中原一也さんのレビュー一覧

花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

こういう関係性たまらなく好き

面白かった!発作を抑えるエロといった定番はありながら、BLではあまり見ない設定。メイン二人は、淡々とした中にしっかりとした信頼が見える関係性で萌える。山場の緊迫感もすごくて、最後まで一気に読めた。挿絵は圧巻。

白井は眼白であることを隠しながら、眼白に関する捜査を担当する刑事。自身のルーツを探りたい想いと私情も見え隠れするが、新人にしては冷静な仕事ぶり。鵙矢と遠慮なくやりあう会話が読んでいて楽…

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氷帝は炎の翼に愛を知る 小説

中原一也  石田惠美 

強気な朱雀も絆される不器用さ

中原一也先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
不器用 3
強気 3
独占欲 2
エロ 2
な感じだと思います。

蒼龍さん×燁怜さんのカプです。
因みに、口絵無し、挿絵6ページ分あります。

今作は帝の蒼龍さんと芸人の燁怜さんによる中華BLで、芸人と書いてあったので、一瞬お笑い芸人!?と思ってしまいましたが、そうではなく…

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『氷帝は炎の翼に愛を知る』 コミコミスタジオ特典ペーパー「心に翻る炎」 グッズ

火の鳥を見た

本品は『氷帝は炎の翼に愛を知る』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編前日譚、
蒼龍が国境近くの討伐に参加した時のお話です。

他民族との戦で討伐に当たった蒼龍は
勝利を手にして都に帰る途中で立ち寄った都市で
「南の朱雀」として有名な芸能集団の舞台に
興味を惹かれます。

「南の朱雀」の舞台は火を操る演出で
不死鳥が蘇る様を踊りにした芸が有名で
わざわざ観光に来る…

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氷帝は炎の翼に愛を知る 小説

中原一也  石田惠美 

麗しの不死鳥を手に入れるために

今回は新皇帝と人気芸人のお話です。

新皇帝となった攻様の召還で芸を披露した受様が
後宮か壊れて政権争いに巻き込まれる顛末を収録。

半年前、先帝が崩御します。

正妃腹の第4皇子が皇太子でしたが
1年前に皇帝暗殺の咎で廃位されていた為
新帝即位はかなり揉めながらも
第5皇子の攻様が新皇帝となります。

この国では隣国との戦が続き
民の様々な不満回避のために娯楽に対して寛…

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氷帝は炎の翼に愛を知る 小説

中原一也  石田惠美 

朱雀

先生買い。カプの片方が火の鳥のように踊る方で、その描写は凄かったのですが、攻め受けにあまりシンクロしなかったので、萌にしました。個人的に一番印象に残ったのは、攻めの妃かも。本編250P弱+あとがき。

4つある人気の芸能集団のうちの一つ、「朱雀」が皇帝に呼ばれ踊りを披露したのですが、気に入られたのか、そのまま解放してもらえず、人気躍り手の燁怜は後宮にとどめられることになり・・・と続います。

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最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

ストーリーと絵がマッチしすぎてます!

オメガバースの良さをたっぷり味わえるお話でした。
黙っていてもちょっと他と違う最高のアルファなんだとわかってしまう攻め、黒瀬と発情したことのないオメガ五色。
奈良先生の表紙にひかれました。この絵だからこそ中原先生のお話の世界に深くはいっていけました。
軍服って良いですね。

萌2評価なのは自分が溺愛執着攻めにハマっており黒瀬が寡黙すぎて五色を好きなんだっていう気持ちの動きをあまり感じられ…

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氷帝は炎の翼に愛を知る 小説

中原一也  石田惠美 

これまでの皇帝像とは違う面白さを知って欲しい

即位の背景に隠された陰謀。
権力の裏側に蔓延る欲深い謀略。
報われぬ想いが嫉妬と憎悪の感情に転化していく後宮事情。
手段のために利用される愛情なき親と子の関わり。

暗い背景に、きな臭い展開がずっしりと響くエモーショナルな世界観でした。
切なさや悲しさ、罪着せに暗殺…などなど、皇宮を取り巻くシリアスな重苦しさが物語のベースになっているのも、中華系のバッググラウンドとよく合っています。

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氷帝は炎の翼に愛を知る 小説

中原一也  石田惠美 

恋に無自覚、不器用な攻めが愛おしい...「翼」を求める二人の、中華×身分差ファンタジー

中原先生の新刊は、皇帝×踊り子の中華×身分差ファンタジー!
不器用な攻めと勝気受けとの交流・近づく距離に胸高鳴らせ、
渦巻く宮廷内の陰謀にドキドキハラハラしながら...の一気読みでした。

先生の、ちょっと抑えた硬質な文章がとても好きです。
シリアスに展開する物語の雰囲気にもとてもよく合っており、
躍動感溢れる踊りの描写も印象的でした(動きが目の前に見えるよう...すごい...)。

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最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

No Title

ん-…?試し読みして、ちょっと自分の中で期待値が上がり過ぎてたかも。
面白かったけど、お互いが惹かれ合う過程をもうちょっと深く丁寧に描いてほしかったかな。
ページ数がちょっと少なめだから駆け足気味なのかな?
攻・黒瀬が引き取った子ども達に言われてあっさり恋を自覚するのとか、ちょっとリアリティがないなと感じました。
まあ魂の番だから最初から惹かれ合ったと言えばそれまでなんですけど。

あ…

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海底1000mで、はじめまして 小説

中原一也  兼守美行 

ラブサスペンス

神獣の渦目と海洋学者の速人。殺されかけた速人が命を助ける代わりに渦目と契約を結び。速人と渦目のお互いへの感情が少しずつ変化していく様子が微笑ましかった。再会できて本当に良かった。ラブも犯人探しも面白くて一気に読みました。

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