小山田あみさんのレビュー一覧

不埒なこじらせ ~好きで、好きで、好きで~ 小説

バーバラ片桐  小山田あみ 

可愛い…!

バーバラさんというとシリアス寄りで、ハードな濡れ場のある、そんな作品を書かれるイメージがありましたが、ここ数年は甘々な作品も多く書かれているように思います。

今作品は刑事×ホストということで、もしかしたらシリアス寄り…?と思いつつ手に取りました。

が、うん。
めっちゃ可愛い…!
王道の両片想いのストーリーなのですが、バーバラさんらしいエッセンスが加わって一捻りある、味のある作品でし…

14

不埒なこじらせ ~好きで、好きで、好きで~ 小説

バーバラ片桐  小山田あみ 

好きすぎて拗らせた焦れ恋にキュンです

ハードなイメージが強いバーバラ先生でしたが、大人な胸キュンものも素敵ですね。
いつもは読みほでお世話になってますが、今回は表紙とタイトルに惹かれて購入。ホストも大好物です。

刑事・武石×No. 1ホスト・吹雪の焦れ恋再会ラブ。
高校の同級生2人が、ある事件をきっかけに再会して想いを再燃させていくお話です。

屈強な武石と超絶美人な吹雪。
強気そうな2人ですが、実はナイーブ。
お互…

12

真夏のクリスマス 小説

水原とほる  小山田あみ 

瞑目する美女の顔に惹かれて選びました

小山田あみ さんの描く表紙のイラストは、物語のダイジェスト版
表紙の黒髪の麗人は、キヨ。隣の美男子はダイス。下は弟分のテオ。
物語の構成が上手できちんと組み立てられてます。
悪い方にしか展開しないからみあう人間模様。バッドエンド、痛くて重いお話でした。

家人の診察付き添い、待ち時間の御供に選んだ一冊ですが、
病院で読む内容じゃなかった、暗すぎる。
明るいハッピーエンドを心がけて作品…

1

華族は熱砂の獲物 小説

ゆりの菜櫻  小山田あみ 

華族な椿姫受け

弟編ではメインの弟よりもお兄ちゃんの方が気になってしょうがなかったので、こうして兄メイン受けを読むことができ嬉しいです。

恋の火遊びにおいて百戦錬磨という受け。
高貴な身分だけど、下半身の緩い男大好きなんですよねー。
でもそれは淫乱属性持ちというわけではなく、しっかり使いどころを心得ている。
ようは見返りあってこその行為。
自分に利益があればすんなり体を差し出す。
魅力あふれる自分…

0

沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

爆笑(≧∇≦)

笑いながら楽しく読みました(≧∇≦)
海皇さま楽しすぎるし可愛すぎる。素直で無邪気で策士、これは来人が絆されるの解ります。海皇さまとぼけてるけど、実は来人に一目惚れで罰を受けてでも助けた気持ちが素敵でした。来人も真面目で自分の殻に篭っててたけど、海皇さま達を守るために戦ったのが微笑ましい。小山田先生の美しくて神秘的なイラストも素敵✧*。夢があって楽しい作品でした〜どんなお子様が生まれるのか楽しみ…

2

「華は褥に咲き狂う(6)恋と闇」協力書店書き下ろしSSペーパー グッズ

秘された恋の形見

本品は『華は褥に咲き狂う(6)恋と闇』の
フェア書店特典ペーパーになります。

大奥総取締役花島視点による武芸上覧に絡んだ後日談です。

先日行われた武家伝奏一行を招いた武芸上覧にて
奥女中の1人が乱心し、御台所に襲い掛かった事件は
恵渡城を震撼させる出来事でした。

大奥創取締役の花島は己の局の床に伏していました。
いつもきりりと結い上げている髪を下ろし
普段の覇気は欠片も…

0

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

ここからが本番か!?

本シリーズは公家の出身で裏の顔を持つ美貌の御台所と
文武に優れ清廉な名君である八代目将軍のお話です。

武芸上覧を隠れ蓑にした受様の血の継承を願う神の暗躍と
受様の守護聖刀の剣精の決意を描いた短編を収録。

受様は陽ノ本の八代目将軍です。
受様は恵渡を襲った凶悪な流行病により、
前将軍の7番目の男子ながらも将軍の座に就きます。

そんな受様の正室は
公家の出で男性ながらも美…

3

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

知的好奇心が満たされていく

初SMもの。入門編に適していたかは他を知らないので分からないが、用語やルールの説明が分かりやすく丁寧で読みやすかった。

文章は少々レトロ感がある。かなり落ち着いていて、耽美な雰囲気作りに一役買っていたと思う。タイトルからイメージする文体そのままな感じ。

暴君の奴隷だった潤音と調教師一鷹のお話。
元々潤音の飼い主だった男の酷い扱いを否定し、一鷹が実践によって正していく形で展開が進む。S…

3

「華は褥に咲き狂う(6)恋と闇」協力書店書き下ろしSSペーパー グッズ

大奥総取締役の気持ち

武芸上覧で奥女中が御台所である純皓に働いた凶行を知り、責任を感じて寝込んだ大奥総取締役の花島視点のお話でした。

寝込んでいた花島が光彬を将軍として推挙した、光彬の義祖母の天永院に思いを馳せていました。

天永院が死の間際に光彬を一目拝みたいと願ったことや、亡くなる時に光彬の祖父の名前を唇に刻んだこと。

どうやら天永院が大奥に上がる前に恋したのが、光彬の祖父の彦十郎だったのだろうと花…

0

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

くっそう待ってろよ玉兎!

タイトルは鬼讐丸の気持ちを代弁したわけでは無く、読み終わった後の私の素直な気持ちでした。

今作は玉兎、麗皓、隆義という3代ムカつく奴等に暗躍を許してしまってて、先手を打たれる度に「キー!」ってなりながら読みました。www

それくらい面白くて息を止めて読んでて、息苦しさに苦しんだくらいです。

これだけ長く続いているのに全く飽きなければ、どんどん面白くなっているように思います。

3
PAGE TOP