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かわい有美子 小椋ムク
satoki
緑あふれる丘にたつ、伝統ある半寮制の男子校・清泉学院。 半ば隔離された環境で暮らす彼らは、女の子と知り合う数少ない機会である学校行事に半ば命をかけている。 そのため、学校の代表である生徒会長代々美形が選ばれてきた。 今年、栄えある生徒会長に選ばれたのが楠ノ瀬。 黙っていれば物憂げな美少年風の見かけとは裏腹に活発な体育会系の楠ノ瀬のプロデュースを任されたのが敏腕副会長の高科で…… これ…
かわい有美子 あじみね朔生
クレタコ
ネタバレ
雅な世界です、平安です。 ちととっつきにくいって人も居るかもだけど、しかし文章自体は決して難しいものではないので読んでる内に直ぐに雅な世界にどっぷりたゆたっちゃってしまえる事請け合い。 高卒でしかも古文赤点だった自分が保証します~(数少ない得意科目が国語だったちゅーに!!) 忠義と紫の上を足した感じ? っていってもそんな年齢差は無いですけど、序盤はちとそんな雰囲気もあります。 しかし…
かわい有美子 立石涼
茶鬼
待ってました!! 評判の高さにいつか絶対読みたいと思っていた「MIKADO-帝-」 97年の作品の為今では入手も困難となり、この新装版出てくれて本当に嬉しい♪ 大幅改稿ということで、どこがどう変わったのか?自分にはわかりませんので、旧版をよんでいらっしゃる方の感想も見たいですv 事故で両親を失い施設に入った日系4世の兄妹の史貴と麻里絵。 マフィアに親を殺され、大怪我を負い史貴兄弟と同…
かわい有美子 緒田涼歌
むつこ
全体的に、設定とあらすじの説明に終始してるだけのような感じがしました。 プロットそのものはドラマチックなのに、ドラマを感じられなかったです。 ものすごい運命の流転の末に結ばれる話なのに、なんか緊迫感がなくて味気ない。 ねちこく描写しないのはかわい有美子さんの特徴で、いつもはそれが大好きなんですが、この作品はそれが逆効果になっていたような気がします。 とくに最初のエッチ。最後まで読んで改めて思ったん…
夏乃あゆみ かわい有美子
わか竹
時は平安、都人達の風雅の裏には 様々な思惑が入り乱れ、 深い夜の闇にあってもげに恐ろしきは人なりけり。 年若き陰陽師と宮中の闇を巡り静かに事が動き始めます。 幼い頃は父をも凌ぐ力を持っていた陰陽師、 賀茂依享(よりみち)は今はその力と記憶を無くし、 宮中の古狸の使い走りとなっています。 かつて内裏にて凶行に及び流罪となった 惟喬(これたか)親王の元へ赴く事になり、 その出会い…
黒根っこ
かわいさんの作品は初めてでした。 いつも通りムクさんのジャケ買いでしたが、当たりではないかな、と。 まず、キャラや設定はとてもいいです。 ちょっぴり腹黒美人受け、無骨な硬派攻め、男子寮、生徒会。 萌えを詰め込んだようで、なかなかいいと思います。 ですが、全体的に読みづらいです。 キャラが多く、しかもそれらのキャラについて、逐一、事細かに説明し過ぎていて、混乱しました。 あまり…
かわい有美子 石田育絵
前巻の最後で古谷[攻]の元へと戻った白井[受]、その一年後から話は始まります。 同居はそのまま続き以前よりは幸せを感じたりもしている白井の前に古谷の元彼女や別の女からの電話、そして続く外泊と不安にさせる出来事ばかりが起こり、さらに同期医師の不正を白井が発見してしまった事から彼に憎まれる羽目になり、白井に対して愛情の一欠片も持たない美しい母はガンで余命幾ばくもないと知りそれらが白井を打ちのめしボロ…
捕獲攻と捕獲される受とカップリングだけ見れば一見王道ですが、それぞれの生い立ちからくる性格がどちらもなかなか一筋縄ではいかないというか複雑なものがありそこが読み応えに繋がってます。 タイトルのエゴイストは古谷[攻]が愛用している香水名、その名にふさわしい傲慢さを持つ古谷。 彼が勤める病院に研修医として現れるのが、美貌でありながら気弱で保護欲と被虐心を刺激する様な青年白井[受] 彼はゲイで…
かわい有美子 竹美家らら
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 情景描写の巧さはやはり群を抜くかわいさん。 これぞロマンス。 租界が成立してからおよそ100年の間、美しく、妖しくその栄華を誇った上海。 あらゆるものが混沌とし、「魔都」の呼び名に相応しい蟲惑的なその都も、第二次世界大戦を前にして消滅します。 この話の舞台は、その消えゆく最後の数十年の上海。 イングランド貴族の嫡子であるレイモンドと、使用人の捨…
Goma2
執事、使用人の階級についても結構細かく書かれてます。 いわずもがなかわいさんは本当に文章が綺麗なので、この作品もはやBL小説というより、メロドラマ。 人間模様中心で、しかも恋愛という言葉では言い表せない、まさに「人生」そのもの。二人の間には大きな壁があり、それは性別しかり、身分だったり、戦争であったり・・・ スケールが大きい上に時間の流れも人一人の半生程の長さ。 1冊でよくおさめたよなぁ・…