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草間さかえ
銀次郎
ネタバレ
エッセイは面白いし、同時進行で進んでいくBLは萌えますし、シリーズ化してもっと連載していただきたいですね。 草間先生のエッセイは、BL描く起源のようなものを垣間見ることができます。 そしてエピソードがまた面白い。くすっと笑わせてくれます。 ワンコ中森×須藤の恋路には、萌えが止まりませんでした。 おそらく、ワンコ×年上というCP癖が合致するんだと思います。 良い。 シンプルな…
hepo
生徒×教師、新入生×3年間休学していた先輩、幼馴染同士、卒業生×教師。 4CPの話が収録されていた『イロメ』の続編です。 今作では小野×森崎は登場しませんでした。 【よい子わるい子】【かたくてやわらかい】 萌 まずはナオシ×光彦の登場。 前回、何だか煮え切らなかったナオシは、今回も光彦をもだもださせてます。 最後までできない問題で悩む光彦は、ナオシが平気な様子にもやもや。 でも平…
微妙な関わりがそれぞれの話をつないでいます。 オムニバス好きにはたまらない短編集です。 【イロメ】 萌 友人には不評の日本史教師・野田と、授業中に目が合うことが気になる高校生の桃山。 おとなしそうな顔をした先生が結構大胆。 そして比較対象がどれほどいるんだろうってくらい、モテるんですな、桃山くん。 この1話では物足りないけれど、卒業後の2人が『ヌレル』で読めるしあわせ。 【花…
数年前に読んだきりなのに、どの話もものすごく記憶に残っています。 不思議な魅力に溢れております。 【幸せの条件】【カレシの習性】 萌2 お人好しのリーマン・根岸が住んでいたアパートが全焼して、「うちに泊まれば」と言う向かいに住む諏訪の厚意に甘えることに。 根岸が隣人の飼い猫だと思っていた猫を「ムル」と呼ぶ諏訪に「あれ?」と思いつつ、根岸は諏訪を意識し始めて…。 火事こそ偶然だけど、…
同じ田舎でも、田舎度によってちょっと空気感が違う。 いろいろな田舎を堪能できる短編集です。 各話の田舎度レベルは、あとがきより。 【王様のベッド】 萌2 《田舎度5》 ケーブルの故障の修理に来た古賀と、山奥の一軒家に住む彫刻家の遠野。 いつもながら遠野の住む一軒家の雰囲気が最高です。 彫刻家として古賀の体に興味津々な遠野と、遠野自身に興味津々な古賀のやりとりが軽快で面白いで…
痒いところに手が届く。 登場人物について知りたいところが全部知れる。 ついに完結の最終巻は、そんな1冊。 本編の方は2話分で完結しています。 花城×廣瀬はいちゃいちゃして終わりですが、澤と有原が…。 有原の献身と、澤の情の深さに痺れます。 脅迫して無理矢理言うことを聞かせていた関係だったはずの2人の結末に、冷酷そうに見える人間ほど情が深いんだなあと思わざるを得ません。 素晴らしい…
澤と有原の変化が嬉しい2巻。 澤の育ての親的存在の志緒さんと、昔馴染みの夢子さんがいい味出してます。 遅くに出て行った澤を心配する。 有原のために朝ごはんを調達して帰る。 夢うつつに聞いた澤の言葉をふと思い出す。 腕を怪我した有原のために、パッチン帯を作ってもらう。 手紙を返してもらう目的が、少しずつ揺らいでいく。 ただ笑顔が見たくて、手紙の後半部分を廣瀬から貰って、人質にしてい…
読み直す度に思うのは、どうして『マッチ売り』は『やぎさん郵便』の1巻じゃなかったんだろう?ということ。 『マッチ売り』自体は前後編の2話だけで、そのあとは『やぎさん郵便』なのになあ。 1巻で偶然出会った花城と廣瀬、それに澤と有原。 花城は廣瀬の名前を「昔、聞いた覚えがある」と言い、澤は「最近知った名前と同じ」と思う。 その一方で、廣瀬も花城とどこかで会ったことがあるように感じている。 …
久々読み返したので、ここにも足跡を。 はらはらする本編と、草間さんの思惑がどんどん外れていくあとがきのギャップも楽しい作品です。 貸していた本に挟まっていた、恋文の最後の一枚。 それ返したくて、友人を待つ廣瀬清高。 彼の向かいに立つ、ヤミのマッチ売り。 この出会いが、4人の人間のその後を大きく変えて…。 廣瀬は、ヤミのマッチ売りが何を売っているのか知らないようなお坊ちゃん学生で…
碧雲
紙代値上げによる誌面都合など、諸事情の折り合い付けての完結編なのだそう。 電子版のみで、また続けてくれないかな?? 24話 評判の色刷り近代もの美人画版画のモデルは、花城だった。 画家が視たいのは、苦しむ顔。喜ぶ顔じゃないと蝋燭を消す。 有原は、澤と夜道を歩いていると、突き落とした男が待ち伏せしていた。 澤を庇って、刃物を握り止める有原。 25話 澤に、一生面倒を見ると言わ…