奈良千春さんのレビュー一覧

「先生と僕のウェディング」先生と僕とちっちゃなマシマロ コミコミ特典小冊子 グッズ

いろいろな意味で甘々です

コミコミスタジオさんで購入するといただける、おなじみ特典小冊子。奈良さんの描かれた美麗表紙+裏表紙、小説部分は7Pの合計12Pの小冊子です。

タイトルは「先生と僕のウェディング」。
時系列は本編終了後。
雅人視点のお話です。

本編も含めたネタバレあります。ご注意ください。




森住の誕生日。
あいにく森住は仕事で不在だけれど、彼が帰宅する前までに満天と二人でケーキを…

2

先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

とにかく受けが可愛いです(*´▽`*)

とっても爽やかな表紙そのままのハートフルラブストーリーでした。
思わずプッときて、ちょっぴり切なくて、最後はあたたかい気持ちになれる。
作者さんの持ち味がとても良い形で出ている作品だと思います!


内容です。
旧華族出身で浮き世離れした大学生・雅人。
そんな彼が大学で出会ったのは、大らかで懐の広い准教授・森住と、その息子・満天。
ひょんなキッカケから3人で過ごすようになるうち、雅…

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先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

優しくてほのぼの。

奈良さんの素敵な表紙につられて購入。安曇さんは甘くて優しい雰囲気の作品を描かれる作家さん、のイメージですが、新刊もそのイメージを損なうことのない甘いお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






主人公は大学生の雅人。
彼の実家・御園塚家は旧華族という家柄。御園塚家の長男である雅人は、父の跡を継ぐために子どものころからきっちりしつけられてきたという正真正銘の良家の…

9

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

ミステリーBL完結編

上巻はいろいろな過去が語られ、ようやく現在形で重要な三人が再会する、というところまででした。
下巻は完結編。

過去に関係を持った橘田と高平は今は恋愛感情はなく、トラウマを共有した男同士として一生の心の友として向き合い、また警察の仕事仲間として協力しています。
ここで体の関係も入るのがZAKKさんの「CANIS THE SPEAKER」で、これはより精神世界としては深くて大好きです。

3

リセット 上 小説

谷崎泉  奈良千春 

ミステリーBL

「ファーストエッグ」で読み応えを感じた谷崎さん。
ミステリーとお仕事BLが好きでこちらを購入していましたが積ん読でした。

こちらはBL小説の中ではかなり本格派ミステリーというべきでしょう。
ただしカプの萌えが作者さんといつも全然違うので、ラブ方面はいつもイライラする!(すみません、でもホントなんです。。)
この作品はかなりラブ要素がおまけ的に付け加えられている印象(シャレードだし絶対い…

3

梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

ほんとに鳥でした。

鳥か…鳥だよねぇ…。タイトルからして『フクロウの染物屋さん』の話が絡むんだよな~とは思っていましたが、本当に鳥だとは思わなかったのでびっくり。さらには政界の話でまたびっくり。

中原一也さんなので確かに面白いんです。電車の中でいけない、いけないと抑えようとしても、それでもにやにや笑っちゃっうくらい面白いんです。鳥のもつ特性をいかした名前がついてたり、各々の人物の行動もよく練られているし…

4

梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

鳥人×政治

鳥の生態を擬人化しているというのか、ディテール細かく、こだわりもあって面白い!
名前の読みも違う読み方するとその鳥に関わりあるものだし、すっごく凝ってる!
某議員そっくりの人物も出てくるし(笑)

政治絡めてるんだけど、固くなりすぎず、鳥絡めてるからかソフトでとっつきやすいです。
出てくる鳥人達の形容や役割にはクスっときます。
烏のカラオケ・・・ちょっと聴いてみたい!

そして、サ…

8

シークレットツアー ~南極で添乗員をアツアツ争奪戦!!~ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

ペンギンは可愛いけどキツイ!ww

今度は南極でツッコミどころ満載のツアーですww
なんだかもう色々突き抜けていて逆に安心というか。
設定もトラブルも「ああ、そうなのね、仕方ないね」となってしまいますww

あるマダムの“ペンギンを観察したい”という望みを叶えるべく
南極に赴いた沙倉は陰謀により一人取り残され
南の島の比ではない程のピンチに陥りますが……。

安定のVIP4人組登場ですけども、のっけから熊って!!財前…

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シークレットツア~無人島で五角関係~ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

秘密のツアーは南の島で

奈良千春さんの眩しいジャケに誘われて読ませていただきました。
総受けは大好物とまではいかないのですが
若き添乗員が、タイプの違うVIP4人にどんな風に愛されるのか
ついわくわくしてしまいますよね??

イケメンというわけでもなく、
ひたすらお客様第一に考え気配りを欠かさない添乗員の沙倉は
会社の存続をかけた高級ツアーの担当となります。
沙倉を指名したのは4人のお金持ち。
大学教授…

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梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

お前が絡むと、理性が飛ぶ。

なんだろう。この読後感。
めっちゃ真面目な政界の話を読んだはずなのに、
気付けばクスクス笑う箇所が多々あったり、
もっとこの2人を読みたい物足りなさがあったり…。
要するに、このお話、めっちゃ好きでした!!!

受けさんの黒羽はカラス族という事で、黒髪黒目。
それが陰気くさいとかでコンプレックスだったのを、
子供の頃に褒めてくれた攻めさんの深森。
普通ならばここでどちらかが恋に落…

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