2巻!
あの2人は恋人同士で向かいの部屋に住みほぼ毎日顔を合わせ平和な生活を過ごしています。
2巻では恋人関係に問題は起こりません。
前にも思ったけどワイアットって雨音のどこがそんなに好きなんだっけ?
接触恐怖症のコミュ障も良くなりつつあるけど。
今回は雨音のサイン会とワイアットの連続強盗殺人事件がメインです。
もう一気読みでした。もしかして?もしかして?な事件の展開の予想が半分当たったり。
雨音の行動力にも驚いたり。
読み応えばっちりな続編でした。これはさらに続きも出るのでは?な感じでした。
ワイアットよりも出番とインパクトがあったのでは?なダフネ。行きつけのカフェ店員で雨音の小説のファン。
2巻は恋人関係よりも事件解決や雨音の作家としてのあり方を考え直す機会な回で。
お互い会えない時に相手のことを考えて口元を綻ばせたりはしてるし、相手の何気ない言動に励まされたり良いんですがね。ちょ〜っと物足りなかったかな。
作家さんならではのイベントに神香さんもそうなのかな〜と想像したりしました。
情報量が半端ないですね!
読み始めは主人公が可哀想で陽キャが憎くて。しかも小野センパイがいきなり感がすごくて、これ苦手なパターンかも…と思ったら!
主人公のゆづきが表情が乏しくて浮いて傷つかないよう心を守ってきたのが、そのピュアさが素敵な彼氏を引き寄せましたね!
察しが良すぎる小野センパイがゆづきの言いたいことをちゃんと察してくれて。
やってみたかったことを叶えてくれて。
良かったね〜(泣)
ゆづきが頑張ってるところをちゃんとわかってくれて、可愛い!甘やかしたい!俺が初めてだ!って双方めっちゃウィンウィンじゃないですか!
陰キャものは共感しちゃうので読むのが辛いのですが、こうやって頑張っていくのは良いですね!ゆづきの魅力に最初に気がついたのが小野センパイで良かった(泣)
陰キャだからと見下したり無視したり軽視したり悪口言われたり。大丈夫!大人になってそれなりの環境にいればなんとかなるよ!
幸せのかげに不幸あり?
王太子ジークフリート、なんだ君は?好きな子ほど意地悪しちゃう問題も度が超えてるでしょ!ノエルの自尊心をへし折り続け何がしたかったの?当てつけがましくもう一人の婚約者とイチャコラして。
しかも実は…ってアホかっ!
そして謎の虎族の皇帝ファリド。なぜそんなに初対面なのに溺愛なの?そんなに良くしてくれるの?と謎ばかり。
だけどノエルの前の妃との間に子供が二人います。後半まであんまり出番ないし話題にも上がらない。しかも虎族の雄の伴侶への執着は半端ないと。ならなんで〜?
謎ばかりの中ひたすら溺愛されるノエル。
まあ色々ありまして敵対視してた宮殿の人々もノエルに好意的になり…。
このへんで、このお話は何が伝えたいのか?と思ってたら!!
友から語られるジークフリートの本音。
そしてファリドから語られる本当の出会い。
う〜ん、ファリドがいくらノエルしか愛せないからってポリーナ可哀想すぎ。しかもそれを何とも思ってなさそうなファリドが怖い。
なんか後味が苦いお話でした。
笑った〜!
藤峰式さんの育成物?いいですよね!
エリートリーマンの自称ドSって言うからどんなけすごいの!?と思ったら〜。とんだ勘違い怠慢マグロ男だった。
ドМと噂の美人デザイナー潮田にドS育成講座を受けるなんて!エリートは向上心も全方位に高いですね。成長率が半端ない!超有望株で。
ここで勘違いが明後日の方へ暴走しなくて良かったです。謙虚に潮田に教えを請い真面目にサービスのSを学んで。
すれ違いはあったもののついに!?
あんなに職場で泉のことをネタに笑ってたのに、潮田が泉の真面目なとこ、スマートで紳士なとこ、講師が生徒に惚れちゃって。
お互いのどんな姿を見ても、ギャップ萌え♡
特に巻末の短編の泉が!なんて可愛いの!?
久しぶりにカラッと笑えました。
藤峰式さん作品の中でもライトな方ではないでしょうか?
なんか駆け足気味?
確かに健(義弟)がずっと拗らせてたけど。
想定内であんまり新鮮味が感じられなかったかも…。
幸崎ぱれすさんの作品をたどってるのですが、こんなに平和なお話は初めてかも。
義兄こと慧史の想いの深さがすごくて、でも絶対に自分からは伝える気も手を出す気もなかったみたいで潔いですね。
健のためにとうとう名門帝大の准教授にまでのぼりつめて!極めてますね!
ちょっとズレてる天才な義兄とワンワンな弟。慧史の嫉妬を見たかったな〜。
ディアプラスの雑誌は読んだことがないのですが、文庫本になると前半?でくっついちゃうので安心して読めはするけど、後半はもういいかな〜と思っちゃうのが私の悪い癖です。近いうちに続きを読みます。
親友の呪い?
あらすじの数十年後の再会は13年でした。あらすじを読んだときはいったい何歳で再会するの〜?と思ったら。
良いお話でした。
なんて言いますかレビューが難しい作品かなあ。ここがすごく良い!というよりは出会ってからと会えなかった期間と再会してからと。まあ佑星が可愛いやつって感じかな?
幼馴染で親友だろってところから、アルファだのベータだのオメガならだのありまして。
ある事件というのが、それ犯罪では!?圭都視点なのでこちらも圭都の思い込みを疑ってなかったのに…。
佑星の執念に頭が下がります。よく圭都を見つけてくれたね!よく助けてくれたね!よく親友だろってアレコレしてくれたね!
しかしその親友という言葉の呪いが圭都に呪詛返しのように苦しめて…。
13年差の片想い?すれ違ったね〜。
でも再会できて良かった!呪いも解けて良かった!佑星の圭都に会えなかった13年間がもう!もう!
ちょっと気になるのは、13年前の事件かなあ。圭都に思いが通じなくてやけになった佑星は単にキスしたかったのかな?とあとになるともしかして?と思えます。
あと圭都の叔父さんの借金の相手って本物なの?ちゃんと調べたの?証書とかアパートになかったの?
あれこれ気になる点はありますが、スーパーアルファな幼馴染とやっとおさまるところに落ち着いたお話でした。
は〜、読み応えがありました。
もうどうなるのかとハラハラしっぱなしで。
小中さんの国盗り物が大好きです。
今回はなんと半グレのやさぐれ男が異世界トリップ?みんなの愛する王子の身代わりに?
やさぐれ礼夜の小ずるさやハッタリや冴えわたる作戦に、こちらもどんどん興奮していきます。どこへ向かうのか?なにがゴールか?
最初は辛いんですがね、なんとか乗り越えて読み続けるとだんだん手に汗握る展開になってきますよ!
礼夜の発想や戦略は前世の知恵と知識からなのでしょうか?すごいです!読んでて自分も彼の一味になった気分になってきます。
そして美しき色悪騎士ヴィダール。彼との関係性の変化や駆け引きや、すわ!別れか?なところもぐっと引き込まれます。
最後も良かったですね。みんな生きてて良かったね(泣)
愛され王子と顔が同じなだけの礼夜がかえってみんなに憎まれながらも、みんなを導くところ!みんなについていきますと思わせるところ!絶対に最後まで礼夜を認めないだろうと思ってたヴィダールが!なところ!
ついつい小中さんの他作品を連想してしまいますね。あちらは心を入れ替えた美青年、こちらは薹が立った顔だけ王子そっくりの胡散臭い男。
口が悪くて愛に飢えてて弱さを閉じ込めて。礼夜が愛おしいです!
乱世の切羽詰まった感がすごく感じられました。
異世界転生でこれやっちゃうか〜!と本編でも思ったら、おまけではもうBLゲーム好き腐女子の夢のようなお話で。
メルとレオが樹の妹の美樹の元へ現れ…。
感動の再会?いや誰?どこかで見たことある気がするんだけど…からの!実は…とあかすと!
推しのレオ×ジョシュアだったのが二人と会ったら推し変して、レオ×メルを描いて描いて描きまくりな美樹。
明日は同人誌発売会の夜、売り子が熱で来られなくなった〜助けてお兄ちゃ〜んと連絡すると。
二人で駆けつけてくれて。
売る予定の本のデータを見せたらレオはノリノリになって。衣装を着ていこう!と。
もちろん売り子の効果は絶大で本は完売。
美樹は今までの本と設定用に取り寄せたメル用のメイド服を持たせて二人を見送るのでした。
翌日レオからお礼がくるのも、だよね〜!!!