かわい有美子さんのレビュー一覧

UNDER THE HEAVEN(下) 小説

かわい有美子  立石涼 

待望のその後が書き下ろしで!?

あの『MIKADO』の新装版2巻。
旧版を大幅改稿って、一体どこがどう変わったんだろう?
帯には「ラストシーン完全改稿!」って書いてあるんですよ。
それもあるけれど、旧版のレヒューを書いてらした皆さんがこの続きは?と熱望されていたその後が、書き下ろしで『花婿介添人』として付いていますよーーー!!!
なので、ヤキモキしてらした皆様は必見なのではないかしら?
上巻から、旧版を読まれた方の比較…

5

猫の遊ぶ庭 小説

かわい有美子  山田章博 

なんということもないお話だけど。

受けキャラの天然っぷりに萌え。←わたしの好みなんです。
お話はたいして動きません。淡々としてるというか、日常的な風景が描写されてるというか、そういうお話です。
「猫」はたいして、というより全く活躍しません。ちょっと出てくるだけ(老犬もいます)。
朝、起きたら裸だった…からといって、いたしたか否かくらいわかるだろ、という突っ込みなナシの方向で!(でないと読めないです)。

挿画が。えええ!…

1

空色スピカ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

これはきゅんきゅんする!!

緑あふれる丘にたつ、伝統ある半寮制の男子校・清泉学院。
半ば隔離された環境で暮らす彼らは、女の子と知り合う数少ない機会である学校行事に半ば命をかけている。
そのため、学校の代表である生徒会長代々美形が選ばれてきた。
今年、栄えある生徒会長に選ばれたのが楠ノ瀬。
黙っていれば物憂げな美少年風の見かけとは裏腹に活発な体育会系の楠ノ瀬のプロデュースを任されたのが敏腕副会長の高科で……

これ…

4

夢にも逢いみん 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

雅敬語攻萌え~

雅な世界です、平安です。
ちととっつきにくいって人も居るかもだけど、しかし文章自体は決して難しいものではないので読んでる内に直ぐに雅な世界にどっぷりたゆたっちゃってしまえる事請け合い。
高卒でしかも古文赤点だった自分が保証します~(数少ない得意科目が国語だったちゅーに!!)

忠義と紫の上を足した感じ?
っていってもそんな年齢差は無いですけど、序盤はちとそんな雰囲気もあります。
しかし…

5

UNDER THE HEAVEN(上) 小説

かわい有美子  立石涼 

あの伝説の作品が大幅改稿で新装版!

待ってました!!
評判の高さにいつか絶対読みたいと思っていた「MIKADO-帝-」
97年の作品の為今では入手も困難となり、この新装版出てくれて本当に嬉しい♪
大幅改稿ということで、どこがどう変わったのか?自分にはわかりませんので、旧版をよんでいらっしゃる方の感想も見たいですv

事故で両親を失い施設に入った日系4世の兄妹の史貴と麻里絵。
マフィアに親を殺され、大怪我を負い史貴兄弟と同…

2

天国より野蛮 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

うーん…

全体的に、設定とあらすじの説明に終始してるだけのような感じがしました。
プロットそのものはドラマチックなのに、ドラマを感じられなかったです。
ものすごい運命の流転の末に結ばれる話なのに、なんか緊迫感がなくて味気ない。
ねちこく描写しないのはかわい有美子さんの特徴で、いつもはそれが大好きなんですが、この作品はそれが逆効果になっていたような気がします。
とくに最初のエッチ。最後まで読んで改めて思ったん…

0
非BL作品

暁の闇 非BL コミック

夏乃あゆみ  かわい有美子 

眠りから覚めはじめる力

時は平安、都人達の風雅の裏には
様々な思惑が入り乱れ、
深い夜の闇にあってもげに恐ろしきは人なりけり。
年若き陰陽師と宮中の闇を巡り静かに事が動き始めます。

幼い頃は父をも凌ぐ力を持っていた陰陽師、
賀茂依享(よりみち)は今はその力と記憶を無くし、
宮中の古狸の使い走りとなっています。
かつて内裏にて凶行に及び流罪となった
惟喬(これたか)親王の元へ赴く事になり、
その出会い…

0

流星シロップ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

非常に読みづらい

かわいさんの作品は初めてでした。
いつも通りムクさんのジャケ買いでしたが、当たりではないかな、と。

まず、キャラや設定はとてもいいです。
ちょっぴり腹黒美人受け、無骨な硬派攻め、男子寮、生徒会。
萌えを詰め込んだようで、なかなかいいと思います。

ですが、全体的に読みづらいです。
キャラが多く、しかもそれらのキャラについて、逐一、事細かに説明し過ぎていて、混乱しました。
あまり…

6

EGOISTE(2) 小説

かわい有美子  石田育絵 

少しずつ変化していく関係

前巻の最後で古谷[攻]の元へと戻った白井[受]、その一年後から話は始まります。
同居はそのまま続き以前よりは幸せを感じたりもしている白井の前に古谷の元彼女や別の女からの電話、そして続く外泊と不安にさせる出来事ばかりが起こり、さらに同期医師の不正を白井が発見してしまった事から彼に憎まれる羽目になり、白井に対して愛情の一欠片も持たない美しい母はガンで余命幾ばくもないと知りそれらが白井を打ちのめしボロ…

4

EGOISTE 小説

かわい有美子  石田育絵 

強引攻はいいものだ~

捕獲攻と捕獲される受とカップリングだけ見れば一見王道ですが、それぞれの生い立ちからくる性格がどちらもなかなか一筋縄ではいかないというか複雑なものがありそこが読み応えに繋がってます。

タイトルのエゴイストは古谷[攻]が愛用している香水名、その名にふさわしい傲慢さを持つ古谷。
彼が勤める病院に研修医として現れるのが、美貌でありながら気弱で保護欲と被虐心を刺激する様な青年白井[受]
彼はゲイで…

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