小山田あみさんのレビュー一覧

華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

大奥でさえもBLにできる世界

江戸時代パラレル、舞台はなんと大奥です!
表紙をよく見ればがっつり腕を押さえ込んでいるのでどちらが攻めかわかりますが、そう、御台所が殿を攻めちゃいます!笑
私はあまり表紙をよく見ておらず、勝手に身代わり政略結婚(姫の代わりに男の受けが嫁いでくるよくある設定)だと思い込んでおり、序盤御台所の顔合わせのシーンで麗しい描写がてんこもりだったのでてっきり男の御台所(受け)なのかと思っていたのですが…読…

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愛煉の檻 約束の恋刀 小説

犬飼のの  小山田あみ 

完結!

前作でミハイルと忍が結ばれたものの、忍は不死身の鬼で、しかも自分が作った刀が眷属として妖鬼を作り出していることを悔やんでるんです。
そして、同じく鬼だった父親は死んでしまったわけで、そこには謎があるはずだと考えます。
(忍自身は何度も死んでますが生き返ってしまう)

ミハイルと生きていくことを考えつつも、死ねば妖鬼も死ぬわけで、それで幕引きしたい忍となんとか解決したいミハイルの想い。

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愛煉の檻 紫乃太夫の初恋 小説

犬飼のの  小山田あみ 

鍛冶屋の恋

何と言ってもこの作品のキモは挿絵!
もうね、小山田あみさんの絵が素晴らしく、シチュエーションが遊郭とか。

攻めのミハイルと受けの忍がね、苦難の末に、そして我慢に我慢を重ねた二人が尊い…
しかも、忍は遊郭で陰間なのに抱かれたことがないという奇跡。抱く側でずっと人気を保つ陰間って設定がまた萌。

物語は打った大太刀が人を襲う鬼に使われるという若干妖魔物だったりしますが、忍の一途さとミハイ…

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邪竜の番 小説

真宮藍璃  小山田あみ 

竜の托卵

小山田先生のイラストが、とても綺麗で魅力的。

圭:警備員。
警備中の倉庫で、龍族の少女ユタから突然托卵されて、異界へ移転。
マリウスから、托卵された卵を、胎内で育成、孵化させたら
元の世界に戻れると説明を受ける

マリウス:片翼の邪竜の長

移転先の異界レシディアは、身分差の線引きが厳しい社会。
片羽のマリウスは「邪竜」と呼ばれて、上流から忌まれている・・というのが鍵。

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白蜜の契り ~蜜花転生~ 小説

西野花  小山田あみ 

とにかく西野花作品v

もうこのタイトルがものを言っている。

今流行りの転生ものですが、
まぁ大体90%位は絡まってます。
えぇ、西野さんの作品ですから!

とにかく殆どがそんな感じなのですが、
それでも飽きずに読めてしまう所が凄い。

ストーリーもそう外さないのですが、
主人公がピンチになって、
あぁ、モブさん達に……!って、
普通はここで
ギリギリ助けられたりするのですが、
そうは行かな…

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獣はかくしてまぐわう 小説

沙野風結子  小山田あみ 

陣也がかわいい

いえね、かわいいというのは、ゼロに対して距離感を感じてしまい、近づきたいもののやっぱり力の差、そしてコクミンとしての立ち位置からの距離、越えられない柵、、、悩みつつそれでも自分の意志をしっかり持ちながら向かっていくところがね、30歳ですよ。かわいくて仕方ない!

ま、単純にかわいいのはオオカワウソになれない早苗くんですけど(笑)

今回の良きシーンは、やっぱりゼロとの温泉旅行でしょうか。

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おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

また明日。

すごくあったかいお話しだった。どこまでもお互いを想い合っての行動と、だからこその我慢。
途中もしかしてこのまま…?とページをめくる速度が早くなってしまった、、最後まで2人にとっての幸せが確約されなくて、とてもいい意味でハラハラして読めました。
けどとても幸せな形の結末で安心しました。ss含めて。つぐみじゃない、と気づいた時ははっとしたけど。賛否分かれると作者さんも後書きで書かれてたけど、たしか…

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華は褥に咲き狂う~火華と刃~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

傾国の人誑し・火事・真剣試合 

シリーズ4巻目。

光彬のヒトタラシがまた事件を呼び起こす。
光彬の魅力を玉藻御前に喩えて、不安になる純皓。
光彬は傾国の人タラシ。みんな光彬を知ると愛してしまう。
光彬の心をつなぎ留めて嫌われたくない純皓には
言い切れない「秘密」がある。咲も同様。

将軍後継の候補に挙がった尾張の彬春が、恵渡にやってきた。
二人は再会を喜ぶけど、二人が考える「武士の心得」が、微妙に食い違う。

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華は褥に咲き狂う(7)神と人 小説

宮緒葵  小山田あみ 

サブタイトルは「オールスター勢ぞろい」・・

7巻は、玉兎についてと椿の謎 次巻で完結
展開は、まるで里見八犬伝。
神霊・玉兎の力で妖怪化した人と対峙する光彬。
闇墜ちした神霊、玉兎が、人の体に宿って大暴れを始める。
状況は大戦闘で、BのLではない感じ。

鶴丸君が女装して、サツマ藩の側室候補である桐姫のお部屋付に扮する。
そして、脅迫ネタにしていた大事なものを発見。

玉兎に操られる者の自白で分かったのは、「椿」にまつわる…

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華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

シリーズ三巻目 

1-2巻の後、8巻を読んだら、さっぱり経緯が掴み切れずつまらない。
それで5-6巻を読んだけど、途中が抜けると、面白くない。
観念して、3巻から購入して、通して一気読み。
最初から全シリーズを割引で一括購入したら良かった。・・

三巻目は、「下馬将軍」と土御門家の娘が起こした呪詛事件。
歴史好きなら、誰がモデルかすぐわかる。面白かった。

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休刊で電子版のみ残る4巻までは、…

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