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ぱるりろん
ネタバレ
崎谷はるひ先生の作品集「薬指にたどりつくまで」の書き下ろし小冊子。コミコミスタジオ購入特典です。 本書に収録の書き下ろし「薬指にたどりつくまで」(照映さんが未紘との結婚指輪をデザインする話)と同じく書き下ろし「ロケ先で出会った刑事がイケメンすぎた件」(衣沙くんがロケ先で臣さんに会う話)の、双方のクロスオーバー的後日談になっています。贅沢だ。 この小冊子は注意書きとして「本編をお読みになってから…
崎谷はるひ 山田章博
ものすごく満足度が高かったです。 同じ出版社から出ている著者の作品集「はるならい」と比べると、収録されている一編一編が長いこともあると思うのですが、世界観にじっくり浸れて楽しかったです。作品の幅広さ、奥深さを十二分に堪能しました。 かつての全員サービス小冊子「S's Trifle」に収録されている4編すべて、同人誌から1編、個人サイト掲載作1編、書き下ろし2編が収録されています。 …
てんてん
本品は『崎谷はるひ作品集 薬指にたどりつくまで』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 灰島と早坂の打ち合わせから始まる小話です。 その日灰島は 担当である早坂との打合せのために うみねこ亭を訪れます。 今日も程よく開いている店の奥の定位置のテーブルに 向かい合って座った灰島は ふだんアクセサリーの類を付けない早坂の 左手薬指で光るものに目を引かれます。 長いこと…
本作は崎谷はるひ先生の 幻冬舎コミックスルチル文庫刊行作の番外編を 収録した短編集になります。 既刊「崎谷はるひ作品集 はるならい」に収録しきれなかった 番外小説をまとめて収録した豪華な1冊です。 タイトル作になっている「薬指にたどりつくまで」を 少しご紹介しますね。 攻様はジュエリー工房の使者長であると共に ジュエリー職人でもあります。 大学時代のアルバイトが縁…
ポッチ
作家買い。 2020年に刊行された崎谷作品の『崎谷はるひ作品集 はるならい』と同じく、崎谷作品の人気シリーズの番外編集。崎谷さんの書かれたあとがきを拝見したところによると、2010年に刊行された全サ小冊子『S's Trifle 崎谷はるひ連続刊行フェア小冊子』がまるっと収録されているそうです。以前欲しくて探して、でも手に入れられず臍を噛んだフェア小冊子が、今、時を経て読むことができ…
かわい有美子 山田章博
フランク
いくつかの短編が収録されているけれど、どれもおかしくてついつい笑ってしまう。 そして、少しずつだけど確実に、二人の絆と想いが深まっているのがいいんですよね。 「気まぐれ者達の楽園」 ガラスがビリビリ震えるほどの胴間声の持ち主、あの藤原がまさかの恋わずらいに……?! 藤原が見初めた市営プールのオンディーヌ(水の妖精)とやらを見たさに、みんなで市営プールに偵察に行くお話。 結果に笑いまし…
1998年出版の作品なのかー! ワープロ?!となった箇所はあるけれど、時代を感じたのはその点のみで、作品全体に古臭さは微塵もありませんでした。 変人揃いで知られる大学寮に住む事になってしまった織田君の受難(笑) そこで出会ったのは、浮世離れした美貌(雪女の男版みたいだそう)が印象的な杜司。 掃き溜めに鶴のような杜司に一目惚れするも、杜司もやはりどこか変わっていて……。 BがLして…
碧雲
山田章博 さんの表紙絵に惹かれて購入。黒猫がチャーミング。 挿絵なしだった、凄く残念。 ネットで紙本を購入すると、中を確認できないので不便。 物語の舞台は、「京都の有名国立大学がモデルではないか?」と多くの読者は推測していて、 あとがきに「そうじゃない」と著者は必死で否定している。 でも、「左京文化」の象徴で、日本最古の学生寄宿舎、そこしかない?と思う。 モデルにしたらしい寮は…
えすむら
かわい先生の京都シリーズコレクションとして…。 スマホが普及していなかった時代の青春、よきアナログ交流がありました。ゆるやか~に、各々が各々の時間の流れに身を置いている不思議な吉田寮、デリカシーもプライバシーもないけど、それなりに居心地のよさそうな共同体で、ノンケイケメンが不思議系美人に恋しちゃう日常系の作品です。 紙版入手したのですが(なんとまだ新本流通してました)挿絵が入ってなくて、文…
みざき
かわい先生の初期作品「猫の遊ぶ庭」の関連作品。 前作の続編となっていて、短〜中編のお話が季節毎に並んだ短編集となっています。 京都の古めかしい学生寮を舞台に、メインカップル2人と、寮に住まう一癖も二癖もある住人達を中心に繰り広げられる日常をほのぼのと描いた味のある隠れた良作です。 とにかく文章が綺麗で読みやすい。知らない場所のはずなのにどこか懐かしさを感じる。 淡々としていながら、四季の移…