小山田あみさんのレビュー一覧

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

最初の誤解が

香月がかわいい。最初に八木の誤解から可愛いタイプが好みだって聞いてしまったせいで、自分の思いを打ち明けられなかったという切ないラブストーリーでした。
両者とも、最初からゲイなので、まぁゲイ同士でも好みもあればすれ違いもあって、異性間でも仕上がる恋愛もの(要するにBである必然性が薄い)という感想です。

なまじセフレになっちゃったために、かえってそこから抜け出すことが出来ない状況にはまり込んで…

0

君と過ごす春夏秋冬 不浄の回廊 番外編集 小説

夜光花  小山田あみ 

番外編だけど

先生買い。ドラマCDのブックレット、フェア小冊子、「翡翠」に載ったもの、小説Charaに載ったお話、書き下ろし20P超。後発ファンで半分以上読めていなかったし、めちゃ可愛かったので萌2より萌にしました。私みたいな後発ファンの方はきっと嬉しいと思います!6が一番好き。

お話は以下8編
1.Sweet Home ドラマCDブックレット 4P
  同棲当初、引っ越した時のお話とタクちゃん(黒猫…

5

君と過ごす春夏秋冬 不浄の回廊 番外編集 小説

夜光花  小山田あみ 

ベタ惚れが過ぎる…!!((((∩´///`∩))))

2008年に出版された「不浄の回廊」
2010年に出版された「二人暮らしのユウウツ」
それから更に12年経って番外編集が出版されるとは…!

ハマった時にはだいぶ時間が経ってて
もう読めないと思ってたアレやコレやが1冊に…(感涙)
ヘビロテで読んでる大好きな作品なのでめちゃくちゃ嬉しいです。

内容は短めのSSから長めのお話まで楽しめました。
そしてなにより!!!
西条のベタ惚…

21

極道はスーツがお好き 小説

中原一也  小山田あみ 

極道というよりスパダリ?

極道とついてますが、ヤクザのどうこうって話はほぼありません。
側近として木崎が、弁護士として諏訪が出てきますがそれぞれの役割なので、後目がどうこうとか、組長がーとかはありません。

題材として薬ネタや拳銃は出てきますけど。
まぁ芦澤が素晴らしくイイ男で、スーツが似合う色香の漂う人なんで、受けの榎田君が身も心もやられちゃうという。わかりやすいストーリーです。
でも続き読みたくなる。
きっ…

1

アカサギ 詐欺師と甘い鉄枷 小説

沙野風結子  小山田あみ 

詐欺師とは言うけれど

男性を手玉に取る結婚?詐欺師。その被害者から依頼を受けた弁護士。しかもヤメ検。どちらも過去に色々あって出会います。

アカサギのマキちゃんは男をメロメロにして時計を貢がせる。コレが実は、、、と言うのがマキちゃんを単なる犯罪者にしてないところ。被害者が子供を捨てた父親ってとこがミソですね。弁護士である恩田もバツイチで息子を手放した父親だった。
恩田の場合はどう愛情を注いだら良いかわからなくなっ…

2

月を食べて恋をする 小説

沙野風結子  小山田あみ 

リメイク

カバーイラスト&タイトルが素敵です。

近親ものでこんなにモラル面を横目に意識させながら萌えに繋げるのって、もはや今どきのBLじゃ珍しいし、主人公の恵多がラブむきだしなのも作者様の作風にしては新鮮。

冒頭から片思いのキュンキュンが止まらないなんて、近年の作者様の作品にしては怪しい…と訝しみながら読み進めていったんですけど、ふと既視感を覚えてリメイク作品だったと知り妙に納得しました、、

2

君を殺した夜 小説

夜光花  小山田あみ 

すんごい執着攻めだった

同級生の再会ものが読みたくて、「同級生」「再会」にチェックしてヒットしたのがこちら。

不穏なタイトルからして、私が求める切ない再会ものではないとわかった上で読んでみましたが、うーん濃かったし、面白かった。
萌えは正直あまり無かったけど、一体どーなっちゃうのぉ???と先を知りたくグイグイ読ませてくれる作品で面白かったです。

それにしても凄まじい執着攻めだったなぁと、読後にちるちるを見た…

1

はだれ恋 ~拾われ男の妄想~ 小説

中原一也  小山田あみ 

はだれ=まだら 

薄雪の斑を表す春の季語「はだれ」には、寂しい意味合いの和歌が多い。
でも、冬が去り、春が来ていることを示す季語。
寂しく冬枯れしていた主人公の了に、やっと春が訪れる物語。
---
はだれ:
「はだれに」はナリ活用の形容動詞「斑なり」の連用形
雪がはらはらと降るさま。雪が薄く積もるさま。また、その雪。はだら。
〔名〕 「はだれゆき(━雪)」の略。《季・春》
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斑な恋、という題…

0

淫獣~媚薬を宿す人魚~ 小説

中原一也  小山田あみ 

人魚ではなく くじら

数人の男に追われて、崖から海に飛び込んだ追われる男
そして、
いい匂いがする、ずぶ濡れで店に入ってきた美貌の男性・久白
くしろ➡くじら ダジャレっぽいネーミング。
そして、美貌の男は「人魚ではなく 俺はくじらだ」という

鯨からとれるお香の原料に、甘い香りがする「龍涎香」があるので、それが原案なのかなー、と想いながら読む。

・・読み進んでいくと、やっぱり鯨だった。

人の祖先…

0

不在の痕~ヘル オア ハイウォーター2~ 小説

S.E.ジェイクス  小山田あみ 

依存してしまったのか依存できたのか

盛りだくさんな内容で面白かった!連載漫画を読んでいるようなワクワク感。今作はメイン二人の背景や内面にも切り込んでいて、より一層キャラに愛着が湧く。期待を煽り、萌えでいっぱいにしてくれる終わり方も最高だった。

始まりは匿名のヒーローが活躍し、壮大なストーリーを期待させる。が、このプロローグの意味は最後の最後で明かされるまで分からず、メインはトムの故郷の小さな街が舞台だった。トムの過去や背景が語…

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