total review:279092today:44
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
149/173(合計:1729件)
凪良ゆう 金ひかる
Rutskin
なんだかおとぎばなし。 いまにも「むかしむかしあるところに・・・」と聞こえてきそうなやさしい感じ。 地の文でも月浦くんが呼ぶのでも、「呂久さん」っていうのがこの上なくほんわか響いてよかったです。 でも本当の田舎はね、徒歩圏内どころか車でもないとコンビニには行けないのよ笑←そこはどうでもいいすみませんw
凪良ゆう 宝井理人
橘盾
ネタバレ
凪良ゆう先生はデビューからずっと見守っている作家さんです。 最近は人物を派手に動かさず、じんわりと心情語りが多いようで、この作品もまた『散る散る、満ちる』『恋をするということ』路線でした。 表題作『きみが好きだった』 主人公・晶太郎の親友で幼馴染みではとこの諏訪は、ルックスが良くて甘え上手でモテモテだが、浮気癖があって長く続いたことはない。 まじめ優等生のボンボン・晶太郎は、そんな諏訪…
凪良ゆう 高久尚子
青海
偶然出会った訳ありな感じの高知を、遠召は気まぐれで同居させます。 今まで何人もの男女を同居させてきた様に。 遠召は、古い一軒家で出て行った同居人を一人待っている。 最低限の事をする以外は、ぼんやりと怠惰に。 ある夜悪夢で目覚めた高知は、同じく眠れずに起きていた遠召に、 「しようか?」と誘われ激しく抱き合います。 その後、睡眠剤や鎮静剤みたいにセックスするのが常となります。 お互い…
凪良ゆう 葛西リカコ
もこ
ドンピシャでした(*´д`*) 個人的には神評価にプラスαしてもいいと思うの。 だって可愛いんだもの!!!!!!!!! 世界の中心で萌えを叫びたいw スピンオフのようですが、元々は未読。 こっからで十分なのですが、元々が読みたくて注文も致しました。 さて、お話。 いろいろ陰鬱抱えている受が、アットホームなパン屋さんに拾われて 幸せを掴んでいくというお話なのであります。 誰…
凪良ゆう 円陣闇丸
__モコ__
何度も目を拭く為、どれだけ読むのを中断したか分かりません。 元々感情移入しやすいですが、こんなに嗚咽して呼吸を整えて本を読んだのは久々でした。 少しの間の同級生。 心が通じ合って、毎年、年に数回長期間会って、本当に本当に大好きでお互いしか要らないと言い切れるほどの一佳と令。 立場も環境も性格も何もかも違うのに、心の距離は息が掛かる位寄り添っていた、大事で大切な存在。 突如「死んだ…
小学生の一佳と令が離れ離れになる、少し前のバレンタインデーのお話です。 本編で何度も何度も泣いた私としては、甘くくすぐったい二人の心と言葉の掛け合いに、ほんわかあたたかくなりました。 こういうのって、何だか分かるなぁと思います。 田舎にやって来る転校生って、一つ格が上に見える。 少しの羨望と好奇の眼差しが向けられて、良くも悪くも特別扱いされるんですよね。 だからどれだけ人見知りが…
絵夢
夜明けには~のスピンオフ、子供の頃虐待を受け愛し方を知らず恋人にも暴力を振るっていた加瀬の話です。 恋人の幸せを願って身をひいた加瀬は、ハローワークに通う途中のパン屋の従業員、阿木にスカウトされバイトをすることになります。 アンプチニで働く阿木、知世、知世の息子の里央。 そこに時々顔を出す武藤。 それぞれが持つ複雑な過去がせつない。 手を伸ばしても触り方をしらず相手に傷を負わせてしまう野…
凪良ゆう 高階佑
「お菓子の家」以前の話と聞いてこちらから先に読むことにしました。 花丸文庫BLACKということでちょっと覚悟して読みはじめましたが、良い意味で裏切られました。 辛い話だけれど読み始めてすぐ結末がみえる(こあたりBL作家さんは幸せなエンディングを求められているので大変だな~と思いました)のでけっこう安心して読んでいました。 命は重いですね。 生きているからいつかは必ず死が訪れるわけですが、で…
snowblack
まったりしたかわいい話…といえるんだろうな? ノンケの大学生月浦くんと、月浦くんの父に片想いをしていたゲイのカメラマン呂久さん。 そんな二人が出会い、美しいタイトルに示される季節の移ろいの中、心を通い合わせていく… とりたてて目新しさのない物語なのだが、丁寧な心理描写、 「さん」「くん」づけで語られる、柔らかくちょっととぼけたような文章。 マンガチックにアクの強い脇キャラ、ファン…
jadeide
はじめに申し上げておきますが凪良先生の作品は好きです。よい意味で泣かせどころの上手な方だとも思います。 この作品も読ませる力はぐいぐいあります。 要の精神的にも肉体的にも自虐的な方向に自分を追い込んでしまうという悪循環も、とても説得力があり涙なしには読めません。 無責任に人を責める世間の風潮も的を射ていると思います。 私が納得できなかったのは少女のお母様の行動です…