かわい有美子さんのレビュー一覧

未成年。 小説

かわい有美子  金ひかる 

きゅううん

私なら伊集院を選ぶ!
たまらんですね、こういう魅力的な当て馬って。
もちろん攻めも素敵な男なんですが、どうしても失恋するほうに肩入れしてしまうのは仕方ないよね。
もし失恋するのが逆だったら、攻めのほうに肩入れした予感もする。

エロくない濡れ場がたまらなく好きです。みんなみんな必死なのが好き。
ほろ苦いような甘いような、四人の高校生の青春にキュンキュンしました。
まだまだ決着のつかない関係。この、…

2

星屑シトロン 小説

かわい有美子  小椋ムク 

学園ライフを楽しみました。

これまでのシリーズの中で、一番「学園生活!」って感じだったかな?
これといった事件もなく、普通の生活の中で、どうでも良いことを言い合ったり、つまんないことに関心を持ったり……、そんな当たり前の生活をじーっと覗いていたって気がします。

これ、漫画で読んだほうが断然面白かったかも!と思います。
わりとストーリーには関係ない無駄な会話が多くて、それが「日常」って空気を作っているのは確かなんです…

0

疵 スキャンダル4 小説

かわい有美子  杜山まこ 

大団円

クリスマスプレゼントははたして渡せたのか!?
それだけが気にあっておりました、シリーズ最終巻。

ちゃんと渡せてたよぅ(涙)
しかもすごい全員がハッピーエンドという、
シリーズ3からは想像もできない、大団円。
こんなふうに収まることが可能だったのか!?
目からうろこです。

個人的には、2人ともクビでもなって、
地方で同棲でもしながら生活していくとか、
そんな悲しい話かと、か…

3

疵 スキャンダル4 小説

かわい有美子  杜山まこ 

男達は歩き続ける

ジェットコースター小説(?)だった、何でそこまでして出世にこだわるんだ!?という大蔵官僚の物語もこれでラストです。
散々に打ちのめされ、司馬とも距離が出来てとことん落ち込む桐原は、なおそれでも仕事を続け、
妻との確執で子供が傷付き、また自分も子供を愛するあまり一緒に泣く司馬。
いよいよラストは、どんな終着点がまっているのだろう?
作者さんは、彼等にどんな道をつけるのだろう?期待に満ちた4巻…

6

疵 スキャンダル3 小説

かわい有美子  杜山まこ 

すごいせつないフラグ!

茶鬼さんのレビューが気になって読み始めて、
ついに3巻までたどり着きました。

ううっ(涙)
話の端々に悲しい内容がちりばめられていて、
さらにラストも幸せになれるかのか!?
という感じで終わっております。

ここまで読むと、4巻が気になってしょうがない!!

桐原が1巻のころは感情のないキャラだったのに、
3巻目になると、人間らしさが生まれてきて、
彼の境遇がより悲しく切…

2

疵 スキャンダル 2 小説

かわい有美子  杜山まこ 

体をうって出世するとは!

BLの世界なればこそ、体をうって出世するのは男性なんですね。

1巻でお互いに大人のお付き合いを始めた2人でしたが、
受け君は出世のために、自分の体を売るという暴挙に!

読んだ人にはわかるのですが、断れない状況だったし、
これで出世の道も閉ざされたら、もはや受け君は生きていけないよね、
という、悲しい環境なんですよね。
でも、好きでもない相手の足にすがりつくさまは、
かなり衝撃…

2

いとし、いとしという心(2) 小説

かわい有美子  南田チュン 

高校生編が神すぎる

前作を超えてる二巻。
とくに高校生編の『ユキウサギ』が神でした。
どうしようもないほど切なくて、胸が締め付けられました。
やっとラブラブになれた『啼かぬ蛍が…』よりも、どうにもやるせない結末で別離を迎える高校生編がイイ。バッドエンド好きにはたまらんです。
一巻のレビューで私、「続編よりも高校生編が読みたい!」みたいなことを書いたんですが、それが見事に報われた感じ。
「片思い」っていうのは、醜さと美…

8

星屑シトロン 小説

かわい有美子  小椋ムク 

生徒会活動>ラブ

清泉学院生徒会シリーズ(?)3弾目です。

今回の生徒会長は女嫌いの弾正くんなのですが、副会長の堂本くんが“フェロモン番長”と異名をとるくらいのイケメンなので、せっかくの眼鏡君なのにいまひとつパッとしない・・・
もともと、弾正のことが好きな堂本くんが生徒会に入る条件として、白羽の矢が立っちゃっただけなのだから、それも仕方が無いところです。
ところが彼は、責任感が強く、やることはきちんとやる…

0

疵 スキャンダル 1 小説

かわい有美子  杜山まこ 

大人の恋ってせつない!

茶鬼さんのレビューを読んで気になって購入しました。

大人の男性で、しかもある程度身分がある人たちは、
同性愛するのも、楽じゃないですね……。

BLの世界だと、なんとなく許されちゃうことが多い同性愛だけど、
この物語の中では、現実世界に非常に近く、シビアに描かれています。

ゆえに、切ない……。

どちらも家庭があって、なおかつ地位も高い。
いまさら同性愛とかしている場合じ…

3

星屑シトロン 小説

かわい有美子  小椋ムク 

やっぱり粘り勝ち

「空色~」から遡ること、3代前?でいいのかな
清泉生徒会執行部シリーズ第3弾の会長と副会長は、真面目な堅物、眼鏡の弾正君と、歩くフェロモン堂本。

このお話、BL的にザックリまとめると
ツンデレ弾正君が、堂本を、うっかり大きなワンコのように思って絆されちゃうが、実は…
って感じかな。
弾正君は実に公平ないい子で、その上真面目で性知識もあまりないから、堂本が自分に対して恋愛感情を持ってい…

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