渡海奈穂さんのレビュー一覧

憑き物ごと愛してよ 小説

渡海奈穂  ミドリノエバ 

最高に萌える〝嫌われ→溺愛〟攻め

受け様に対して嫌悪感満載だった攻め様が、次第に受け様溺愛になる…この変化が、堪らん……!
もう、この〝神〟率の高さも納得の面白さ。

両視点で描かれている為、徐々に惹かれ合う様子が分かりやすくて、めちゃくちゃ萌えました。
特に、攻め様の溺愛変化が堪りませんね!
出会った頃は、憑き物を宿す受け様を毛嫌いし、仏頂面で刺々しい言葉ばかり向けていた人が、ラストではめちゃくちゃ甘やかして隙あらばイ…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

バッチコーンな義兄弟ラブ

敬史郎×充哉


充哉が10歳の時に出会った
年上の義兄、敬史郎にに夢中になってしまう。
大人になった今でもその恋心が尽きない。
しかし、敬史郎は超人気者で、
充哉を弟扱いすることしかない。
充哉はずっと敬史郎に見てほしいと願っているが、
なかなか叶わない・・・。
そんな先に進めない、
義兄との年の差ラブ。

充哉の一途で純粋な恋心が胸キュンポイント。
彼の心の中には敬…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

陰と陽。陽と陰。

現代もので義兄弟もの。大好物です♪

タイトルから何となく予想出来るストーリーでしたけど、予想外だったのは拗れ具合。
あー…あー…。なるほど、これはなかなかのすれ違い。うまく伝わってないし、もどかしいし、焦ったい。…少しだけしょっぱい恋の物語です。

あらすじを読むと、"弟"の充哉が"兄"の敬史郎を大好きだけど、兄は人気者で…とのこと。充哉はコミュ障で人見知りで人付き合いが超苦手なのに対…

3

死神と心中屋 小説

渡海奈穂  兼守美行 

バディ萌え抜群な、オカルトBL!

面白かったーー!キャラ・ストーリー全てが好みすぎて、めちゃくちゃ楽しめました。

「一緒に逝こう」と霊を誘惑して成仏させる〝心中屋〟こと死にたがりな除霊師・伏原と、曰く付き物品を収集し、〝死神〟の異名を持つ古物商の吉岡。
他の同業者が匙を投げるような質の悪い悪霊も、たった一晩で成仏させてしまう…性格も性質も正反対な最強バディに激しく萌える、オカルトBLです!

本格的なホラー描写にゾクッ…

3

死神と心中屋 小説

渡海奈穂  兼守美行 

期待し過ぎてたかも

「憑き物ごと愛してよ」とか今まで読んだことのある渡海奈穂先生の作品の数々が好きだったのですが、どうやら今回は期待し過ぎていたかもしれません。

兼守美行先生のイラストも素敵だし、カバー裏のあらすじも面白そうだったし、ホラー大好きなので期待していたんです。

ですが読み進めるうちに伏原の事が好きになれない事に気が付いてしまい、途中から苦痛になって来てしまいました。主人公を好きになれないって、…

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死神と心中屋 小説

渡海奈穂  兼守美行 

死を願い霊の手を取る拝み屋について

今回は死神と呼ばれる古物商と
心中屋の二つ名を持つ拝み屋のお話です。 

死にたがりの受様が攻様と関わる事で生き方を変えるまで。

受様はいわゆる拝み屋や祓い屋と言われる
除霊を生業としています。

受様への依頼は神主や坊主や他の祓い屋が匙を投げた案件で
破格の報酬である事が多く

今回も建て替えのために屋敷を解体しようとしたものの
何かしらのトラブルで濃い字が全く進まない…

3

死神と心中屋 小説

渡海奈穂  兼守美行 

タイトル通りなのですが♡

兼守先生なのでマストバイ。面白かった!渡海先生の、こういうちょっとおっかない異能もの?といえばいいのかな、好きです!忘れなさそうと思ったので萌2にしました。オカルト色ありますが、暗い所は大嫌いなビビりの私でも読めましたことをご報告しておきます♡本編250p弱+あとがき。いいんですよ、攻めが。

曰く付きの物件等を訪問し、その理由となっている怪異を何とか昇天させることを生業としている真希(まさき…

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僕の中の声を殺して 小説

渡海奈穂  笠井あゆみ 

心理描写と特殊設定にうなる

タイトルでずっと気になってました。あらすじで心配しつつ読み始めたら、すっごく良かったです!読み応えあります!

人の心のあり様と言いますか、自意識との葛藤と言いますか、心の成長による依存やらとにかく心理描写がすごいんです!

央視点で始まりとにかく辛くて可哀想で。そんなところへ訪ねてくる正義感の塊でコミュ力おばけな市役所職員の幟屋に手のひらの上で転がされて。

少しずつ幟屋に心を開いて…

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おうちのひみつ 小説

渡海奈穂  六路黒 

これでいいのか?

視点をずらしながら一組の兄弟の真実を炙り出していくような物語です。

↓↓↓↓


はじめは「塚本」という高校生の視点から始まります。
クールで読書家の塚本。クラスの明るい人気者・相沢真実(まこと)があまりにも自分と正反対で、次第に目が離せない感じになって…
…だから何も知らずに読むと、塚本と真実の恋を描く話か、と思うわけです。
ところが、途中から真実と全く似てない「弟」が登場。(…

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完璧な恋の話 小説

渡海奈穂  梨とりこ 

タイトルがうまいで賞

世の中に“完璧“というものほど胡散臭いものはないと思ってる読者です。
正直あんまりキュンしなかったのですけどw、でも萌2っていうのは着眼点が面白くていい作品だと思ったからです。攻め受け、どちらも”おまえ恋愛やめろよ、相手がかわいそうだ”的なキャラクターで…ないわーって思いながら楽しく読んでしまったのでした。このいろいろ欠落している人たちの恋愛模様に、とりこ先生のイラストが絶妙マッチング!あと、受…

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