凪良ゆうさんのレビュー一覧

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

ガラスの破片

旧い版(未読です)にドラマCD収録の「young swallow」と書き下ろしの「さなぎ」、二本のSSが新たに加えられたこの作品。
もの凄くハラハラしながら初読を終えました。

滅茶苦茶な家庭環境に疲弊して、上っ面だけの交友関係に虚しさばかり募らせていた高校生・瀬名は教師である阿南が差し伸べてくれた手に救われます。
冷たく鋭く、綺麗なナイフみたいなのに生徒を放っておけない優しい阿南。欝屈し…

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全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

汚部屋王子vsゲイの人肌フェチ

今まで読んだ凪良先生の本の中で、好きなコメディです。
テンポよく楽しく読めます…笑えます(^O^)。

攻の夏市は、『二十四時間・三百六十五日人肌に触れたい病』※ゲイなので男に限る(^O^)。
十四歳の時に悩んだ末に両親に「男に触りたくて触りたくて…このままだとホモの性犯罪者になるかもしれない」と激白し、お父さんから自分と等身大の男の子(店員さん確認)のクマのぬいぐるみを買ってもらい。クマ…

1

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

悲しくてしんみり

メール友達からの出会いでなんだか、ドキドキする設定だったのですが
これがまた泣けます
じれったい感じだったり、すれ違いで勘違い物が好きな方は、
かなりはまるかもしれません。

すれ違いも多くて出会ってから何年だよ!と突っ込み所があり、
ヤキモキします。
その中でも、お互い寄り添えない気持ちがなんとも萌えちゃいました

最後の追い上げが凄い感動的で買って良かったと思います。
最後…

2

プラチナ文庫10周年&CannaComics3周年記念ANNIVERSARY BOX グッズ

「従者にあらず」・「くろねこ屋歳時記」番外編

プラチナ文庫&CannaComics応募者サービス小冊子「ANNIVERSARY BOX」です。小説11編、漫画19編を収録。そのうち、本編既読の『従者にあらず』と『くろねこ屋歳時記』の番外編を読みました。

【小説】『従者にあらず』番外編「魔法使いと小さな呪い」椹野道流
疫病の流行から半年後。パン屋のホルガ―と魔法使いのロテールは毎日のように夕食を共にしています。しかし今日のロテールの様子…

3

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

最高!

私的にはすごく好きな作品でした。
甘酸っぱくてどこかせつない。もう萌えまくりました。
ネットから始まる恋なんてどうなんだろう・・・と思っていたけれど読んでいくうちに号泣している自分がいました。
文人と新開さんがお互いに悩みすれ違ってしまうところでは結ばれてほしいと一生懸命願ってしまいました。(笑)
お互いがお互いを思う気持ちはとても強くだからこそ三年もの時間がたっても結ばれたのだと思います…

5

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

駄目だった(T_T)

凪良先生の作品は好きです。

でも…この作品の受の文人も、攻の新開も…好きになれない性格です。

文人は、人に対する依存が高すぎて駄目。本当におぼっちやまですね。
自分の性癖に対して、友人から傷つけられると、簡単に「死にたい」と呟き、新開にすがります。
新開を好きになって、好きになっていけないとフラフラしたときは、神崎からの好意にすがります。

はあ~。新開を好きになっては、いけな…

24

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

久々に

登場人物の性格もありますが、淡々と静かに物語が展開するのですが、いつの間にか主人公と一緒に息を詰め、星の見えない夜空に切なくなりました。久々に泣ける物語でした。

7

もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

もったいない…?

う、うーん。
なんだろう、自分の好みに合わなかったってことなのかな。
それとも「凪良さんだし…」みたいな期待値が大きかったのか。

キャラの性格が極端といえば極端なせいなのか。
ころころと表情とか思考が変わる様子とかが「?」ってなっちゃう部分があったり。
攻の方が受の涙についドギマギして優しくなっちゃうとことか甘やかしちゃうとことかは嫌いじゃないんですけど…。

やっぱりキャラの設…

1

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

えっちぃですわ…

ネタバレなしでいきたいと思います。

この作品のセールスポイントはまさにえっちかと。
攻めが繰り広げる変態入ったえっち+心の中の独白が、えっちシーンなのに可笑しい。
わたしは攻め目線ものは大好きなので、とっても満足しました。
凪良さんの作品の初読みでしたが、本当はこういう作品を書かれる方じゃないんですよね?
スタートがこんな笑いいっぱい・えっちいっぱいの高評価作品ですと、あとあとイメー…

3

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

天の川の距離

7月7日の誕生日。
織姫と彦星のヴェガとアルタイル。
その時はいつも雨。
そんなモチーフがうまく設定に盛り込まれ展開させていく。
穏やかで、でも切ない、心が訴えかけてくるお話でした。
主人公達は草食なイメージを持つのですが、麻々原さんのさらっとした絵柄がぴたりと当てはまります。
受け視点の物語だけど、攻めの気持ちも伝わってくる。
だから物語が染み込んでくるのです。


文人は同…

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