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中原一也 石田惠美
陵々
ネタバレ
中原一也先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。 個人的、各項目5段階で 不器用 3 強気 3 独占欲 2 エロ 2 な感じだと思います。 蒼龍さん×燁怜さんのカプです。 因みに、口絵無し、挿絵6ページ分あります。 今作は帝の蒼龍さんと芸人の燁怜さんによる中華BLで、芸人と書いてあったので、一瞬お笑い芸人!?と思ってしまいましたが、そうではなく…
てんてん
本品は『氷帝は炎の翼に愛を知る』の コミコミスタジオ特典ペーパーです。 本編前日譚、 蒼龍が国境近くの討伐に参加した時のお話です。 他民族との戦で討伐に当たった蒼龍は 勝利を手にして都に帰る途中で立ち寄った都市で 「南の朱雀」として有名な芸能集団の舞台に 興味を惹かれます。 「南の朱雀」の舞台は火を操る演出で 不死鳥が蘇る様を踊りにした芸が有名で わざわざ観光に来る…
今回は新皇帝と人気芸人のお話です。 新皇帝となった攻様の召還で芸を披露した受様が 後宮か壊れて政権争いに巻き込まれる顛末を収録。 半年前、先帝が崩御します。 正妃腹の第4皇子が皇太子でしたが 1年前に皇帝暗殺の咎で廃位されていた為 新帝即位はかなり揉めながらも 第5皇子の攻様が新皇帝となります。 この国では隣国との戦が続き 民の様々な不満回避のために娯楽に対して寛…
あーちゃん2016
先生買い。カプの片方が火の鳥のように踊る方で、その描写は凄かったのですが、攻め受けにあまりシンクロしなかったので、萌にしました。個人的に一番印象に残ったのは、攻めの妃かも。本編250P弱+あとがき。 4つある人気の芸能集団のうちの一つ、「朱雀」が皇帝に呼ばれ踊りを披露したのですが、気に入られたのか、そのまま解放してもらえず、人気躍り手の燁怜は後宮にとどめられることになり・・・と続います。 …
ちろこ
即位の背景に隠された陰謀。 権力の裏側に蔓延る欲深い謀略。 報われぬ想いが嫉妬と憎悪の感情に転化していく後宮事情。 手段のために利用される愛情なき親と子の関わり。 暗い背景に、きな臭い展開がずっしりと響くエモーショナルな世界観でした。 切なさや悲しさ、罪着せに暗殺…などなど、皇宮を取り巻くシリアスな重苦しさが物語のベースになっているのも、中華系のバッググラウンドとよく合っています。 …
umeair
中原先生の新刊は、皇帝×踊り子の中華×身分差ファンタジー! 不器用な攻めと勝気受けとの交流・近づく距離に胸高鳴らせ、 渦巻く宮廷内の陰謀にドキドキハラハラしながら...の一気読みでした。 先生の、ちょっと抑えた硬質な文章がとても好きです。 シリアスに展開する物語の雰囲気にもとてもよく合っており、 躍動感溢れる踊りの描写も印象的でした(動きが目の前に見えるよう...すごい...)。 …
夜光花 石田惠美
茶々丸53
夜光花先生の書く異世界ファンタジー、ほんのりBL風味。しっかりした設定に本格ミステリー、そして主人公の有史の心理描写が面白くて引き込まれました。 探偵業を営む有史と部下で後輩の鵜戸の掛け合いが楽しい。モブの有史とハイスペック鵜戸の凸凹コンビに笑いました。探偵として高い理想を持つ有史がここぞって場面で鵜戸の優秀さに愕然とするのが気の毒だけど可愛くて。 お話も浮気調査からのまさかの殺人事件。予想外…
宮緒葵 石田惠美
renachi
シリーズ最終巻。やっぱり敵は胸糞!でも解決の落としどころや終わり方がとても良く、すっきり気分で読み終われた。シリーズ全巻共通して、最後にメイン二人のシーンが長くあり、嫌な気分を引きずらない構成なのが嬉しい。面白かった! 最終決戦を前に少々不穏な空気を漂わせる日秋と烈。日秋を避けたり、極端な思考に陥る烈に違和感を覚えなくもないが、一度手に入れてしまったからこそ、恐怖が膨らんでしまうんだろうか。…
シリーズ二冊目。内容的には中ボス戦といった印象で、次に控えるラスボス戦の準備を整えた感じ。前回とは打って変わってゆるゆるな雰囲気で油断していたら、終盤で一気に胸糞展開にやられた。今回も犬すぎる烈が癒やし。 恋人として常に一緒にいる日秋と烈のやりとりは、ボケとツッコミ、天然とたしなめのような、飼い主と犬らしいコミカルな雰囲気。これがエロシーンに突入すると主に烈がガラっと変わり、激しすぎる欲望を…
面白かった!ただしあまりにも胸糞。メインカプがわりと最初からBLしてたおかげで嫌な気分を忘れられるシーンがあり、どうにか最後まで読めた。内容的には、一冊でまとめるのはもったいない気がした。 日秋はハッカーとして有名だったり、父の死の真相を探っていたり、付加要素多めな主人公。だが内面は平凡な印象で、標準的な倫理観を持ち、環境適応力も高くない。日秋が感情優先で物事を見るたびに、敵の醜悪さがより際…