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凪良ゆう 高階佑
ななこあ
「お菓子の家」の前作にあたる作品。これは良かった。要と加瀬の心情の移ろいに矛盾がなかった。 この作品のすごいところは、何といっても加瀬の存在。男同士の三角関係である点もすごいけど。3人のうち1人はDV男で、1人は「幸せになる権利、放棄しました」男。共依存がかなり進んでいるこの2人の間に、もう一人、公平というさわやか青年が入ってくれるから、まだましになった。しかし、公平が要にちょっかいを…
凪良ゆう 穂波ゆきね
麗音
ネタバレ
凪良ゆうさんは好きな作家さんですが、この作品はあらすじを読んだときには惹かれませんでした。 でも、ドラマCDを読んでとってもよかったので原作を読みたくなりました。 ドラマの方は原作に忠実に作られ声優さんたちもイメージ通りだとよくわかりました。 『隣の猫背』の高校時代編では、片思いに焦れているトキオと何も知らずに流される性格のナツメが、片親同士の家庭で育った二人がだんだん友情というには濃い…
ポッチ
書店別の特典商法でイラっとすることも多いのですが(だって全部欲しくなっちゃうから…)、最近アマゾンさん限定ペーパーはすごく良いなあと思っています。個人的に特典はイラカとかよりも小説ならSS、コミックなら番外編みたいなのが描かれてるのが好きっていうのもあると思うのですが、アマゾンさんの限定ペーパーは表裏びっしり書かれていることが多いですし、他の書店さんでは手に入らないので。 このSSペーパーも…
凪良ゆう 湖水きよ
バタコ
大好きな凪良ゆう先生は、即買いしました。 期待をうらぎりませんねぇ~。 『365+1』の続編です。が、個別でも楽しめると思います。 女王様が素直になっていく様が印象的でした。
凪良ゆう 葛西リカコ
緑
イラストと作家買いしました。 クラス内ピラミッドの底辺に属する平良と、頂点に属する清居の不思議で興味深い関係の話。 あらすじに「無口で友達がいない」とあっても、イラストを見て平良は周りから距離をおかれるようには見えないな、と思っていましたが吃音にまつわるエピソードで納得がいきました。 平良も清居も、どんな子供時代を過ごしてきたかがそれぞれの生き方に反映されていますね。 作品は四編に分か…
KAA
凪良ゆうさんは作品によって印象がかなり違う作家さんです。 私は凪良作品の中ではシリアス重めのお話が好きです。 今回365+1のスピンオフということで、私は365+1があまり好みではなかったので今作もあまり期待してなかったんですが… 冒頭からもう面白くてとても読みごたえのあるお話でした! まず、愛しのいばら姫という題名がイイと思いました。読後になぜいばら姫なのかが違和感なくストンと納得できま…
作家買いです。凪良さんてリアルな描写がとてもお上手な作家さまだと常々思っているのですが、この作品もすごくリアリティにあふれてるなと感じました。 お互い自分の夢に向かって頑張る二人。まだ若い二人にはその先の挫折やしんどさは想像もできなくて。でもそれらを知らないからこそ走っていける部分もある。若者の特権だなと思い、また若者らしい二人の高揚感に懐かしさを覚えました。 二人でやっていけると…
蜜花
「気持ち悪い攻めが好き」という凪良先生の本領発揮!本当に攻めの平良がネガティブ&ストーカー気質のきもキャラで、読んでいて「これほとんどの読者が引いちゃうんじゃ?大丈夫?」と心配になったほどです(笑) そんな平良から狂信的な愛を注がれるのは、クラスの頂点に君臨する孤高の存在・清居。皆から一目置かれていて、芸能界にも足を踏み入れています。葛西先生の繊細なイラストでもわかるように、まさに『美しい彼』で…
凪良ゆう 小山田あみ
やまいも
つぐみと朔太郎はそれぞれ計り知れない孤独を抱えていて、それゆえに添い合う過程と、それゆえに離れ離れになるやるせなさが切なかった。 記憶が失われる恐怖に怯える朔太郎に「朔太郎さんのこと」という形で毎日のように綴られた二人の軌跡。ただの記録ではなく、最後は二人の記憶、そしてつぐみ自身の結晶となって残ったのは感慨深い。 何度も何度も何気ない思い出を重ねながら歩んできた二人の一生。おじいちゃんになって…
作家買いです。あらすじを拝見した時に少し痛い話なのかなあ、と思ったのですが読んでみました。 内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。 幼少期から吃音という病気を持っていた平良くん。その障害のためクラスメイトに馴染めず、いじめというほどではないにせよクラスから浮く存在で、平良くん自身周りに溶け込むことをなるべく避けて生活しています。 でも高校2年生になった時に生活が…