わりとサクッと読める作品でした。
登場人物には悩みがあるのですが、ほのぼのとした雰囲気でした。
この作品はお兄ちゃんは物凄く、ブラコンなんですが、そのブラコンっぷり温かく感じられました。朝の食卓の様子など、本当に心がほっこりしました。
そんな弟との生活に突如現れた高林。最初は高林の存在を良くは思わない章彦なんですが、大切な弟のために高林が出したある交換条件呑みます。
この交換条件を呑むところが本当にブラコン!w
全体的にほのぼのとしていてよかったのですが、最後の方はちょっと詰め込みすぎな気がしました。特に章彦の高校の時の話とか、もうちょっとなんかあってもよかったかな?と思います(ただ、あれ以上長いと作品の空気を壊すかもしれませんが)
萌えながらも温かくなる作品なので、読みやすいかなと思います。
前作の陰の功労者の騎一の話ということでどんな話になるのかワクワクしていたのですが…
帯を見てびっくり!話、ぶっ飛びすぎ!w
買うのに勇気が必要な人も中にはいるかもしれませんねw
読んでいて、赤ちゃんを産もうとする決意や、若様(お腹の中の赤ちゃん)を大事に思う気持ちを持つ騎一は凄い人なんだなと改めて思いました(前作でも結哉と和久井をくっつけるきっかけを作ったところでも凄いって思ってましたが)
オマケの結哉と和久井のその後は、ドラマCDで聴いていたのですが、その後のその後(要するにアレですw)があるだろうにと思っていたので、待ってました!と思わず言ってしまうほどw相変わらずのべた甘な二人は読んでいてニヤニヤが止まりませんでしたw