凪良ゆうさんのレビュー一覧

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

ゆっくり、優しい恋

凪良さんの作品は今回、初読みでした。
高校時代~社会人になって再開するまでのお話ですが、全体的にゆっくり優しい恋でした。

まずは、高校時代編では、兎に角真山先輩がかわいいです。
諏訪に「かわいい」と言われただけで好きになってしまったり、好きだからこそ、いろいろ許してしまったり。
真山先輩の不良的な見た目に反してかわいい中身がとっても好きになりました。
諏訪に関しては、全編を通してダメ…

3

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

前半は好き

前半は高校時代と回想が中心で、後半は高校を卒業して再会した二人と攻の現彼氏が中心となっているお話です。

前半部分に書かれている受が無意識に攻を大切にしていたり、特別扱いしていたり、その感情を恋愛と認められなかったりといった感情の動きはとても丁寧に書かれていて引き込まれました。
また、お互いが理解しあい仲良くなっていく描写や、攻が受を特別だと認識する出来事も不自然ではなくて読みやすかった。

その…

9

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

こんな高校生は嫌だ

凪良先生の作品はデビュー作以来久しぶりにお読みいたしました。
そしてこの評価で本当にすみません。こちらの作品がお好きな方にもすみません。
でも正直言わせてもらって良いですか?

諏訪というキャラクターが正直高校生らしくない。
擦れすぎです。
高校生ぐらいなら「いつ童貞捨てる?」みたいなドキドキ感のほうが欲しい!
これは私の趣味嗜好の問題ですけど。
高校生ネタはやっぱりピュアであって…

8

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

家族とのバランス

すごく重いテーマでした。

読んでいて、自分のテンションが低い時、三回くらい合間に他の本へ浮気しました。
重い話を重めに書いたものなので、読むのが辛かったな。
いつもは、早ければ三日で読む私が、1ヶ月以上かかりました。

なのですが、結果的には、読んで良かったなぁと思います。
家族は人の基本部分で。
そこが歪んでいると、次の代にまで歪みが伝わってしまう。
そして、愛情が無さすぎて…

2

花嫁はマリッジブルー 小説

凪良ゆう  唯月一 

途中で読むのをやめられない!

花嫁モノが苦手!という方にこそ
読んで頂きたい、絶対のオススメです。
途中で読むのをやめられなくなることを
保証いたします(笑)

姉の婚約者の朝倉のことが
気になってしまう拓海側の心境から
物語がスタートし、
中盤以降はそんな拓海に
心を奪われてしまった朝倉の
ちょっとズレた言動が展開されます。

キャラが良いです!
美人なのに、お金への執着心が強く、
弾けた性格の姉…

7

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

丁寧で誠実な物語

凪良ゆう先生、初単行本、そして切ない展開が予想されるあらすじで、期待して読みました。
結果、期待が大きすぎたのか、肩すかしな印象でした。
つまらないわけではないんです。ただ、普通かな~。

第一部が甘酸っぱい高校時代で、攻めの高良視点。優等生・高良が、はとこで遊び人の諏訪の恋人(真山)を好きになってしまう。せめて真山が幸せなら諦めもつくのに、諏訪の浮気癖は収まらず気になって気になって・・・…

7

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

ライトに楽しめました

凪良さんのせつない系も大好きですが、ラブコメも面白いんだよな~。
病って心の病なのね。
同性の体にモフモフしたくて禁断症状が出るゲイの夏市と、子供時代のトラウマによって、片付けられない症候群の椎名先輩。
先輩は見た目の美しさから大学では王子だのなんだの言われてモテモテだけど、夏市のことは頭の悪いゴリラと蔑んでいて、またそれを本人にも言うもんだから、当然夏市も先輩を嫌っている。

ところが…

2

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

もっと早く読んでおけば良かった…!!

ああ…。これほどまでにゆっくり進む恋のお話、
不思議とじれったくなりませんでしたし
普段エロ好きなのでもしかしたら物足りないかも…?なんてのが
杞憂に終わりました!!
切ないぞ!!!
いつもの凪良さんの、ただひたすら苦しいような、
どこに救いが待っているのだろうかという不安なものが無くて、
でもきっちりきゅんとさせられて
くすっと笑えるエピソードも盛り込んでくれていました!
(個…

5

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ほんわかできる本

評価の決め手はとにかくかわいい!
脇役の男の子も可愛いし、にゃんこもかわいい
受の鬱陶しいネガティブ思考まで可愛く見えてくる不思議!
ぐるぐる考えすぎるキャラクターが苦手な方は避けて通った方がいいかもしれませんが、ここまでネガティブにぐるぐる考えてくると逆に愛しくなってしまいました。

作品のストーリーとしてはよくある感じですが、丁寧に心理描写がされていて飽きずに読むことができます。

7

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

強烈に鮮やかな空と海のブルーに惹かれて

イラストレーターさん、作家さん、両方好きな方だったので速攻の作家買いでした。
まず表紙のイラストの爽やかかつ鮮やかな青色に目を奪われました。
見返りの部分も同じ青色で統一されていて清涼感万点!
青春ものー!という雰囲気がビシバシ伝わる表装です。


なのですが、内容はあまり合わなかったです。切なさも感じることはできたので、決定的にダメというわけではないのですが。
どこが合わなかったの…

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