草間さかえさんのレビュー一覧

仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

喪服のランデブー

木皿泉のドラマのような角田光代の小説のような、ゆっくりじっくり、恋とご飯と人生を味わえる作品。
食がテーマではないのにとにかくお腹が空くのはなぜだろうか。一つ一つが丁寧で贅沢な作品、読み終わるのが惜しかった。ずっとこの物語を感じていたい。

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運命かもしれない恋 小説

渡海奈穂  草間さかえ 

ツンツンな名久井が最高に可愛い

いやぁ、面白かった。
2人の同棲編を読みたいくらい。真面目だけどどこか抜けてる古平とツンツンで可愛い名久井は会話してるだけで面白い。もっと2人を見てたい〜〜
最初は攻め視点、次に受け視点。この構成ほんと好き。

最初の幼稚園のエピソードからして可愛くって、小学、高校と再会するたびに名久井一目惚れする古平。もう本当に運命としか言いようがない。

あと結構女性の影がちらつくのですが、これが…

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月は夜しか昇らない 小説

砂原糖子  草間さかえ 

心臓が脈打つような恋

しっとりとした夜の空気が漂う作品でした。
綺麗な月夜が印象的なはずなのに、どことなく梅雨の湿度も感じるような大人の恋愛模様が本当に素敵な作品。
草間先生のカバーイラストも作品のイメージにぴったりでうれしい。

ずっとその目で見ていた、決して出逢ってはいけない人に声を掛けてしまった。
本来ならば許されない恋をしてしまった。
ただ淡々と一対象者である「16番」を監視する側だったはずが、なん…

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仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

喪服のクジャク

大好き草間先生!草間先生のレビューは大好き草間先生!で始めたくなる。今作も大好きでした。まず絵柄好きだからなぁ。
草間先生らしいものというと、年下攻め、兄弟、ちょっとしたミステリ要素でしょうか。今回珍しく「メガネ」がなかったな。あ、久慈くんが若造対策でかけてた。先生の作品の中では作り込んであるというよりは軽めで若い印象。著者近影でも暗くならなかったって書いてありましたね。

「生まれてからで…

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運命かもしれない恋 小説

渡海奈穂  草間さかえ 

No Title

三度目の正直や二度あることは三度あるなんて諺があるけど4度目は運命だと思う。
古平って惚れっぽい気がするけど4度も一目惚れしてる時点で強烈に惹かれてるんだと思う。毎度ブレーキかけちゃうから進展なかったけど、これ名久井サイドから見ると古平の葛藤が解るだけに切なかった。そんな名久井に美波さんが居てくれて良かった。付き合ってからの名久井がとにかく可愛くて悶絶。古平惚れる一方だろうな。長年温めてきただけ…

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ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

年下一途健気ワンコ攻めの努力と執念に涙…

いや〜〜〜、ちょっと時間を置きながら数日かけて読み終わったのですが、めちゃめちゃ萌えました。。
まだ読み終わりたくないよー、この2人の同棲編を見せてー!!という気持ち。
安西リカ先生に脱帽。

ここのところ立て続けにファンタジー作品を読んでおり、大学生×大学生のお話は久しぶりでしたが、やっぱり日常系のお話っていいですね。。グッと胸に迫るものがある。

もうね、「ノンケに恋してしまったワ…

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月は夜しか昇らない 小説

砂原糖子  草間さかえ 

しっとりドキドキ

草間先生の表紙が素敵なちょい近未来もの!

何事にも動じない監視者×真面目堅物監視対象者

モニター越しで一方的に知るだけだったのに、関わり合ってはいけない2人なのに、知る程に惹かれ合う…
しっとり穏やかの中のドラマチックさにドキドキしました。

スーツと眼鏡で武装した人からこぼれる可愛さは格別すぎました!!
純なのに感じやすすぎるって反則!
優しくしたいと泣かせたいの押し方がす…

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ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

ともに生きるということ

読む順番を間違えた、と、読みはじめたときに気が付きました。
「2119 9 29」の方を先に読んでしまった。
でもすぐに、二人の置かれた環境や逃避行、ありふれた毎日のささやかな幸せの波状攻撃に飲み込まれ、どっちの作品がどっちの作品のスピンオフだとかはもう、どうでもよくなってしまいました。
シンの美しさと無垢な可愛さ、お互いがお互いに向ける愛情は微笑ましく、愛しくて、また、ドールオタ達のわいわ…

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仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

No Title

表紙と題名で夕食を一緒に色々食べるお話かと思ったら違いましたw
圭一君いい子過ぎ。これは好かれる。人に対して負の感情をほとんど持たない人って本当に魅力的だし憧れます。なろうと思ってなれませんし。イカついピアスがアンバランスで良。
久慈君は派手美人で良。最初お堅い奥手な子かと思ったら、対抗意識燃やして急に名前呼びしたりグイグイ攻めるw急な葬儀依頼の為かお風呂上がりもスーツ。仕事中心で自分にお金か…

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ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

健気は受けだけのものではない。

「先生」
ずっと先生呼びな年下攻めに、こんなにも切ない気持ちにさせられるなんて…。

前2/3ほどは受けの深水目線で、残り1/3が、想いを通じ合ったあとの2人の話で、攻めの入江目線となるこの作品。
受けがね、途中までダメでした。
イライラしちゃって。

深水が家庭教師をしていたその教え子が、入江。
叶わない想いと知りながら告白し、断られてもなお、諦められず「先生」「先生」と。
こ…

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