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一穂ミチ 竹美家らら
nanao77
ネタバレ
内容としてはイエスノーシリーズのデータブック+短編2篇+ゲストの漫画家さんのショートストーリーなど、いう感じ。 データとしては挙げられているものは ・既存作品の紹介 書籍化してないものも掲載されてました。是非こちらも書籍化を! ・シリーズ年表 スピンオフの短編が既に沢山出ている作品なので、個人的に年表作って読んでました。なので公式年表が発表されたのは便利だと思いました。 ・プロフィ…
ポッチ
2020年12月11日に、劇場版アニメ『イエスかノーか半分か』が公開になります。一穂先生、竹美家先生、おめでとうございます!それに合わせて、ってことかな?今作品が刊行になりました。 『イエスかノーか半分か』といえば一穂先生の人気シリーズで、スピンオフや番外編なども含めるとかなりの巻数が刊行されていますが、今作品は今シリーズのファンブックです。ということで内容も盛りだくさん。収録内容を一部抜粋…
玄上八絹 竹美家らら
カレル
痛々しいからこそ美しい話。 椿があまりにもひどい目に遭うので可哀想ではあるが、だからこそ、それぞれの想いが際立つ。 あまりにも痛々しいので、2人にはプラトニックな関係を築いてほしいと思ったほど。 最後に衝撃の事実が明かされるので、読み返したら印象も変わりそう。 このジャンルの作品にしては珍しく登場する女性が皆素晴らしい。 文章は読みづらい部分もあったが、とても良かった。 お互いを思…
あさだ2枚
本編3冊を読み返したのでこちらを。 ちなみにスピンオフは未読です。スピンオフ未読でこちらを読んでも大丈夫でした。 本編の理解にも重要な短編がいくつか収録されているので、併せて読んだ方がいいなと感じます。本編がお好きな方は必読の1冊でしょう。 気になった点いくつか コーヒーメーカーをクリスマスプレゼントとして潮が買ってるシーンありますが、これも父親に(西條に)捨てられちゃったのかなぁ。だ…
renachi
深視点で語られる、「ゴーゴーダッシュ」最終回を竜起と一緒に観る話。表面的なストーリーはそれだけだが、内面的には深が失ったものと得たものの話。 竜起と深は一緒に何を食べるか、ただそれだけの会話もスムーズに進むことはなく、二人らしくごちゃごちゃ言い合いながら決めていく。 深はなんだかんだ言い返しながらも、竜起には失うことなく何でも得続ける人生であって欲しいと願っている。そこについていく覚悟がす…
あとがきのその後。これがないと竜起はちょっとばかり酷い男のまま終わってしまうのでは……?部屋で竜起に放置された深が、職場の飲み会に出かけて行くお話。 前半は秘密の職場恋愛あるあるな、彼氏の恋愛過去遍歴を周囲から暴露される展開。竜起のキャラ通りというか、ぽいな~という内容で、聞いた深が飲み過ぎるのも既定路線。 そこから強引に連れ戻しに来る竜起の行動はベタだが、竜起がやるの⁉という驚きで意外性…
「ふったらどしゃぶり」の番外編『answered pray』。 友人の結婚式に出た一顕は、ビンゴでグラスを当てる。それは整がかつて好きだった和章が作ったもので……?という内容。 一顕視点で語られ、家で待つ整の元に持って帰って気付くかな、どうかな、と考えるのはもちろん、和章側の時の流れを感じ取って安心したり、いろんなところに思いを馳せる。 一顕は整の性格を把握し、行動予測が正確にできる…
一穂ミチさんは名前隠して本文のみでも作家名を言い当てられる、数少ない作家だと思う。クセの強い独特の言い回しを抜きにしても、人物の浮き上がらせ方が上手い。描き方が一般とラノベ(BL含む)のいいとこ取りみたいな印象だった。 内容はとにかくテーマがすごい。女が出るだけで嫌悪するBL読者もいる中で、よくここまでファンタジー感を強めずに書いてあるなあと。 一顕は最初から最後までずっと悩み続けてい…
かわい有美子 竹美家らら
碧雲
粗筋は、他のレビューが先に出ているので感想だけ。 あとがきを讀めば、著者がどれほどこの作品に入れ込んで、沢山の資料を集めて、きちんと書こうとしたのか伺えます。特別に愛着を持っている作品のようです。 電子版を買いましたが、紙本も買いました。イラストがあると、盛り上がり度が違う、ドキドキします。 なるべく史実に沿うように書こうとしたらしく、時代背景の説明が細かかった。 かけおちした実母…
軒並みの神評価に萌評価のレビューですみません。あえて苦手なところを書いてみる。 1巻のレビューに書いたとおり、何度か読み返してるし久々にまた読み返したら面白いしで、この作品に対する謎の苦手意識はなんだったんだろうな?と思いながら3巻読み出したら、そうでした…この巻が苦手だったんだと思いだしました。だから3巻は読み返した記憶があまりないんだ。 啖呵で物事が解決する作品が苦手で。この相手に…