ニャオスキーさんのレビュー一覧

マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

優しくて切ないドラマを見た感じ……

ドラマで見たいそんな作品。ページ捲るごとに色々と切なさが募っていくのだけれど、それでも二人には早く幸せになって欲しいと思いました
濡れ場はほぼになしに等しくて、なのでストーリー重視の人にはおすすめだと思いました。
前世では自身がαみたいにお金も力もなく好きな人と結ばれなかった攻めが、今世でそっくりな受けに出会う。
知れば知るほど似ていて、でも明確に違うところはちゃんとあり、攻めは前世のことが…

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マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

静やかなる純愛

Ωのカフェ店員の望月はある日、暴漢に襲われたところを
常連客の北川に助けられ、以来彼に想いを寄せるように。

北川もまた望月を意識していたようで、
二人は次第に親密になってゆきますが、彼には秘密があり…。

“オメガバース”と“前世”という二重のロマンチックが詰めこまれた本作。
当然、望月と北川も運命の番なのだろうと思いかけてしまいますが、
その完璧な外見とは裏腹に北川はαではあり…

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マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

前世の記憶と現代が交差する繊細な物語

北川(β)×望月(Ω)


平凡な恋のようでいながら、
前世の記憶と現在が交差する、
繊細で静かなオメガバースの切ない愛の物語。


カフェの店員・Ωの望月と、
医者で年上の常連客・βの北川。

望月が性被害から助けてくれて以来、
じわじわと普通に惹かれ合う2人だが、
望月が持つ壊れた古いカメラの中で映し出される知らない家族の写真と、
北川が持つ前世からの記憶が、
2…

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嘘つきギズモ コミック

ニャオスキー 

とても好きな雰囲気だけど、難解でした、、

同時発売された「マジックアワーの恋人たち」がとても良くて、迷わずこちらもカートへゴー。
表題作のほか、もう1作入っています。

あらすじはなしで、表題作の方の感想を。

「マジックアワー〜」とはまた全く違う近未来?のアメリカ(だと思われる)のお話なんですが、、
クリスマスに突然祖父が拾ってきた家政婦(?)ロボット×宇宙への恐怖を感じている教師の青年。エッチなシーンはなし。
ロードムー…

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マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

じんわり沁みる、オメガバース×前世の物語

試し読みをして、独特の絵柄にちょっと驚きながらも気になって購入。
オメガバースに二人の前世が絡んでくる物語です。

喫茶店で働く青年、望月(Ω)。彼は年季の入った壊れたカメラを時々覗き込むのですが、そこには自分そっくりの男性と、恋心を寄せるカフェ常連客の北川(β)の姿が見えてー

と続くお話。

前世では違いの環境と戦争によって引き裂かれてしまった二人の恋。
それをやり直し、今度こ…

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マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

心地良いオメガバースの世界

 タイトルも表紙も画風も雰囲気があって素敵で、思わず手に取ってしまいました。オメガバースなんですが、ありがちな描写がないのがいいなぁと。望月の母親がΩであることを自虐するシーンこそありましたが、メインの2人は第2の性は気にしておらず、強制的な発情シーンもなければ濡れ場もありません。現実の私たちとほとんど変わらない世界の中に、たとえば誰かの母親が男性だった、と溶け込むような形でオメガバースの要素がそ…

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マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

カメラの中にあった恋。そして今、目の前にある恋。

カフェで働くΩとそのカフェの常連で医師のβとのお話。

なのですが、実はこのお話は前世の2人の恋も関係してくる切ないお話なのです。

最初、Ωが亡くなった母の遺品を整理していたら古いカメラを見つけたのですが、その向こうに幸せそうな家族が見えてしまいます。

常連のβともあの2人のようにいつか寄り添えたら…などと思っていましたが、βと仲を深めていくうちに、そのβに「80年前のことを思い出…

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マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

シンプルな愛情表現が刺さる

愛おしい相手を抱きしめてキスをする。
ただそれだけの描写でこんなにもときめかせてくれるのかと惚れ惚れとしてしまいました。
はー…とため息が出るほどに良かった。

映画をエンドロールまで観終えた時のような、じんわりあとを引く読後感はどちらも同じなのだけれど、先に同時発売の同著者作を読んでいたので印象ががらりと変わり驚きました。
ユニークさは嘘つきギズモ。入りやすさはこちらの作品かなと思いま…

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嘘つきギズモ コミック

ニャオスキー 

難しいけれど噛めば噛むほどな作品かも

初めましての作家さんでした。
非常に雰囲気のある装丁にビビっと惹かれて手に取りました。
カバーデザインはエドワード・ホッパーのオマージュなのかな。
カバー下もパキッとした黒に白が映える素敵さでした。
80-90sのアメリカ映画がお好きで、好きなものを詰め込んだとのことなので、もしかしたら映画好きの方はにやりとできるところがあるのかも?
万人受けするかはわかりませんが、好きな人はきっと好き…

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マジックアワーの恋人たち コミック

ニャオスキー 

余韻に浸る

カフェ店員の望月と、彼が密かに想いを寄せている常連客の北川とのお話。
オメガバースだけれども第二の性にはあまり左右されないので、過去との不思議な繋がりとふたりの関係性にしっかり目を向けられる展開となっています。

お互いに惹かれ合っているので少しのキッカケですぐに距離は近付いて、何の障害も無く両想いになりそうな雰囲気だったけれどそう簡単にはくっつかず。
でもそこに焦れったさとかは無くて、そ…

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