一条珠綾さんのレビュー一覧

星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

読者賞おめでとうございます!!

不憫な生い立ちの美貌のハシュナは、過酷な環境から逃れるために、王国の王子の伴侶であり「星詠み」となるべく、肩に焼印を押して痣を作る。

その後、20歳を迎えるまで星詠みとして国を支え、王子との婚姻前日、弱気な王子を前に自らが星詠みではないことを明かした。

するとたちまち王子は怒り狂い、ハシュナは逃げ、海に投身しようとしたところ大海賊のガルディに拾われて、、、
というお話。


ハ…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

途中からテムジン推しになってしまった

めちゃくちゃルビーィィィって感じの作品だった。俺様攻めと守られ受けのファンタジー。神話やキャラの設定が凝ってて面白かった。
途中からテムジン推しになり、自分にとっては悲恋のお話になってしまった。

ハシュナはなんとなく聖母的な雰囲気を感じる主人公。地獄から抜け出す嘘を吐いたこと以外、話し方も考えもふんわり。人としての欲も最初はあまり見えない。
ガルディは我儘な子供っぽい。感情を全然隠さない…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

デビューおめでとうございます

また楽しみな作家さまがデビューされました。文章力も構成力も文句なしだと思いました。サクサク進むお話はテンポが良くてストレスを感じませんでした。そしてキャラがとても魅力的でした。

1番驚いたのはハシュナの一人称で書かれている点でした。受け視点のお話は数あれど最後まで一人称なのは初めてに近かったです。この一人称によってハシュナがとても真面目な人物だと言うことが伝わって来て、星詠みだと偽った事にず…

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『星詠みと海賊の嘘』コミコミスタジオ特典小冊子「浮気者の純愛」 グッズ

常夏の国で知るガルディの過去

本品は『星詠みと海賊の嘘』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、サラダ―ル国での出来事です。

ハシュナ達は昨夜
常夏の国とよぎれるサラダ―ル国の港に着きます。
国の中央には砂の海があると聞いたハシュナですが
砂の海なんて想像がつきません。

一夜明けて航海に必要な食糧を買い込むために
市場へ向かうことになりますが

大通りに来言った瞬間
音楽と人々の塊に遭遇する事となり…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

嘘をつかねば生きられない世界から

今回は大海賊と精霊の生まれ変わりを騙った孤児のお話です。

星詠みを騙って結婚前夜に放逐された受様が
海賊の攻様との出会いで彼の傍らで新たな生き方を見出すまで。

受様の暮らすなナジャム王国の礎は
始祖である大陸神は地に落ちた星の精とされます。

夫より短命だった妻は生まれ変わる事を誓い
数十年後に右肩に星型の痣のある赤子として生まれ
再び一緒になったとされます。

星形の…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

嘘から始まった人生であっても…

”星詠み”というなんとも幻想的でロマンチックなワードと、カワイチハル先生の美麗な表紙に惹かれて手に取ったこちら。

なんと、読者賞受賞作&作者様のデビュー作なのですね。おめでとうございます✨

ハラハラドキドキのストーリー展開、細かく散りばめられた気になる伏線の数々にページをめくる手が止まらず、一気読みしてしまいました。

甘さがないわけではないけれど、シリアスめなストーリー。
※以…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

この星の下に素敵な作品がまた1つ

お……お……おんもしろーーーい!!(=´∀`)人(´∀`=)

さすがは小説大賞読者賞。賞をとるだけのことはあります。
幻想的でロマンチックな伝説をベースに展開されていくストーリーが素晴らしい。またまた注目の作家さんが増えてニンマリしました^ ^


海賊と星詠みのお話で、これがまた素敵な物語展開なんですよ〜♪
星詠みっていうのは星の動きや空の様子を観て、自然現象を予測する人のこと。…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

星の形をした嘘

異国生まれの孤独な少年が生き延びるためにはそうするしかなかった。
彼がひっそりと抱え続ける、星の形をしたひとつの嘘とずっしりと重たい罪悪感。
ページをめくってハシュナの旅を追いかけるたびに、点と点をつなぐように隠れていた全体像が少しずつ見えてくる構成が印象的でした。

主人公・ハシュナが暮らすナジュム国に古くから伝わる、何度生まれ変わっても連れ添い続ける大陸神たちの非常にロマンティックな神…

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