朝南かつみさんのレビュー一覧

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

ラブと事件と脇役のバランスのよさ

他人の記憶を読んで消すことのできる受と、受に過去を暴かれて怒って強×してしまう刑事の攻。こんな始まりで大丈夫かなと思ったのですが、攻が直情径行というか素直で。やり直したいと言われ、その後はむしろ優しくて包容力のあるタイプ。照れたり喧嘩したり、あー攻の中ではつきあってるつもりなんだな、と読んでいてわかる。しつこくて甘くて独占欲いっぱいの攻。エロが多めなので、そこは早送り。毎回違うシチュで、かなり濃厚…

6

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

途中で止めれません・・・一気読み覚悟で読むべし☆

★引き込まれるサスペンスストーリー
 ※サスペンス調なのであらすじ省略。

★個性あるキャラ
 清涼 → 中学の時に強盗に両親を殺された過去を持つ
      それ以降人に触れると記憶を見ることができる能力を持つ
 秦野 → 父親に性的虐待を受けていた過去を持つ
 清涼の親友 塚本 → 金持ち。服装・行動すべてに謎の男
 塚本の恋人(女) 黒薔薇 → 占い師
 塚本の喫茶店のアル…

1

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

文句なく面白かった

守屋清涼はサイコメトラーなんちゃらのように、人に触れるとその人の記憶を覗くことが出来るんです。その特殊能力を生かし、警察の捜査に協力をするんならまさしくマンガの世界ですが、今回は記憶を操作し破滅に追い込もうとします。
ですが、運命の男・秦野道也と出逢ったことで、いろんなことが動き始めるんです。
いやぁ、ドキドキ・ハラハラ、その上エロも極上。
ホント、面白かったです。

秦野は、犯罪を犯し…

2

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

事件とエロと両方楽しめる

サイコメトラーが主人公のお話です。
はじめのうちは“記憶を消す”という胡散臭い商売をしている清涼という人物のイメージがなかなか掴めなくて、これは大変読みづらいことになりそうだと思ったのですが、もう一人の主人公、刑事の秦野が登場してからはお話全体の方向性が定まったためか、清涼に血が通ってきてくれました。

実は秦野が初めて登場したときは、まさかこの野暮ったそうな男が主人公の片割れになるとは思っ…

1

くるおしく、きみを想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

痛くて切ない

痛いを通り越して激痛なんですが……大好きなんです。

ずっと憧れていた人に殺されかけた過去を持つ航希。
全ての想いを自分の中に沈めて、弁護士になるために多忙な日々を送っていた。
だけどある日、一つ年上の兄が借金を残して失踪したと知らせが入り、13年ぶりに航希の前にあの男、莉一が現れた。
昔と変わらず兄を崇拝し、航希を憎んでいる男は、借金を肩代わりするかわりに航希に兄の身代わりになることを…

6

俺と奴の対峙する関係 小説

義月粧子  朝南かつみ 

こういう女王様ツンデレは好みです。

色気のある朝南かつみさんの絵で表紙買いした本でしたが、本当に対峙具合がツンデレで、和装で萌えました(何を言っているのかわからなくなってる・・・汗、、)
義月粧子さんて、派手な感じはないですが密かに(?)萌える作品を結構書いてますね、本棚探したら何冊もありまして驚きました!

高校時代好きだった黒田に気持ちが通じなくて傷ついていた志岐が黒田に再会して、ツンツンしながらツンデレに至るという幼馴染…

1

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

サスペンス

刑事×相手の記憶を覗くことができる男。
清涼は相手を記憶を覗く能力、消す能力をもっていることからそれを利用し商売をしています。
そしてそこに現れたのが刑事の秦野。秦野は事件に重要な女性の記憶を清涼が消したのではないかと問いつめてきます。
しかし女性の記憶を見た清涼は秦野が探している本当の犯人を見つけ、自分の能力を使い勝手に暗示をかけてしまいます。
それに納得しない秦野は清涼と言い合いになり…

2

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

脇キャラがこんなに気になるなんて!

登場人物全てのキャラがたってて、すごく楽しめる話でした!
カラー扉の絵はドレッドヘアに迷彩服の塚本と妖しげな占い師黒薔薇、この二人の存在がよかったな~
普段だと主人公の絡み絵ですけど、この脇キャラが登場ってことは、やはり注目?って感じですよ!
あ、でも主人公の二人もよかったですよ☆

他人の記憶を見て消すことができる能力を持つ清涼は過去にとても辛い体験をして、それがきっかけでこの能力を持…

4

言葉がなくても 小説

火崎勇  朝南かつみ 

恋人同士になってからが、スタートです。

攻・城栄重 スポーツショップ社長
受・外川 スポーツメーカー営業

前作の「甘くなくても」の続編です。

恋人同士になった城と外川ですが、甘々な日々を送りながらも、お互い仕事に励んでいます。
外川は城の会社へ転職することを考えていますが、今の営業へ希望して移動したばかりなので、成績を上げないまま会社を辞めたくありません。
城は仕事なら用意するから、早く辞めて来いと言い続けていますが、…

4

俺と奴の対峙する関係 小説

義月粧子  朝南かつみ 

結局、初恋同士なのね~

評価が高かったので読んだのですが…皆様に同じくの評価でした。
面白いです~。

攻・黒田剛士
受・志岐顕之

幼馴染で同級生。
子供の頃からのライバル関係。

人当たりがよくオープンな性格の黒田と、神経質で他人を寄せ付けない志岐と。
正反対の2人です。

高校時代、黒田がゲイであることを知ります。
志岐はそれに対して特に何かを思うことは無かった。
「ふうん」てな程度。

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