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凪良ゆう 小山田あみ
ありC
ネタバレ
凪良作品の、良いところが肩肘を張らずにぎゅっと詰まった感じのする作品でした。 作者様ご本人もあとがきでおっしゃっていますが、「自分が書きたいものを純粋培養した」ことによって、読者の心に響くようなお話になったのではないでしょうか。 私は、偏屈なニーナと真っ直ぐな心を持った陽光が、 お互いに成長しつつ、時間をかけて深めていった愛情に感動しました。 BL作品に出てくる人って、遊びまく…
凪良ゆう 石原理
橘盾
大好きな凪良先生のヤクザモノ!と言う事で、大事にしていた新本です! へへへ^^ 凪良先生の切ない文章ってすごく好きなんです。 畳掛ける様なリズムがあって、気持ちが高まってジーン・・・と。 本作もやっぱり凪良節にやられました! 普通の人生を選択した夏生に、自分の存在が妨げになっていると思いながらも、夏生と深まっていく付き合いは止められない。 中盤までの夏生への滅私奉公ぶりは、純な…
凪良ゆう 水名瀬雅良
むつこ
胸の痛くなる作品でした。 ここまで悲惨ではないけど、主人公に昔の自分とかぶる部分があってさ。 当時軽く病んだ身としては、この受けの「ここまでできる強さ」が羨ましく、同時に美しすぎるおとぎ話のようにも思えました。けしてリアリティが欠落してるというわけじゃないんだけど、あともう一歩踏み込んで「善良な主人公が、追いつめられて汚さを露呈する姿」を読みたかったなとも思えました。てかそれを期待してしまったんだ…
しの
また、なんちゅーもんを読ましてくれるんですか、凪良さん…。 言葉にできない読後感に、しばらくレビューもできませんでした。 本当に本当に、間違いなく、心に響く名作でした。 2人の子供時代から始まり、成功、挫折、痛み、そういうものすべてに対して、寄り添い合いながら向き合う2人のお話。 「相手に寄り掛かる」ことと「相手の存在を心の支えにする」ことは、似ているようでいて全然別物なのだと…
クレタコ
リリ文庫さん帯コピー付けてくれないかのーとかここで言ってみたり。 さてさて凪良さんがまたまたやってくれました! ふんとにもう期待を裏切らない作家さんだなー!! 今回は7歳差の年下攻と、太陽の光の下に出られない光線過敏症受との時間を掛けた長いスパンの物語。 凪良さんの年下攻というと過去に「未完成」があるんですが、あの攻にはどうもイラッと来て受け付けなかった自分も今回の年下攻は良かったー!…
感動しました。 まず障害を純粋無垢の象徴として描いてないところが気に入りました。あと障害を持ってるニーナに、不自然かつ必要以上に周りが冷たくしていないところも。私、この逆パターンで障害者を描く作品が大嫌いなんですよね。 イジメを受けてたのは小学生のころです。それもあってひねた性格になったニーナだけど、大人になったニーナに周囲は優しいんですよ。優しいというか普通というか。昔はともかく「今はすべてが…
イサヲ
…ううっ、泣けます。でもこの辺、民生委員とか親戚とかもっといろいろ言ってくるだろうよって、どこか冷めて考えてしまう。いけません。BLBL。 えー、そこへ現れた王子様神谷。ボンボンでセレブで大人の男。そして影がある。ん~むパーフェクト。怪しい(笑) でもって、クラブの客として店に来た神谷は志貴を見初め、援助と引き換えに神谷の亡くなった恋人の身代わりとして神谷の傍にいてほしいという話を持ちかけたの…
ハイ爺
…気がつけば感動し、うるっと泣いていた。 萌え属性とか、10代は趣味じゃないとか、そんなのどうでもよくなってました。 (萌えないという意味ではないです、ニーナは「これぞツンデレ」では?) 太陽の下に出られない難病を持つニーナ18歳と、児童劇団の子役をやっていて、でも売れない為、いじめにあっている真下光陽11歳。 18歳と11歳のやり取りが自然に感じられる、これは作者の力量とおもいます。…
2人の会話だけですが、癒される1枚です。好きだ! 二ーナは、業界からの妬みをネタに、陽光と話しています。 二ーナは音楽家、陽光は俳優として、今は順調な2人だけれど、暗く足掻いていた時期はあった。 「何も知らないからね」「まぁな・・・」 (何だか、長い付き合いの納得が微笑ましい~♪) そこにふと、二ーナが、 「だけど、たまに自分がどこにいるか分からなくなる」と提議。 陽光も …
凪良先生の新作、待っていましたっ! やっと手にできたぁ~!嬉しいです!宝物です! 【真夜中クロニクル】 読み始めて数ページ、このまま読み続けて良いのか迷った程でした。 二ーナの重荷があまりにも辛くて、自分に影響してしまうかもと。 事実、二ーナの言葉がいちいち、胸に棘をさしてきました。 皮膚病の野良猫に、 「つくづくブサイクな奴だな。俺と一緒だ。ほら、こっち来い」 楽器が沢山あっ…