、タイトルの意味にぐっときます。

アンドロイドのお話で、生き物でないのはなー躊躇していましたが、読んだらそんなこと吹っ飛びました。凪良先生好きさんで、アンドロイドに躊躇してまだ読んでない方がいらっしゃいましたら是非読んでください。

たくさんのレビューがあるので、あらすじ等は割愛します。
非常に可愛らしく、そして切ないお話です。アンドロイドですが心があります。傷つきますし、…

2

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

年の差のある恋人

年下×年上に釣られて読み始めましたが、恋愛小説としてとても良かったです。

受けの阿南先生は大人ということもあって、いつも態度に余裕があるうえに上手く本心を隠しているので、瀬名視点で読み進めると阿南先生の振る舞いにずっと翻弄されている感じがしました。

たとえ相手にされなくとも高校生の瀬名は、年上の阿南に対して臆することなく初めから押せ押せな感じで迫っていきますが、でも後から失敗したかもし…

2

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

ちょいちょい吹き出しながら読んだ

三つ子の弟達を面倒見まくる内に培われたお兄ちゃん気質の夏市が、先輩椎名のあまりの私生活の無能っぷりに放っておけず、ついつい汚部屋掃除をする事に…

「いつでもモフモフさせてくれる男が欲しい」と願う24時間365日人肌(男限定)に触れていたい病の夏市(攻め)
「タダで掃除してくれるお手伝いさんが欲しい」と願うゴミ屋敷王子様・椎名(受け)
というお互いの素がバレて、欲望と願望がうまいこと一致し…

1

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

明るい、賑やかな場所で読んでください

私、夜寝る前に真っ暗な部屋で(電子書籍なので)1人で読んでいたのですが、背筋がゾゾゾ…としたり気配が気になったり(めちゃくちゃ気のせい)するので、明るい場所で読むことをお勧めします笑

ホラーが苦手でなんとなく避けてた作品。でも気になって、続編と一緒に購入しました。怪奇ミステリーだけではない、成長や物語が楽しめる作品です。そして、ほんのりと恋愛も。

周と西門。2人とも、除霊にまつわる一族…

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