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中村明日美子
chikakumaco
ネタバレ
なかなかに病んでいる。 後妻の連れ子である竹蔵は、当主の息子、忍に盲愛している。 ひと目会った時から、それを看破していながら、受け入れる忍。 彼等の歪んだ愛執は、決して表沙汰にはならなかったのに。 その歪みは忍の息子である要に継承されている。 要は幼ないのに。叔父である竹蔵の執着を見抜き、一晩のアバンチュールを提案する。 父に怪我をさせて。目隠しをさせて。叔父に手袋を付けさせ、母の…
溝口彰子 中村明日美子
ふばば
BLに関しての論文。 著者はオープンリーレズビアンで、ジェンダーやセクシュアリティー面からアートやカルチャーを研究している溝口彰子氏。 内容は、溝口氏が体験的に読んできた書物/マンガ/BL等々を、セクシュアリティー論的に再び読み解き、「BLなるもの」を体系的に再構築する、的な一冊だと思う。 溝口氏と私個人は、おそらく世代的には同じ?いや私の方が年上かな。 というのは、溝口氏が自らのレズ…
Chake
義理の兄弟だから、という一線が無ければ2人は繋がることも関係を持ち続けることにもならかったかもしれない…。 儚い言い訳だったのでしょう。 不倫、近親相姦、嘘、全部自分たちの首を絞めているはずなのにそれでも求め合ってしまうパラドックスを美しく描いています。 言葉による感情表現が少なく、事象と会話で物語が進んでいくので、本当のことが明確に分からないという面白さがあると思いました。いい意味で不明瞭…
wororo
久しぶりに再読。 明日美子先生はやっぱり同級生が一番好きですが こちらは絵とストーリーがめちゃくちゃあってるなあと。近親相姦のメリバほんとに 先生の絵が芸術レベルにお耽美爆発してる。 目隠ししてのセックスが エロいけどきれいすぎてエロいのかしら?とも思ってしまいます。 それはそれは美しいのでそれだけでも神かなと思いますし。 改めて読むと上巻は大人にいたずら?されるし 兄弟親子三人丼…
快藤乱丸
同級生シリーズのスピンオフで、ハラセンと空野の話。 他の方のレビューで溢れんばかりの魅力が語られているので、自分は有坂先生と響くんについて少しだけ書こうかな、、 ハラセンが学生時代に恋した有坂先生はゲイであるのにも関わらず、一度は女性と結婚し子供まで授かった。離婚後、教え子である響に恋をする。また、響も有坂先生に恋心を抱いている。 しかし、響の母親は認めてくれない。そりゃあそうなのだ…
まひるま
男同士の時点で、いけないっちゃいけないし、世間体が悪いと言えば悪いでしょう 更に義兄弟、騙しうち、アブノーマルなプレイ、そもそも不倫とかなりの業が積み重なってるのに今更そこに血の繋がり、本物の兄弟だという要素を追加したところで、それは死ぬほどのことでしょうか
ささみかつ
「同級生」「卒業生-冬-」に続いたシリーズの完結編。 佐条くんのお母さん問題、進路の問題、同性ゆえの葛藤、いろいろな壁があったけど2人で乗り越えていく様子は見ていて、なんかもう親目線で応援したくなりました。 2人のあまあま具合も進んでいて、とにかく佐条くんの色気がすごかったですね。さっぱりしてるけど、ちゃんとエロい。もうちょい見せてよ!と思ったりもしたけれど、この作品はこれがいいのかも…
木原音瀬 中村明日美子
ひみた
内容的なネタバレは無いと思いますが一応つけました。 ホラー部分のオブジェクトは笑ってしまうほどベタで、だからこそ想像しやすく、怖がりにはウッときます。日本家屋、道に迷う、雨で立ち往生、暗闇に人、老人、繋がらない電話など。 恐れ多い言い方ですが、ページ数の問題かと思うほど、掘り下げは浅い気がします。中心人物である仁科ですらどんな顔でどんな性格なのかいまいち想像出来ませんし、環境や政治、その村…
前作の同級生と同時に購入しました。 前作よりもあまあまで、特に佐条がエロいです!顔が!!笑まえよりも心をひらいて素直になってる感じが見に見えて、ついニヤニヤしてしまいました。 受験前という時期もあり、未だにキス止まりだけれど、その分キスのひとつひとつが甘いです。 進路で悩んで、ギクシャクしちゃうのも学生だからこそのもどかしさがあって、なんか親目線で、がんばれ!素直になれって!って…
はじめて紙媒体で買った、思い出のBL本です。BL初心者のおすすめで紹介されていたので購入しました。 テーマである「まじめに、ゆっくり、恋をしよう。」ほんとにその通りのストーリー展開です。男同士だからこその葛藤とかを2人で乗り越えていく感じが描かれていて、応援したくなるカップルです。二人の進路指導の担任であるハラセンがいい味出してます。わたし個人的には、ハラセンにも幸せになって欲しい。。 …