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エキスパートレビューアー2021

女性165さん

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甘いのは毒か薬か

甘ーーーーい小説トピで知って読んでみました。
始めましての作家さんです。

確かに甘い。ですが常にゾワゾワしました。
本当はどうなの?どうなるの?何考えてるの?どうするつもりなの?と恐怖と紙一重な甘さといいますか。
砂糖なのか毒なのか?

200ページほどなのですが、すごい盛りだくさんでしたね。

トモが不憫で気の毒で。継父や同棲相手とか、逃げて〜!というか警察や学校や行政を頼ればいいのに。
と毎回思うのですが、被害者は誰にも知られたくないんですよね。愛してくれない母にそれでも嫌われたくなくて、自分さえ黙っていれば…と。
行くところがなくて、自分さえ我慢すれば…と。

花賀屋の家の庭で倒れて、目が覚めたら手当てをされてあってベッドに寝ていて。
美味しい朝食に優しい男の人。

初めて体目当てじゃない優しい大人の男の人で。
トモを大切に大事に大きな包容力で包んで、トモがどんな態度や言葉を言っても家に置いてくれて。

ただ異常に傷に執着するのが気になって。甘々もなぜかゾワゾワしてしまいました。

トモの思い込みや五東の暴走や花賀屋の誤解で切ないのが続き、どうなるの?とハラハラして読むと…。

最初から。なるほど。
変態執着紳士の歪んだ性癖。でもトモは歪んでてもいい!繋がれて監禁されて嬉しい!って。
自分から飛び込んで来ちゃって、花賀屋の好みに仕上げられて。飛んで火に入る夏の虫?

後でわかるあれやこれやな種明かしにもびっくりでした。
エッチもすごかったです!ローション使ってあげて!

猫耳も榊さんなら!

恋人として落ち着いてきたころかな?ハルミに猫耳付きの部屋着をプレゼントする榊さん。
猫を飼ってるハルミなら猫耳も好きかと思って。

でも正直猫耳の良さがわからないハルミ。

そこに、お揃いなんですよ、と猫耳付きの部屋着のフードをかぶる榊さんに…。

かわいいっ!となるハルミでした。

マジ天使な榊さんですね。控えめでやまとなでしこっぽく見えるけど、なんだかんだ自分からアプローチして恋人になったり、初めてのお家招待で体の準備仕上がってたり、初エッチに固まるハルミを導いたり、恋人動画アップしちゃったり。

あざとくなくて落ち着いてて大好きです。榊さん!
そんな榊さんにゾッコンなハルミも大好き!

とっても面白かった!

面白かったです!読み終えると何やら清々しい気分になりました。

美容系YouTuberの榊さんと、彼の動画をさらには関連動画をくまなく視聴しコメントも読み最推しする、美容部員ハルミ。素晴らしい技術と広い知識とお人柄で榊さんはいつの間にかすっかりハルミのオカズになってしまって。毎回自己嫌悪になるハルミ。

それがなんと!お店に榊さんが来て!

コミュ障ハルミのド緊張して喋り倒すところや、挙動不審さや、涙を流してるところとかすごく面白いです。
また榊さんがそんなハルミを気持ち悪がるでもなく、また会いたいな〜なんて。

一緒に新商品のPR動画を作ることになり…。

もうハルミのファン心理が突き抜けてて。美容に関する話題や動画撮影ではピシっとしてますが。
榊さん天使!うっ!(かわいい!)とか。
榊さんからアプローチされて。ここまで据え膳されて!
頑張れハルミ!男ならやるんだハルミ!

いつまでもどこまでも恋人以上にファン気質なハルミ。
そんなハルミを好きでいてくれる榊さん。
とっても面白かったです。良かったねハルミ。

恋人か!(ツッコミ)

明日休みな粕谷が葛谷を誘おうとすると仕事だと断られ…。

なんか不思議です。あんなにニートキャラだった葛谷が仕事とか言ってて、働けてるんだ!
しかもセミの音がうるさかった長屋じゃないし服着てるし東京にいるし。

サラリーマンとサービス業で二人の休日が合わなくて。
粕谷くんって友達いないの?なんて葛谷に聞かれちゃって。

葛谷が土日に休み取るよって言うと、粕谷も平日に有給取ってやってもいいなんて、恋人かっ!
その代わり下は俺だ!な粕谷ですが。

ハッピークソライフ!

大笑いしました。
もうみんなすごい!さくらさんもすごい!お地蔵さんもパワーアップしてるし!

クソなのに憎めない二人ですね。というか愛おしいです。セックスする悪友?親友?
めちゃめちゃ気を許してるし、介護してるし、パーソナルスペースとか二人だと無いよね?
抜け駆けは許さないのか、本当は寂しいのか。

粕谷がさくらさんのおかげで本社に返り咲き!しかし伝説扱いだわクソ上司に同期に後輩に。
しかもタワマンが事故物件でラップ(チェケラッチョの方)が聞こえるし!

あんなけ居候扱いしてた葛谷のボロ借家に入り浸って。

もうお地蔵さんネタとか、黒杉商事トップ4のネタとか、レオくんとか面白すぎる!
レオくん、やっと嫌われてること認識したのに悪あがきしすぎ!もう一生葛谷は逃げられないのかな?

お地蔵さんアプリとか陰毛文字とか、大笑いが連発でした。

はらださんって本当にすごいですね。

中年も良き!

阿部さんの絵が大好きなんです。それにダメ男やクズ男や些細な仕草ややりとりとかも。
本当にお上手ですよね。目元の色気がたまりません。
しかも!今回は中年男性なのに!お上手ですね。

まさかこの二人がくっつくの?どっちがドッチになるの?と思いながら読むと…。

お店をなんとかしたいコンサルタントの小松。彼にも思いがあって。しかし再建方法が乱暴で。店の従業員はみんな辞めちゃって。

こんな危機なのに朝から着物でぶらついて、再建を望んでない朝彦。
しかし朝彦の過去や葛藤やらがわかってくると…。

これはいい二人ですね!小松が朝彦を引っ張り上げ?乗り越えさせて。意外と朝彦の方が敬語だったりしましたが、小松は口は悪いわ若い男を侍らすわ仕事熱心だわで、朝彦の心を掴んだのかな?
最後は達成感を感じました。

従業員の皆さんや馴染みのご近所さんもみんな良いキャラで、阿部さんのこういう所が大好きなんです!

タイトルも素敵ですね。やっと飛べるね!

どこまでもラプンツェル

自分のすべてをもらってくれる王子様成彰と恋知らずの不遇なラプンツェルのお話でした。

良いお話だったのですが、つい気になるところが多くて。素敵なお話なのにそんな自分が申し訳なくて。

主人公眞幸視点なのですが、どうにも彼の本当のところがわかりにくい。きちんとその時々に何を感じたり思ったか書いてあるのですが。真面目で良い子なのにつかみどころがないというか。

そして男子校ならではなのか、いつまでも眞幸が姫扱いで。それを本人も嫌がらず。25歳なのに。
OBも同期も眞幸をラプンツェルだの姫だの特別扱いで、知らぬは本人ばかりなりで。

眞幸は成彰を特別だと言って体も許しましたが、好きなの?その自覚はあったの?特別だから許してそこからだんだん本当に好きになったの?流されて居心地良いからそのまま来たの?

眞幸の両親からの酷い扱いに成彰がまるごと引き受けて守ってくれて。それはとても良かったのですが、滝川家公認の嫁扱いでいいの?男なのに。

成彰も8年かかって眞幸を自分を頼るようにして。仲間も成彰の姫と公認な感じで。
8年も待たなくても…。いやこのタイミングだからこそなんだけど。ゴールがわからなかったのもあるのかな。

嫁ぐとか嫁入りとか専業主婦とか。働き盛りなお年頃なのに。資格もたくさん持ってて。本人は全然働けるし優秀だし働く気満々なのに。

成彰の激しいエッチがすごいですね。最後に印象的でした。

溺愛と自立

溺愛系人外ラブ♥その通りですね!

リュシーとつがいになって約一年?まだまだ蜜月期な2人。

続編はまたまた尚行の葛藤と成長と、大事件と、日本の同族の皆さんと盛りだくさんでした。

少しでも強くなりたい、人として成長してリュシーに相応しくなり役に立ちたい。そんな尚行が高校卒業資格を取るために、日本の通信制高校に入りスクーリングで日本に滞在することに。

リュシーと愛し合うことで美しくなった尚行。
本人に自覚はありませんがリュシーの加護がありありで。おかげで大変な目にあいましたね。

そして日本の同族の皆さん。
時代に取り残され外にも行けず何も出来ないまま里に暮らして。そんな皆に共感してしまう尚行。
尚行はたまたまリュシーのつがいで愛されたから、あのまま野垂れ死にしなかっただけで…と。

無事に里の守りも皆さんの行く末も受け皿も整ったようで良かったです。

リュシーは相変わらず尚行が愛しくて可愛くてたまりません。甘えたり嫉妬したり、嫉妬すら楽しんだり。そうだよね、240年探してやっとつがいが見つかって、それがこんなに素晴らしい男の子で。

本当は尚行を囲い込んで自分のことしか考えて欲しくなくて手取り足取り世話を焼きたいリュシー。
しかしそれでは尚行の自立を邪魔しちゃうんですよね。
リュシーのために強くなろう頑張ろう役に立ちたいとする尚行がそれはそれで愛しくてたまらなくて。

はぁ、良いお話でした。

しかしリュシーが尚行を離したがらず求め過ぎ?ヘリコプターで部下が同乗してるのに、すぐそばで毛布被せただけで致すなんて!
数時間離れてただけなのに!

仲良きことは良いことですね。

激しい愛情

生か死か。激しい愛ですね。

初めましての作者さんです。すごく良かったです。

最初は尚行の境遇が辛くて…。
いつも思うのですが、なぜBLの不憫受けは行政のサポートを利用しないのでしょうか。それを言ったらこのジャンルが成り立たないのかな。

尚行の人見知りで言葉が出せなくて卑屈でいじめられて自分を責めての負のループが、他人事じゃなくて本当に辛かったです。

素敵な異人さんがいきなりベロチューしてきて、そりゃ怖かったですよね。

この二人のどこかが噛み合ってない感がようやく最後の数十ページで書かれて、そうだよ!これだよ!と納得しました。

尚行の魂を愛する竜のフェリシアンと、こんなに素敵なフェリシアンになぜ愛されるのかわからない尚行。
それでも甘々に世話を焼かれ愛を囁かれ快楽を与えられ、揺れる尚行。

しきりにどんな尚行でも愛してると繰り返すフェリシアン。フェリシアンを愛してしまった尚行にはそれが最上の愛情表現とは思えなくなって…。

そうなのです。尚行の魂なら獣人だって女の人だってどんな性格だって来世の尚行だって何でもいいのです。
もし今の尚行がフェリシアンを愛せなくなり、精を受けられず死んでもまた尚行の生まれ変わりを探せばいいと言われてるんです。

こんなにフェリシアンを愛してるのに、今の僕じゃなくてもいいなんて。来世の自分に嫉妬する尚行。そしてそんな自分を醜く思う。

よ〜くフェリシアンと話し合ったらいいのでは?でも根本的に種族が違うから理解できないのかな?と思ったら…。

やっとフェリシアンに理解してもらえたけど。尚行がこんな醜い自分を殺して、もっとあなたに相応しく生まれ変わった僕を探してって(泣)最上の愛ですね。

そしてそれに応えるフェリシアンの提案が正直ちょっと怖かった。いやいや、死ななくても。まあそれが誠意なのかもですが。
それを受け入れる尚行もちょっと怖い。

唯一の理解者で愛情を向けてくれた両親を亡くし、初めて愛してくれたフェリシアン。フェリシアンを受け入れていく尚行の動揺や自分を見つめ相応しくありたいと思う尚行が丁寧に描かれていてとても良かったです。
そうなんです!ひたすら愛されてればよいなんて、尚行は何して生きていけばいいの?
何も持ってない自分がフェリシアンに相応しくなりたいんだから。

どうか二人とも仲良く寿命を全うしますように。

俺バカだから…。とんでもない!すごい才能と努力の子直樹。

一気読みでした。さすが野原滋さん!とっても面白かったです。

豪徳寺一姫というアイドルを作り上げるために、プロジェクトチームが、一流のプロの大人たちが本気で真面目にやってるのがシュールで。

直樹が親友の貞夫にプロデュースされ、豪徳寺一姫の真似をして納涼大会でステージをしたら東江にスカウトされて。
必死で冷静で色んな表情を見せる東江に、君が必要だと求めてもらえて、つい見捨てられず引き受けた直樹。

それが地獄の始まりで。

お父さんがこいつはバカだから無理だって言ってたのに…。

だけど、段々東江や直樹がお互いの頑張りに惹かれ合って。まさかの一姫の正体と東江の関係にびっくりでしたが。一姫を愛しがる東江に片想いしながらも、彼のために頑張る直樹が切なくて。
一姫になってれば東江が見ていてそばにいてくれるって。

直樹が一姫でいる限り東江は絶対に直樹を見つめ、何かあれば助けてくれる。切なさと安心感に揺れながら頑張る直樹。東江も打ち解けて笑顔をみせてくれるようになって。

そして一番大切なイベントにむけて頑張る一同。
なのに前日になって一姫の兄和也が急に呼び出して。

思わぬ大事件にプロジェクトも中止で、直樹もえらい目にあって。痛そう…。

その後はデリカシーやムードや情緒のない直樹と、そんな直樹を叱りながらやることやる東江が良かったです。

見つめ合う二人が印象的でした。

身代わりものかと思ったら、なんともお嬢様の希望を叶えるために、財力知力かき集めて努力で一姫を演じ作り上げて。何代目までいくんでしょうか。

直樹の才能と素直さとおバカさもとっても良かったです。