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一穂ミチ 竹美家らら
こずまる
ネタバレ
栄さんにあんな事があったとは・・・すごい話だったな。天才肌で感情剥き出しで当たり散らす印象だった栄さん、走り続けたのは設楽さんに応えようとしていたんだなあと思いつつ不器用すぎるハリネズミのようだな。ストの時の神がかった指示痺れた!しここで錦戸さん出すとか胸熱すぎて!そしてあの国江田さんの立ち回りっぷり。番外編読んで計に痺れるの何度目かしら。設楽さんが睦人に一生許さないって言ったのお腹にズシンときた…
この2人の阿吽の呼吸みたいな掛け合いが最高。すべて言葉にはしない大人の恋愛って感じだし好き。面白いものを作っちゃうんだろうなーという時の栄さんを見て嬉しそうにしてる設楽さんが好き若者が来て2人に影響されて…と思ったら一番弟子なっちゃんが登場してて笑ったほんと数作前から比べたらすごい変化。栄さんは好きとか言わなそう。それでいいのよね
私は潮が計を甘やかしている所を見るのが大好きだし、潮がちょっと意地悪なことを言った時の計のリアクションも好きだし、この2人のファンとしてはご褒美だらけの1冊でした。思わずマーカーしたのは過去色々やった計が自衛隊と一緒に富士山登った話。いいじゃんと言われれば「冗談じゃねーぞ(途中略)今後道で富士山と遭遇したら殴りかかるレベルだわ」悪態のつき方のスケールが大きいのよ 大好きだったのは2人で計の実家帰っ…
潮と計と竜起が酔っ払って竜起が徹子の真似をし始めたところからもう笑っちゃった。短編の楽しさって小さな幸せが積み重なっていくようでとても好きです。「盛り上がったな、国江田さんプレイ」は最高でした。ちょっとおちょくろうとしてる潮に計がキャンキャン言ってるの大好き。ラブラブした後にお仕事で顔を合わせるのがはずかしくて目を逸らしちゃうとかかわいすぎて!
計がお父さんからもらった腕時計を大事にしてるのいいな。途中潮の「神よりおれのほうが愛してるけどな」でまた悶えたわ。富久男のエピソードも、その後の計が先に帰ってきた時のエピソードも好き〜!!あとあの大事なオワリのエピソードも…!それ知りたかったみたいな物語がいっぱい詰まってて良かったです。計と私の本の読み方似てるな、初読時は活字を拾って流れを追うタイプです。
かわい有美子 竹美家らら
腐男子のSHINO
1939年、上海租界。 国籍が入り乱れ、魅惑的で独特の熱を帯びた街。 名家の子であるレイモンドと、天涯孤独の身を拾われたエドワードは、幼い頃から共に育った間柄。 でも時は残酷で、レイモンドは名家の後継である以上、然るべき教育を受ける必要があって。 抗えぬ国籍と身分の違いや、忍び寄る戦禍。 様々なものがふたりを巻き込み・・・。 エドワードのひたむきな愛に、何度も涙…
やんここ
ふったらどしゃぶりの2人がくっついてからの色々。 ほぼほぼ、ニヤニヤしながら読めます。 一顕と整が穏やかに愛し合うお話で、お互いが相手を大事に思い大好きなことを確認していて、読んでいて幸せ。 読み終わってすぐに読み返したくなるくらいに幸せ。 本編では2人とも辛いことを経験して今ある2人の時間を大事にしていて、あー、愛し合っているよなぁと。 たびたび、終わりが来るという、文章があるけど、こ…
『ふったらどしゃぶり』で登場した和章のお話。 前作にも増して文学色の強い作品でした。 前作を読んだ段階では和章に対して正直あまり良い印象はなかったのに、もうすっかり好きになってしまいました。 帯にある、 「愛しあおう、"とげ"を抱えたままの心で。」 という文が本当にその通りだなと思いました。 何をどうしたって とげ は抜けることはなくて。 それでも、出…
長雨を思わせる文章に、ちょうど滴る雫のような感覚で、フっと作品の世界へ誘われました。 雨が年月を経て石を穿つように、小さな小さな積み重ねが不可逆的な変化をもたらし続け、やがて俯瞰した時にはもうどうすることもできなくなっている。 愛と性に翻弄されるふたり。 一つの共通点から始まった関係の先で何を失い、また、何を得るのか。 見届けた後のこの気持ちが表現できないのがもどかしいです。 …
あんバターパン
一穂ミチ先生ならではの心理描写かな、というお話です。タイトル通り、DKとその担任の先生のお話なんですが、特に2人ともゲイという訳では無いのです。ノンケの2人が何故、どうやって恋愛感情を抱くに至ったのか、というところがエロありきのストーリー展開ではない、一穂先生ならではのお話で引き込まれてしまいました。 過去に苦い経験をして贖罪のように生きている先生の意外な一面を見た志緒少年。志緒ちゃんの行動…