石田惠美さんのレビュー一覧

非BL作品

今宵は異世界探偵事務所で 非BL 小説

夜光花  石田惠美 

異世界で叶える「探偵」の夢。バディ×ミステリー×香る執着

夜光花先生の7月新刊、非BL作品です。
非BL…なんですが、鵜戸(うど)→→→→有史(ゆうし)への執着と一途愛があり、
BL匂い立つ内容で激しく萌えたーーーーーーっ…!!

この作品、謎解きや探偵もの、ミステリー好きには本当たまらない内容だと思う…!
異世界で行う浮気調査、無事解決か…と思いきや起こる衝撃の事件。
意外な人物が、ええっ!!??という事態もあり、息もつかせぬハラハラドキド…

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殉愛者たちは楽園を夢見る 小説

柿家猫緒  石田惠美 

信仰よりも強い想いによる救済

柿家猫緒先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
痛々しい 4
ツンケン 3
血表現 3
エロ 3
な感じだと思います。

クレトさん×アーロンさんのカプです。

「神の鞭」と名誉な呼ばれ方をしているが、実際には差別化な扱いを受ける拷問官。その拷問官を務めるアーロンさんは、人々からケガレ扱いされ、他人の身体に無闇に触れてはなら…

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『殉愛者たちは楽園を夢見る』コミコミスタジオ特典小冊子「楽園に続く道」 グッズ

自由を求める旅で

本品は『殉愛者たちは楽園を夢見る』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、2人が旅に出て3年後のお話になります。

ヘイブ国を出た2人は旅に出ますが
宗教の派閥対立で戦っている最中の国で
本拠地の中間にある道をA派に塞がれてしまいます。

その道を外れると大きな迂回をすることになり
2人はA派の傭兵を装って通過しようとしますが

ひょんなことで偽装がバレただけでなく…

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殉愛者たちは楽園を夢見る 小説

柿家猫緒  石田惠美 

宗教の名の元で断罪する者の生き方について

今回は異教徒の青年と拷問官のお話です。

拷問官の受様が異教徒の攻様と過ごす日々で
生き方に疑問を持ち、攻様と生きる道を選ぶまで。

世界が幾多の神の教え毎に分類されていた時代
アルゴニヤは異端者狩りが全盛期を迎え
寺院や教会はこぞって異端者狩りに精を出します。

受様は代々拷問官をする一族に生まれます。

被疑者に罪を自白させるために拷問を科す彼らは
「神の鞭」という名誉…

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殉愛者たちは楽園を夢見る 小説

柿家猫緒  石田惠美 

光を夢見た拷問官

合うか合わないか、そして好みははっきり分かれるだろうな、と
思う作品です。

ただ、自分はとても惹きつけられ、その世界観に魅力を感じました。
夜明けの物語がお好きな方には、
何か響くものがあるのではないかと...

(以下、ネタバレ含むレビューとなりますのでご注意ください)



拷問官のアーロン(受)と、その彼の前に現れた
異国の異端者・クレト(攻)。

雁字搦めの世…

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殉愛者たちは楽園を夢見る 小説

柿家猫緒  石田惠美 

読む人を選ぶ作品かもしれない

気分が落ち気味なときに読むお話じゃないかも。。。

一応ハピエンに着地しますが、宗教における異端審問や拷問官の仕事がストーリーの主軸となっているので、そういう系のシーン……痛々しい拷問や不当な罪着せ、不条理な審問に冤罪による処刑の裁決……が、めっちゃ出てきます。
生々しい拷問シーンに耐性がある方はぜひ、とオススメしますが、全く罪のない人たちを粛々と罰する異常な光景を見るのがツラい方には少し勇…

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宮殿のような屋敷で僕の声を探している 小説

キトー  石田惠美 

明るく前向きなとこが好き

ストーリーの前半は人魚姫か?という感じ。そしてタイトル通りずっと一人を探してる。後半のあまあまはすごかった。リクの明るく前向きなとこが好き。

下働きのリクと恩人を探すライルの両視点。
リク視点は使用人仲間たちとのわちゃわちゃが楽しい。リクは食べ物で簡単に釣れるちょろさが可愛いし、基本的にポジ思考なので読みやすい。前向きといえば13回誘ってデートにこぎつけるルルも好き。ヘタレなロングも応援し…

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悪の飼い犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

主従関係からバディに。

まず、美しい表紙絵に魅せられ手に取りました、
息をつく暇もなく、怒涛の展開、練り上げられたストーリーに頭が混乱し、惹きつけられて一気に読みました。

特に後半、ドキドキが止まらなかった。
烈がほんとにワンコで!!
床にひっくり返って地団駄を踏む子供のように、無防備に忠誠を見せる姿がかわいい。

後半になるにつれて、日秋が知りたい父の死の真相に迫る。
巨悪を打倒する正義の実行者が烈だ…

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輝ける金の王子と後宮の銀の花 小説

名倉和希  石田惠美 

読み終わるのが辛い。。。続編プリーズ

えっ、これで終わりですか?まだまだ読みたい。だってお国のお母さんと妹との再会とか。え?終わっちゃうんですか。淋しい。。
何時までも見ていたい、そんな魅力的なお互いを思いやるカプでした。

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最後の愛犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

圧巻の幕引きでした

今回は国際手配中のテロリストと天才ハッカーのお話です。 

受様達が富豪のインターポール捜査官とともに
総裁の繰り出す電脳世界での戦い制し
アムリタ崩壊を達成するまで。

西暦2100年を超えた現代
世界平和とは夢想家の脳内にしか存在しなくなり
かつて治安を絶賛された日本も例外ではありません。

受様は世界的テロリスによる爆破事件で殉職した
父の死の真相を追う為警視庁の警察官…

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