朝丘戻さんのレビュー一覧

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

お腹いっぱいです

朝丘先生はあめの帰るところから追いかけていて直近の何冊かから薄々思っていたんですが、読むのが最近すごくしんどいことに気付いてしまいました。

特に毎回受けの性格が悪く感じてしまって、それはなんでだろと今回よく考えたら、受けの話し方がすごく強くて、言葉遣いが悪いわけではないのに、思ったことを我慢せずに言葉にしてぶつけてぶつけまくるのが歳を重ねた読者側のわたしが受け止めきれないんだとわかりました。…

8

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

SFではない異星人との恋

朝丘先生は”星を泳ぐサカナ”、”窓辺のヒナタ”が好きです。イラストが苑生先生ということもあり購入しました。全体的に糖度は高めで、宇宙人独特の愛の表現とか事件も起こらないので設定以外は日常系と言える気がします。真面目に毎晩愛を語り合うCPを優しく見守りたい人向けかもしれません。宇宙規模の設定だけど、2人の世界はめっちゃ狭いです。(←嫌いじゃないんですが…)
”ソラの人”というタイトルも含めて、朝丘…

3

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

優しく温かい作品

アニパーシリーズ第3弾。結生と氷山はどちらも口が悪くて意地っ張り、出会いが最悪でどうなる事かと思ったけど、結生が葛藤しつつも惹かれていく様子が可愛かった。氷山に強気な態度だったのも愛情の裏返しだと思う。対して氷山の気持ちが読めない!後から考えれば解るけど、想いが通じた時はホッとしました。頑なだったのも結生が大事で誠実だったからだね。
父の死に向き合えたのも2人寄り添ってたからかな〜お父さんと3人…

1

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

秀逸✧*。

ときめきながら読みました。一吹がとにかく可愛い。真剣に悩んでるのも真面目で微笑ましい。バスで乗り合わせる賢司も気遣える人で素敵。自分を変える為に彼女を作ろうって約束した事で、自分が賢司を好きな事に気づいて葛藤する一吹が切なかったし、想いが溢れて時にキツイ言葉をぶつけて落ち込んでるのも可愛くて。リアルでもアニパーでも、2人の会話が雰囲気があって好きです。振られる覚悟で想いを伝えた一吹と受けとめた賢司…

1

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

何度も読み返したい作品

日常なのに非日常。
高校の頃、好きになった人を忘れられず10年。占いをしているという彼に会いにいくが、ひどく拒絶された唯愛。
まどろっこしくじゃなくて、言いたいことは伝えていこうと、再度先輩である学に会い告白をする。「嫌い」と言われて落ち込むが、学の作ったレジン作品を介して連絡を取り合い、学から付き合うという返事をもらう。

最初は学の性格や素行の悪さに、何でこんな人に唯愛は惹かれるのか不…

7

「ソラのひと」コミコミ特典SS小冊子「桜舞う雲路」 グッズ

新しい日々

本編終了後のお話です。

その後の宇来と唯愛の幸せそうな様子を2段組でしっかりと書いて下さってるので、こちらのコミコミさんの小冊子付きを購入する事をお勧めします。

宇来が故郷の星から帰って来てから、彼等が日常のちょっとした幸せを大事にしている様子が伝わって来ました。
宇来がオーダー作品の受注を再会した事で新たに感じた事や、唯愛との約束で体験した地球人の気持ちとかを知る事が出来ました。

1

「ソラのひと」出版社ペーパー「白昼の星」 グッズ

彼等に末永く幸せを

本編終了後のお話でした。

宇来不在の三年間をたった1人で唯愛を支えて来た孤月でした。
高校生だった彼の負担はどれほどだったか、それは宇来が帰って来た時の号泣する姿が全てを物語っていたと思います。

そしてこちらは大学生になった孤月が宇来先輩と初対面した時のお話でした。

幸せそうな宇来と唯愛の様子にほっこりしました。

とても楽しそうな3人ですが、そこに流星の姿は無くて…。いつ…

1

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

私にはハマりました!

年に何回か号泣する作品に出会うのですが、今期初めての作品がこちらでした。

読み終わるまでにタオルハンカチがぐしょぐしょになって、顔中いろんなもので大変になっていて朝に瞼が腫れてました。笑

あらすじや帯の惹句、宇来の言動から彼の正体は何となく察せられます。
そして序盤の辛辣なまでの唯愛(いちか)への拒絶に、唯愛と一緒になって胸がキリキリと痛く切なくなりました。

そして2人が恋人に…

5

「ソラのひと」コミコミ特典SS小冊子「桜舞う雲路」 グッズ

誕生日

コミコミさん特典の本編後日談。本編お好きだった方には良いと思います!



ある日唯愛からのお願いで、一週間唯愛の心を読まない事に。なんでも学の誕生日をサプライズしたいとの事で…というお話。

会社から帰ってきてもお料理本を読んで、構ってくれない唯愛に「俺をかまえよ」等とごねる学のカワイイ事!あと、学の故郷での話が少しあって、地球での恋愛に対する憧れの気持ちが良くわかって本編の補填が出…

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「ソラのひと」出版社ペーパー「白昼の星」 グッズ

これはなんか分かる

本編後日談で、まだ流星さんはハブられているので、狐月、学、唯愛の3人のお話でした。本編は今一つシンクロしきれなかったんですけど、この番外編はなんか分かる!と思ったので萌にしました。

(本編のネタバレになるので以下ご注意)

高校時代の、気の置けない仲間ときゃいきゃい楽しそうにする姿を見たかったという唯愛の願いにこたえて、1週間かけて高校生姿になった学。大学生になっている流星とはいえ、二人…

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