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凪良ゆう 葛西リカコ
御影
ネタバレ
また人を殴る夢を見たという加瀬は、失業中にパン屋のアンプチニーの阿木から声をかけられ、そこで働きだします。 前向きではないし、決してお世辞が上手とは言えない加瀬ですが、こつこつ働くことに関しては彼は、とても真面目です。 味覚障害、恋人が大切だから些細なことが気に入らなくて手を出してしまうという場面は正直言って重いと思ってしまいました。 里央の誕生日パーティーから、阿木と…
凪良ゆう 朝南かつみ
バーでじっと蓮のことを見つめる加賀谷は、このときすでに蓮のターゲットになってしまいます。蓮は恋愛詐欺師で、裕福な男性からお金を巻き上げるのです。 母の残した借金があると古典的な嘘をつき、お金をだまし取る。体は感じても、本当に嬉しいわけではないのです。 ところが、加賀谷の方から、自分のマンションのハウスキーパーをお願いしてきます。恋愛詐欺師とターゲットとの奇妙な同居生活の中、加賀谷…
凪良ゆう 円陣闇丸
沓野木村で陶芸を生業として暮らす一佳には、どうして忘れられない人がいます。 今はもうなくなってしまい、この世の人ではない令。令との思い出を反芻するように、別荘で夕食を食べていると、そこには令がいるのです。すでにこの世にいないのに、幽霊になって現れたのです。もう一人はないけれど、実際手をつないだりすることはできないけれど、思い出を話したり、重ねたりすることはできるもどかしい関係が始まるので…
凪良ゆう 街子マドカ
fiona0109
以前、「恋愛犯 Love holic」を読んでとても気に入った作家さんだったのでまた読みたいと思っていたのですが、やっと読めました。 レビュータイトルには「天然お姫様」と書きはしましたが、BLで時々見るお金持ちの天然お坊ちゃまのイメージとはちょっと違います。 受け様視点で書かれているのですが、この受け様、見かけは美しく小柄なんですが、性格はとっても男前。 幼いころから両親や兄たちに甘やか…
凪良ゆう 車折まゆ
*kinako*
以前ドラマCDを聞いたことがあって面白かったので、原作も気になり 読んでみましたが、ストーリを知っていてもすごく楽しめました! いつも人肌に触れてないとダメなモフモフ病の夏市と、クールで美人な 王子様だけど片付けが出来ない椎名先輩。有り得ない不治の病なはずなのに、 二人のそうなってしまった理由を知ると、あぁ…なるほど。と何故か納得 してしまうという…w妙に説得力があるんですよねー。 …
あきらんらん
恋人を不慮の事故で失った主人公・一佳と、そんな彼の前に幽霊として現れた恋人・令のおはなし。BLはファンタジー!とよく言われますが、本当の意味でのファンタジー要素が溢れたおはなしです。 凪良先生の小説は透明感があり、とても読みやすいのでわたしは好きなのですが、いわゆる“そういう”シーンが少ないので物足りないと感じられる方も多いでしょう。この作品は幼い頃の回想も間に挟まっているので、なおさ…
恋愛詐欺師な主人公・透(仮名:蓮)と有名な病院の長男である攻め・加賀谷の切なくてあたたかいおはなし。 透はよくいる性悪な主人公かと思いきや、おはなしが進んでいくにつれて愛に飢えている可哀想な少年だということが分かりました(それでも詐欺はダメですけどね!)。 加賀谷はどこまでもお人好しで、優しくて、透が唯一騙したくないと思い、好きになってしまったカモです。 犯罪者が主人公というのはよく…
凪良ゆう 穂波ゆきね
主人公のことが好きな攻め・トキオとそんな攻めを一度は拒んだ主人公・ナツメのおはなし。 【隣の猫背】が高校生時代のおはなしで、【恋愛前夜】が高校を中退してプロの漫画家を目指すトキオを追いかけてナツメが上京する、卒業後のおはなしとなっております。 【隣の猫背】は文句なしに素敵なおはなしで、胸がきゅうっと苦しくなりました。 トキオは作中でもナツメへの想いを口にすることが少ないのですが、その…
凪良ゆう 宝井理人
ななは
凪良さんの作品は今回、初読みでした。 高校時代~社会人になって再開するまでのお話ですが、全体的にゆっくり優しい恋でした。 まずは、高校時代編では、兎に角真山先輩がかわいいです。 諏訪に「かわいい」と言われただけで好きになってしまったり、好きだからこそ、いろいろ許してしまったり。 真山先輩の不良的な見た目に反してかわいい中身がとっても好きになりました。 諏訪に関しては、全編を通してダメ…
樹かな
前半は高校時代と回想が中心で、後半は高校を卒業して再会した二人と攻の現彼氏が中心となっているお話です。 前半部分に書かれている受が無意識に攻を大切にしていたり、特別扱いしていたり、その感情を恋愛と認められなかったりといった感情の動きはとても丁寧に書かれていて引き込まれました。 また、お互いが理解しあい仲良くなっていく描写や、攻が受を特別だと認識する出来事も不自然ではなくて読みやすかった。 その…