total review:280946today:5
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
21/95(合計:946件)
山田ユギ
ふばば
ネタバレ
90年代末の作品たちで構成された短編集。 若さゆえの切なさあり、大人の再会あり、浮かれ系あり、そして表題作…!心えぐられる。 「だって若いんだもん」 高校生xフリーター(3才年上)。 かきっこをズルズル続けてたけど、高校生君は本当にフリーターが好きだったという話。 「もしかして恋かしら」「恥ずかしくて言えない」 ヤリチンのモテ男・坂本が純情な児島に告白されて、ならやっちゃおうと…
久我有加 山田ユギ
「何でやねん!」の高校時代の2人から、若手漫才コンビのホープ「バンデージ」の2人になった土屋と相川の物語。 「どないやねん!」 ルックスのいい2人。漫才師以外にもお互いドラマ出演などしてぐんぐん人気が上がってくる。 大阪と東京と行ったり来たり、色んな仕事の掛け持ち、ネタを練るのも稽古も睡眠時間もどれも中途半端で、意地悪な先輩芸人、わがままな若手女優、いつも優しすぎる土屋…そんなあれこれが…
久我有加さんお得意の、関西弁BL。 それが「漫才コンビ」が題材となればその関西弁が必然だから、より久我さんの関西弁遣いとしての自在さが生きてくる。 そして本作は高校生同士の、進路とも関わる恋物語です。 主人公は、土屋来と相川仁。 土屋は幼稚園の頃から将来は漫才師志望。 対して相川は、転校時のトラウマで「笑い」が大嫌い。 実は土屋は土屋で、自分の辛い思い出から人に笑顔になってほしいという…
愁堂れな 山田ユギ
マグロ漁師BL「北の漁場」の続編! これはぜひ順序通りに読んでいただきたいです。 海の男・男の中の男・祐二と、消し去りたいほどの惨めな過去を持つエンの恋。この2人の続編となれば、見えてくる展開はただ一つ… そう。エンの過去が追いかけてくる! エンの過去の亡霊が幸せな2人が暮らす大間に現れて、2人を引き裂くのです。 エンの初めての男、エンを犯罪の道に引き込みシャブ中にしたヤクザ、井上がやっ…
前から読みたかったんですよ、この作品。 なんてったってマグロ漁師ですよ。 ザ・おとこ!って感じですよ。 だけど、「BL」とマグロってどうなの?とそこが読みたかった点でした。 そして読んでみた感想は、男前な攻めに過去を背負う可憐な受け、というイメージがあって、実際「王道系」だと感じました。 これはイラストの山田ユギ先生の相乗効果も大いにあると思います。 寡黙で渋い男の祐二と、ほっとけない…
kokawauso
山田ユギ先生は、高口里純先生の元アシさんだったんですね。高口里純先生といえば代表作は「花のあすか組」、そういえばあの雰囲気のマンガの書き方やなあと納得。 こちらの作品は「最後のドアを閉めろ!」とリンクというかスピンオフというか。本田3兄弟の長男、次男のお話。「最後の~」が結構皆さまお好きなようですが(もちろんこちらもスキですが)、カプ的には正一、俊二にもうもう・・・。メンタルが弱ってるときに読ん…
某大手の読み放題から山田ユギ作品を電子書籍で見て、話が良いので本を探して購入しました。 新装版、完全版とあり完全版の上はたまたまあったので思わず購入するくらい好きな作品です。 こちらと「開いてるドアから失礼しますよ」が特にお気に入りですが、日下の飯島に対する無自覚な?誘うセリフの数々、飯島じゃなくても萌え死にそうでした。他の方のレビューでもありましたが、飯島からのチューのあと問題解決後、「どう…
里穂
ネタバレです 主人公はみんなで楽しくぽわんぽわんと過ごしていると、 恋心を自覚する前に攻めと友人の間に肉体関係が出来ているのを知ってしまい、 自分の気持ちに気がついて傷ついていると バタバタと攻めが学校から居なくなるというシーンがあります。 なんというかそのシーンが妙にダメで。 回想シーンとかなら大丈夫だったかもしれませんが、がっつり描かれているので余計キツくて。 そ…
霧笛丸
ユギ先生のご本はどーして、こんなにときめくのでしょうねー! 新米編集者の塩見と大学の後半の池内の物語、2002年出版、雑誌初出は2000年と、時間は経っていますがトキメキは色褪せませんですね。 一冊に五話とおまけまんがが収録されてまして、一話目で、せっかく編集者になる夢を叶えて頑張っていた塩見が働いていた出版社が潰れ、社長夜逃げという憂き目をみます。サクッと文にするとドツボにハマってる感じが…
鳩村衣杏 山田ユギ
「映画館で逢いましょう」の続編です。 前編だけでも綺麗に終結していたと思うので続編があることが意外でもありました。 本作では、前編で神尾と恋人になった周が、自分の弱さ・小ささに押しつぶされて甘い恋人関係に浸りきれず足掻く模様が描かれます。 神尾が昔付き合っていたというアジアのスター、イライアス・ウォンの華やかな魅力に気後れし、ふとした仕草で島が神尾へ想いを抱いていることに気づいてしまって動揺…