奈良千春さんのレビュー一覧

龍の覇道 下 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

舞台はあくまでウェルネスマート!

下巻、想像してたより面白かった\(^o^)/

上巻ではノホホンまったりとティエン×高柳のイチャイチャを堪能してたのですが、下巻ではドキドキしたり笑ったりと楽しめました♪
拍子抜けしたのは、このシリーズを読んでて始めて「あれ?エロこれだけ?」ってなった…w いつもはイチャつきが始まると何ページにも渡ってネットリ熱ーいエッチが続くのですが、下巻は1〜2Pで終わってて。んでも毎回毎回エッチが始ま…

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龍の覇道 上 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

鳳凰を後に読めば良かった(´・ω・`)

ティエン×高柳の龍カップル3作目。

このシリーズは「お初の方はスピンも含め最初から読んだ方がわかりやすいですよー」という感じなのですが、今回は冒頭に前2作のあらすじがザーッと回想で書かれているので、初読みでも問題ないかも。回想でヨシュアやレオンとの関係にも触れてるし、今作で対立する先生こと劉光良との今までのしがらみも回想で説明されてます(^^)

私は龍の覇道に中々手が伸びず、しばらく積…

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或いは、愛咬。 小説

笹原にしき  奈良千春 

噛み癖のある犬

失敗した!と思わず途中で読むスピードが落ちていく作品でした。
この作家さんとは合わないというか、萌のベクトルがちがっているようです。

前作『〜傷痕』と同じく設定とカバー絵に惹かれて懲りもせずに読んでみましたが、好みだったのはそこだけで趣味じゃない内容でした。
奈良さんの美麗なイラストには萌×2を捧げたいのですが。。。

浮田さんをなんでもっとシビアなクールビュティーにできないかったの…

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最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

このさびしさに君は耐ふるや

「エス」シリーズ最終章。(私は「デコイ」2作は未読です)
先にレビューを読んでから挑んだので、篠塚さんが孤独のままであることははじめから分かっていました。
しかし、ただストーリーを知っている事と、実際に読んで作品世界に入り込んでみるのはわけが違う。
ひとが根源的に抱えているであろう孤独感。そして篠塚個人の資質からきている孤独感。それは愛する人と死別したとか結婚していないとかそういう事とは関係…

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蛇恋の禊 小説

沙野風結子  奈良千春 

その無垢は失わない。凪斗という男

「蛇淫の血」の続編。
二分八の盃を交わして、切っても切れない絆を結んだ角能と凪斗。甘い日々を過ごしていたけれど、4代目組長ともなると次々と対立する熾津組や若く実績もない凪斗を疎ましく思う身内から刺客が送り込まれ、祖母は撃ち殺され(!)角能や八十島SSのメンバーが負傷する。
双頭の蛇を背負う妖艶な「岐柳凪斗」ではない、心優しい元々の「円城凪斗」はそんな現状を受け止めきれず、ついに「円城凪斗」を心…

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新宿退屈男~愛欲の交叉~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

やっと一段落…だけどこの先も読んでみたい気になる登場人物達

新宿退屈男第3弾…ではありますが、実質は第4弾。
前回の「隷属の闇」はスピンオフっという事ではあるんですけど、必読だと思います。
今回のを読んで更にそう思いました。
もし今作を読もうと考えていたら、1作目からスピンオフ迄読んでからをオススメします。

はぁ〜やっと話がひとまず落ち着きました。
長かった…

今回は香港が舞台。
真紀を連れ去った王(わん)の暗殺計画がある事が解り、早…

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隷属の闇 小説

愁堂れな  奈良千春 

次巻の対決に向けての必読準備巻

新宿退屈男のスピンオフ第1弾、
友紀の兄、真紀が香港に連れ去られた後のお話です。
新宿退屈男とはガラッと変わって、明るい所いっさいなし。
容赦なしの性奴隷状態で、
せつないな〜とかそういう心温まる所もいっさいなく、
ただひたすら真紀を連れ去った王(わん)が真紀を辱めていく事が書かれています。
その中で真紀は自分を見失わず、弟の友紀を守りたい…いやいや守りたいというレベルではなく、
心…

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唇で壊される。 小説

橘紅緒  奈良千春 

先が気になる展開

主人公も、そのお相手も恋愛体質で、恋愛を本当に丁寧に描いた作品でした。お仕事ものでも学校ものでもなく、誰かと付き合う付き合わないだけを焦点に丁寧に書いてるのは意外だけど珍しい気もしました。

最初は主人公の柚槻の方に問題があって恋愛がうまくいかないお話なのかと思ったら、お相手のチカのほうがもっとずっと複雑な人間でした。
読んでいてせつないし、ぐっときます。柚槻に幸せになってほしい、本当に幸せ…

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新宿退屈男~快楽の祭典~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

お兄さんは?お兄さんはどうなったの⁈(笑)

新宿退屈男シリーズ第2弾。
第1弾の欲望の法則は、早乙女と竜紀の出会いから、
竜紀の兄の真相が解り、実は死んだと思っていた兄が生きている事が解り、そして兄を落としめた兄の親友?田崎の元では働けないと竜紀が警察をやめる所でお話が終わっていました。
今回はその半年後のお話で、
兄を見つけたい竜紀が「便利屋の早乙女」で所員として電話の応対をしてる所から始まります。

相変わらずお話はツッコミ…

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蛇淫の血 小説

沙野風結子  奈良千春 

覚醒した受けとお仕えする攻め

大人しい画学生が、目を背け続けてきた忌まわしい極道の世界に巻き込まれ、ついにその身の内の血を覚醒させる、という物語。
同時に、信じ心酔していた人の裏切りと死を目の当たりにし、人間不信と共に「組織にも人にも固執しない」と死んだように生きていた攻め、角能の、恋と再生の物語でもある。
ノンケの2人がなぜセ○クスすることになるのか、酷い男だと思っていた角能に凪斗が惹かれていくさま、沙野風結子先生の筆力…

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