そして種くん!!
表紙の時点で気づかなかったんですがなんとも嬉しいことに続くんですね!あー三田先生ありがとうございます!
変わらず2人の思い遣りあいがすばらしく、季節感、おいしい食べ物、ヤキモチなんかもあったりして、あーーー素敵ーーーーってなります。
前作ではちょこっとだけ登場した意地悪な豊の兄が唯一の悪役でしたが、今作ではなんと穣の元カレ!!いや元カレてかセフレというか。癖のあるやつです。
少し2人の関係に影を落としますが愛の力です!豊やったんさい!てなことでそいつにやり返した豊の力強さはなんか勇ましかったです。
穣が就活に悩んだり、2人のエチなんかも描かれたり、一歩進んだやりとりなんかも見えちゃったり、移ろいゆく季節の中で切なくなったり楽しくなったり、素敵な家族です。
豊が家族運に今まで恵まれてなかった分、穣家族の包容力といったらもう、です。
種くんが少し成長してかわいかった言い間違いに補正が入るのは豊はさみしくなったみたいですがほっこりしました。時間の経過も見えてなんかこの一冊でこんなにたくさんの出来事をみることができてなんて贅沢なんだと思いました。
2巻も楽しみです。
シリーズのファンです。
アニメ化もあってますます人気になりますね。
今回は
みちくんひかり、初めてのけんか
サブCP松尾と祐樹の進展のお話と
主役お二人の過去編、
とかわいい〜ドキドキ〜からの重でおもおもなお話でした。
2人の過去編はいままでのシリーズの中でもちょこちょこ昔話として出てましたがいよいよ!って感じで覚悟して読みました。
まず若い!細い!かっこいい!かわいい!
があって藤吉親子の確執とかお家の事情とか弘婚約者のΩへの恨みとかもーとにかく、やめてー!と思う展開でした。
いやいや2人はいまもーすっごい幸せな家族なんだから頑張って読める!と自分を勝手に鼓舞してしかと拝読させていただきました。
弘のまさかの婚約者(男)登場。しかもα。
はいもう、嫌な予感しかないですね。
弘はスパダリですのでもちろんピンチに登場するのですがとんでもないダークな発言にびっくりです。
大事で大切で失ったら生きていけないくらいの人を傷つけられたんですからそらそう。
そのお相手の多喜くんも同情の余地があるのが、くぅぅ!って感じでした。
悪人は弘父のみです!(笑)
読み終わった後だいぶ呼吸が浅くなっていたのかふかーい深呼吸しました。
これはいちかわ先生も描くの疲れたのではないでしょうか。いつもの余白のある空気感とはまた違う、お互いの思いを激しくぶつけ合うシーンは心臓バックバクになりました。
いやすごい。
こうして2人のもとに耀がやってきて家族になっていくんだと思うといやもう、勝手に感慨深くなりました…よかった…おめでとう…!!
結婚式がまだだった2人のおまたせしました結婚式も2人らしく賑やかでキレイで耀くん最高です。
松尾と祐樹くんが家族になるまで読ませていただきたいです。
続編、またラヌカンの、主役の2人に会えて嬉しいです。
新婚旅行で海へ、道中海のものに重度のアレルギーのあるラフォスエヌの危なげな感じもお話にスパイスを添えてます。
灰色狼が側にいる限り危険なことはないので安心です。またの名を過保護ともいいますが、なにせ死んでしまうような重篤なアレルギー症状なので過保護しかり。
そしてこの巻は灰色狼一族からなんと追放者が出ます。なんということ。。。
拐かされそうになるラフォスの言葉に灰色狼だから信じた、という言葉にガツンときました。王族になりました。
それに原初十人の始祖の話がついてなんて贅沢な一冊なんだと思いました。原初十人の話、もっと読みたいです。基本的に同族、家族内血縁結婚をする一族なので妊娠という言葉が出てくるとドキッとします。
がそこは深くは描かれず、異能をして王になるべくしてなったものと、灰色狼一族の始まりを読むことができワクワクしました。
この一冊を読んだあと、大好きな2巻を読みました。
この中でレシェイヌがラフォスに子どもを産ませる、と行っているので一族存続のため、このお話が続くためラフォスにはとても大変なことだけど妊娠出産の未来もあるのでしょうか。投稿サイトのほうでは公式にその話がありますが果たして商業はどうなるか。
どうあってもわたしはファンなのでまた続編が読みたいなぁと思いました。