谷崎泉さんのレビュー一覧

目眩 小説

谷崎泉  藤咲なおみ 

最後まで「解らない」(あるいは「不条理」)を楽しむお話、なのでは?

内容は先行してレビューを投稿された皆様が詳しく書いて下さっておりますので、感想のみを。

実際にこんな目に遭ってしまったら大変悲惨なわけなのですけれど、読んでいてそこはかとなく可笑しいと思っちゃうのは、登場人物を突き放した視点があるからなんじゃなかろうか、と思ったりしました。
どんなに焦っているシチュでも、なーんとなく俯瞰しているんですよね、光一クンは。
だから私も傷つかない。「陵辱強姦」…

1

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

ストーカー一歩手前実業家×天才犯罪心理学者


実業家として成功し誰もが羨む容姿の音喜多(攻め)でしたが、初恋の人とは結ばれることがなかったため、真剣に付き合える人は今までいませんでした。
そんな音喜多が偶然、初恋の人に瓜二つの男、久嶋(受け)に出会います。顔をみているだけで幸せで年甲斐もなく相手のことを追いかけまわしてしまいます。

久嶋は何かトラウマがあるようで、安心できる場所以外では眠らないようにしているとか、尾行されたとしても…

3

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

続編期待!

谷崎先生の本を読むのは初めてで、笠井先生の絵が表紙なのは何冊か読みわりと自分の好みのものが多かったので、あらすじとその安心感で購入しました。

受けの驚く天才ぷり、事件解決などただのラブラブイチャイチャだけではないのが面白いと思いました。
が、他のレビューでも書かれてる通り肝心な?一番気になるであろう2人の過去がチラッと見えるだけで触れてこない…
あとがきに次回作などの記載もなくこれで終わ…

2

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

シリーズものなの…?

お恥ずかしながら谷崎さん初読み。笠井さんのなんとも可愛らしい表紙に釣られ手に取ってみました。



主人公は音喜多。彼視点で話は進みます。
イケメンさんで、仕事人としても有能で会社を経営するハイスペックな男性。
彼は過去に壮絶に愛した人がいましたがその人と愛情を交わすことはできずに終わった過去があり、そのため恋愛には一歩引いた態度を取っていましたが、ある日、かつての想い人とそっくりな人…

9

華蜜の斎王 小説

谷崎泉  稲荷家房之介 

2人のお話をもっと読みたい

谷崎さんの作品を読んだのは初めてでした。
きっかけは挿絵を描かれている稲荷家さん。豪華で美麗な稲荷家さんの絵はこういうファンタジーや時代物にピッタリだと思います。

ファンタジーということで、独特の種族や特殊な能力を持った人達、聞き慣れない地名が登場します。
あ、メインキャラの2人の年齢を見て、「えっ?おじいちゃん?」と思われた方はそこで手に取るのを止めないでくださいね!
この世界の住人…

4

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

BL版ホームズ&ワトソン みたいでした

ちょっとだけ見に行った本屋で、1冊のみ本棚にいるのを発見。
おお、笠井先生の肌色じゃない表紙だ!と、ついそのままレジへ・・
肌色じゃなくってもいいです♡ 受けさん、人間離れした甘党で
大好きなケーキを、攻めさんに、ちょっと「はい、あげる」てなとこ。
可愛い・・・・カバー下も一応ご確認くださいませ。格好いいです。

谷崎先生は1シリーズ読んだことありましたが、今回も
ドロドロしいとか、…

11

ファーストエッグ(1) 小説

谷崎泉  麻生海 

素敵な物語

4作読ませていただきました。本当に面白くって面白すぎて余韻がまだ残ってます。続きが読みたいです!たかみさんと佐竹の何気ない日常とか黒岩ともまた再会してほしいし…。これで終わりなんて悲しいです…。最近ずっとレビューは書いてなかったんですがあまりにも面白かったのでレビューを書いちゃいました。ストーリーももちろん文句なしに面白いんですが登場人物のキャラが確立されていて愛着が湧いてくるのでずっと読んでいた…

1

最後のテロリスト 3~鳴動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

面白かった

最後のテロリスト3作目。完結編です。

BLの枠を超えて面白かったです。
今回は、故買屋のセキを中心に話が展開します。
人と馴れ合いすぎることを避け、適度な距離を保って仕事をしてきたセキ。
そんな彼の思いに反して周りがトラブルを運びセキを巻き込んでしまうのが気の毒でした。

でも、そんな彼にとっても蓮だけは特別。
全てを捨てる覚悟をしても蓮だけは捨てきれず、
かと言って一緒にいる…

5

最後のテロリスト 2~鼓動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

手に入れたいものができた

最後のテロリスト2作目。

1作目は威士と凪のお話しでしたが、今回は
威士の義弟である蓮と故買屋のセキのお話しでした。

いつも冷静で淡々としている蓮が
「手に入れたい」と断言し、真冬(セキ)をじわりじわりと追い込んでいく様子が良かったです。
あの蓮に高揚感を与える真冬が羨ましい。

1作目のカプも好きでしたが、個人的には蓮と真冬の方が好きです。
真冬が意地をはっているあたりも…

2

最後のテロリスト 1~胎動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

男くさくていい

最後のテロリスト1作目。
谷崎さんの893もの大好きです。
そして今回の舞台は関西です。

主な登場人物は3人(威士、蓮、凪)なのですが
特に興津組氷川に目をかけられている威士と蓮が男くさくてカッコいいです。
頭のつくりは全く違いますが、それぞれに良さがあって素敵です。

そして、そんな威士が一目惚れしてしまったのが代議士の息子の凪。
住む世界の違う二人ですが、惚れてしまったもの…

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